クローズアップ現代

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2019年8月29日(木)
日本から祭りが消える!あなたの“マナー”は大丈夫?

日本から祭りが消える!あなたの“マナー”は大丈夫?

日本の夏の風物詩である、祭りや花火大会が苦境に立たされている。「観客の安全を確保できない」「警備費がまかなえない」などの理由で、この2年間でおよそ50が中止に。観客の増加やマナーの悪さが各地で大きな問題になっているのだ。大阪の天神祭や徳島の阿波おどりなど苦悩する祭りの現場に密着!再生への道筋を探る。

出演者

  • つるの剛士さん (タレント)
  • 岡星竜美さん (目白大学教授)
  • 武田真一 (キャスター) 、 栗原望 (アナウンサー)

大混乱 マナー違反“安全確保が難しい…”

日本最大級の祭り、大阪の天神祭です。通りを埋め尽くすほどの来場者はおよそ130万人。主催者が最も頭を悩ませているのが、安全対策です。

栗原:大阪天満宮の入り口、この付近だけでもたくさんの警備員の方がいます。数えてみます。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13人。ものすごい厳重な警備態勢が敷かれています。

年々、負担が増しているという警備の現場。その最前線に密着しました。

天神祭 自主警備業務責任者 尾崎建爾さん
「大門規制増強隊、北進隊、これがですね、修羅場です。」

天神祭の警備を取り仕切る、尾崎建爾さんです。

尾崎さん
「花火が終わってから、いっぱいの人が帰る。ものすごい規制をはらないといけない。」

尾崎さんが作成した警備の計画書。警備員をどこに何人配置するかなど、およそ300ページにわたって細かく記しています。

今年(2019年)天神祭の警備員と警備スタッフは830人。10年間でおよそ2.5倍に増えました。

祭りの安全対策が大きく問題となったのは平成13年。兵庫県の花火大会で、大勢の人が折り重なって転倒。11人が亡くなりました。これをきっかけに、祭りの主催者には厳しく安全対策が求められるようになったといいます。

尾崎さん
「とにかく事故を起こさないように、安全を第一でということになると、より厚く警備員、誘導員を配置して対応するということで、必然的に(警備員の数)は増えている。」

午後6時半、花火会場に続く道がにぎわい始めます。

警察官
「前のからに続いて、ゆっくりお進みください。」

厳重な警備を敷いたのは、花火がよく見える場所にある、この橋です。橋の周りに警備員を60人以上配置。周辺の駅から流れ込んでくる人の対応にあたります。

夜7時、橋は人でいっぱいに。

警備員
「現時刻をもって規制開始しました。」

警備員
「規制開始の件、了解しました。」

尾崎さん
「源八橋、引き続き、ご安全に。」

警察官
「規制、開始。」

栗原:警察官の「規制開始」という声が響いています。警察官が今、黄色のロープを持って封鎖しています。

橋が来場者であふれてしまうのを防ぐため、警察とともに入場規制を開始します。

警察官
「現在、橋は通行できません。」

しかし…。

栗原:抜けました。

「入らないでください。」

花火見たさに規制をかいくぐる人が後を絶ちません。

夜7時半、花火が始まると…。

「向こうには抜けられないの?」

警察官
「橋では抜けられない。うかいしてもらわないと。」

「うかい(鵜飼い)って鳥ちゃうねん。」

「絶対行きたい。向こうがきれいに見えるもん。」

警察官
「危ないから、中に入りなさい。」

柵の外から進入を試みる人も。下に落ちれば、大惨事になりかねません。こうした危険な行為に対応するため、多くの労力を割いているといいます。

警備員
「マナーが悪い。モラルが悪い。」

栗原:どういうときに?

警備員
「誘導しても言うことを聞かないし。信号は(守らず)めちゃくちゃするし、聞く耳を持たない。」

さらに、祭りの盛り上がりとともに次々とトラブルが発生。

尾崎さん
「スロープで要救護者。人が倒れているとの情報。至急、向かってください。」

取材班
「どうしたんですか?」

警備員
「救急要請が入りまして。」

「体調を崩した」という来場者のもとへ救急隊とともに駆けつけます。

警備員
「道を開けてください。」

「通らせて。ちょっと担架を通らせて。」

今年の天神祭では、およそ30件の救急要請が発生。対応に追われました。
花火の来場者数がピークに達したのは夜8時前。

栗原:すごいですよ。交通規制をした国道1号線。人がぎゅうぎゅうになっています。

今年、警備にかかった費用はおよそ4,300万円。10年前の2倍に増えました。警備員の人手不足も深刻な中、このままでは祭りの存続に関わりかねないと、主催者側は危機感を募らせています。

天神祭を主催する大阪天満宮 柳野等さん
「(来場者が)イベント感覚、レジャー感覚になってしまって、(祭りを)やっている人たちの気持ちをご理解いただけないことが増えたのでは。抜本的な対策を見いだせないまま、この状態ですと(祭りの運営は)非常に危ない。」

このままでは安全が確保できない。各地では、祭りや花火大会が中止に至る事態が相次いでいます。70年近い歴史を誇った「西日本大濠花火大会」も去年(2018年)で終了となりました。会場の収容人数を超える観客が殺到。会場内のひまわり250本が踏み荒らされ、問題となりました。

地元住民
「一部のモラルがない人によって、(花火大会が)なくなってしまうのは残念。悔しいですね。」

中止の波は北海道にも。旭川市の「石狩川フェスティバル」で問題になったのは、来場者の路上駐車です。警備員を増やしてきましたが、予算が追いつかず、対応が難しくなりました。人気だった、よさこいのステージと打ち上げ花火。苦渋の決断で取りやめました。

第29回 石狩川フェスティバル 実行委員長 上田桂輔さん
「たくさんの方々がゼロから作ってきたイベントで、本当に地域にも愛されているイベントだと実感。本当にやれたらよかったと思うけど。」

実は今日のゲスト、つるの剛士さんが毎年楽しみにしていたこの花火大会も、今年は最寄り駅の工事などで混雑が予想されることから休止に。

ここでも問題になっていたのは、マナーの悪さ。花火の後、ごみが散乱する様子に、つるのさんはこうつぶやいています。

つるの剛士さんのツイッターより
“寂しくなります。心の中も雨が土砂降りです。”

あなたの“マナー”は大丈夫?

ゲスト つるの剛士さん(タレント)
ゲスト 岡星竜美さん(目白大学教授)

武田:つるのさん、どんな思いだったんですか?

つるのさん:地元の毎年秋に恒例化されている花火大会なんですけれど、大規模なもので、たくさんのお客さんがいらっしゃるんですけれど、去年はちょうど天気的に花火の途中にゲリラ豪雨がやってきて、お客さんも予期していなかったので、レジャーシートを置き去りにして、そのままあとを去っていって、雨が上がって次の日になってみたら、こういう惨状になっていて。日ごろ、地元の皆さんは海をすごく大切にしているので、ビーチクリーンをやったりして、きれいに保っていますけれども、ほかから来た方たちが、海を、ビーチを汚していく様を見て、なんか、いたたまれなくなって。これから毎年恒例にして、すごく楽しみにしていた花火大会がこういうことでもし中止になるんだったら寂しいなという思いでつぶやいたんですけれどね。

武田:イベントや祭りの研究・企画に長年携わっていらっしゃる岡星さん。岡星さんはマナーの低下の理由として、「フリーライダー」という問題があると、ご指摘されています。

岡星さん:そのまま訳しますと「ただ乗り野郎」みたいな言葉になるんですけれど、自分では責任を持たないで何か楽しいことがあると、どんどん相乗りして騒いじゃおうという無責任な人たちですね。主催者の目が届かないような規模のイベントになってきますと死角ができるといいますか、見えないところでごみを捨ててやろうとか、これだったら許されるだろうと思っている人が一定数いるのは残念なことですね。

武田:主催者や地元と、訪れる人の間に距離感があると。

岡星さん:目の届かないというか、規模が大きくなりすぎたというのが1つの弊害だと思います。

“安全確保が難しい…” 主催者の悲鳴

武田:取材では、全国でおよそ50の祭りや花火大会が中止ですとか、大幅な規模縮小に追い込まれたことが分かりました。

栗原:今回、地図上には、花火のみ中止というケースも含まれていますが、それでも多かった理由としては「安全対策が難しい」という理由を挙げているところが多かったんです。

見ていきますと、神奈川県のお祭りでは「観客が急増して会場がすし詰め」、とても安全対策は難しいということなんです。ほかは、静岡県の花火大会では困ったことに、「酔って海に入ろうとする人もいて、警備員が足りない」という切実な声もありました。ほかには、こんな意見もあったんです。同じく静岡県の花火大会ですが、「マナー違反が多い。主催者責任が年々重くなっている」ということだったんです。

武田:岡星さんも祭りの企画を手がけられていますが、「主催者責任が重くなる」ってどういうことですか?

岡星さん:本来であれば、自分たちが管理できるエリアというか、空間を見ていればいいんですけれど、本当に目が届かないところまで人が増えてしまうと、どこまで見ればいいのかというジレンマに陥るんです。そのままお酒を飲みに行って事故を起こしてしまった。そこまで見るのかとか。目の届かない先の先の町まで行って何かトラブルを起こした。それもこっちの問題なのかというところが今、主催者はすごくジレンマがあるところだと思います。

武田:つるのさんは地元で思い当たることはありますか?

つるのさん:今年、花火大会が中止になるんですけれど、それは安全確保で、駅の改修があるので、たくさんのお客さんが帰れないというので、中止になるんですけれど、つい3日前、うちの地元の氏神様のお祭りがありまして、太鼓の音がしていい雰囲気だと思ったんですが、外に出てみると、それこそ警備員の方たちがあっちこっちに立っていらっしゃって、そこに車が来るんだけど、誘導する際にちょっと警備員さんといざこざになったりとか、本来、地元の楽しいお祭りであるところが、物々しいというか、本末転倒というか、寂しい気分にはなりましたね。

栗原:今回取材してみますと、地域の人口が減少する中で「資金不足」や「担い手不足」で祭りが厳しい状況になっているということです。そうした中、今回私たちは赤字に苦しむ、徳島の阿波おどりの現場を取材しました。

人口減少で岐路に…阿波おどり 今年は?

毎年100万人が訪れる徳島の阿波おどり。華やかな祭りの舞台裏で、大きな問題になってきたのが赤字です。会場の設営や警備などにかかる費用が積み重なり、一昨年(2017年)までで累積赤字額は4億3,600万円に膨らみました。

去年、運営を改善する方針をめぐって、徳島市と踊り手団体とが対立。

「鳴り物がきたら、そこどいてね。」

改革の行方が全国の関心を集めました。
再生をかけた今年、徳島市が運営を委託したのが、興行のプロフェッショナル集団。陣頭指揮を取るのは、東京の大手イベント会社取締役、前田三郎さんです。

大手イベント会社 取締役 前田三郎さん
「聖域なく原点からもう一回見直して、来年どうあるべきかを考える。」

阿波おどりの運営を任された期間は5年。今年のミッションは、祭りのむだを洗い出すことです。
盆踊りとして、400年以上の歴史を持つといわれる阿波おどり。昭和40年代以降、市や地元企業が中心となって全国にPR。地域の観光産業に欠かせない日本有数のイベントに発展しました。
一昨年まで祭りを主催してきた団体の元幹部は、規模の拡大が地域経済を大きく潤したといいます。

元主催団体 会長 近藤宏章さん
「赤字でいいと、少々。逆に言えば、そこでご飯を食べてくれたり、買い物をしたりっていう波及効果で、結果的に税収として徳島市に上がっていくもの。来ていただくお客さんに満足して帰ってもらうことが一番。」

観光客の期待に応えようと拡大してきたのが、「桟敷席」と呼ばれる有料演舞場です。昭和49年、4日間で延べ9万席だった規模は、平成以降、最大で12万席まで膨らみました。

その結果、修繕や改修作業などで毎年、数百万円の費用がかさみ、20年間でおよそ1億2,500万円に。さらに、平成10年からは観光客を運ぶシャトルバスの運行を開始。その経費は6年間で1億円を超えました。
今年、すべての有料演舞場を見て回った前田さん。中には空席が目立つところも。

前田さん
「毎年ちゃんと、いちから考えて(祭りを)組み立てるってほうがいい。」

赤字解消を目指して。祭りの拡大路線に歯止めをかけ、桟敷席の数を見直すなど、規模を縮小していく必要があると考えています。

前田さん
「座席を作る経費もかかる。そういったことがすべての場所で発生していて、コストをコンパクトにまとめて、いわゆる人口減少の時代に合うような、自分たちの祭りのスタイルを作っていない。そこは大きな課題だと思う。」

今年、阿波おどりは台風の影響で、4日ある開催期間中、2日が中止。赤字は9,000万円以上になる見込みです。

人口減少で岐路に…担い手不足に新アイデア

祭りを運営する担い手をどう確保するかも、日本の祭りが抱える大きな課題です。この日、盆踊りの運営を支えているのは、「サポーター」と呼ばれるボランティアです。

サポーター
「まだ難しい。」

参加のきっかけは、このSNS。サポーターとして登録すると、人手が必要な全国各地の祭りから募集がかかります。

この日は、5人のサポーターが参加しました。

盆踊り運営委員
「助かっています。」

祭りに関わるさまざまな仕事を行うことで、運営側の苦労を身をもって知ることができたといいます。

サポーター
「いろんな人がごみを投げ捨てていっちゃうので、自分が(祭りで)捨てるときのことも考えた。」

SNSを使ってサポーターを募っているのは、祭り専門のコンサルティング会社です。

「市長がおっしゃっていたように(祭りで)食とか、その土地ならではの体験ができたら面白い。」

会社が力を入れているのが、祭りの運営に多くの人を巻き込むこと。
この日は、人手不足に悩む、大阪の花火大会の主催者が訪ねてきました。

大阪 りんくう花火 主催者
「本当にどうにかして、なんとかご協力いただけたらなと思いまして。」

そこで会社が紹介したのは、地域の活動に貢献したいという、たばこメーカーです。協賛金に加え、当日の人手としても参加してもらえることになりました。

たばこメーカー 担当者
「地域のかたと関係強化するうえで、お祭りほど地域に密着したものはないと思う。」

祭りコンサルティング会社 代表 加藤優子さん
「関わることによって、祭りの主催者側の意識というか、祭りの裏側を知ることによって、お互い今後、長い間、気持ちよくお祭りに参加できるようにすべきだなと思っています。」

人口減少時代の祭り。あるべき形とは?

人口減少で岐路に…存続のカギは?

栗原:人口減少の時代といわれますけれども、「資金の問題」や「担い手の問題」で中止をした祭りも多かったんですね。見ていきますと、岡山県の花火大会では、「自治体からの補助金がおよそ半分になって資金不足になってしまった」と。そして北海道を見てみると、旭川市の花火大会は「もともと地元の寄付金で成り立っていたんですが、年金生活者が増えてこれ以上、負担は求められない」という話でした。前半のVTRでもご紹介した、同じく旭川市のお祭りですが、安全対策に加えて「担い手不足も深刻だ」ということだったんですね。
今回、取材しますと、人口減少に加えて、高齢化ですとか、地域財政の厳しさ、今、日本が抱える課題が祭りに直撃しているということが浮き彫りになってきました。

武田:もともと地元の行事だったお祭りが、どんどん規模が拡大していったことのひずみがあらわれているんだと思うんですけれど、つるのさんの周りではどうですか?

つるのさん:僕もさっき話しましたが、阿波おどりが大好きで、それこそ、東京・杉並、高円寺の阿波おどりに行ったり、徳島ももちろん行ったんですが、空港が、まさに阿波おどり空港っていうぐらい、県を挙げての大エンターテインメントだと思います。
話はずれるかもしれませんが、僕の地元・江ノ島では、冬のイベントとしてイルミネーションがあるんですね。そこは関東でも結構有名なイルミネーションになっていて、だんだん毎年バージョンアップしていかないと、より規模が拡大して、みんなが来てくれないんじゃないかって。今年やっている時も来年の心配をしたり、どれくらいのライトを何万個増やせばいいのかって心配しているんです。そうなってくると本末転倒というか、最初はどんな感じだったのかなというのがあります。何のためのイルミネーションだったのかなとか。

武田:規模拡大の理由を岡星さんはどうみていますか?

岡星さん:イベントの場合、あれがあるから行くというような観光の目的物。本来、観光であれば、スカイツリーがあるとか、お城があるとか、ものですね。ですけれども、美術館とか、文化センターとか、箱ものもあります。そういったものを簡単には増やせないので、どうするかといったら「こと作り」。イベントであることを増やしていくと。こういうことは時期を問わずできますし、何回もできると。そういうことから、イベントに対して期待が高まっているし、それがまた経済効果も大きくなれば、どんどん規模が拡大する傾向ではありますね。

武田:お祭りの収支を、皆さんなかなか考えたことはないと思いますが、こうなっているそうです。収入は企業の協賛金、自治体の助成金など、近年どれも減る一方。一方、負担のほうは重くなっていまして、警備費のほか、最近エンターテインメント性が高くなっていますので、音響機器とか照明とか設備費もかさむし、花火の費用も重くなるということで、まさにこういった拡大志向が地元のお祭りの運営を難しくしているという現状があります。

こうした資金の問題、そして担い手不足の問題が見えてきたわけですが、祭りを今後存続させていくために、岡星さんは何が必要だと考えていますか?

岡星さん:イベントとか祭りそのものにはさまざまな目的があるんですね。今、出てきたような経済効果を求めるというのもありますし、また、地元を有名にするとか、知名度を上げるということもありますが、そのほかに、伝統を継承したいとか、もしくは新旧の住民の交流がないから、地域の絆を作るためのイベントとかお祭りとか、目的ってさまざまなんですね。それを自分たちでもう1回見直して、原点回帰といいますか、自分たちの地域の祭りを、自分たちの手に取り戻すと。今後、そのような活動があっていいんじゃないかと。

武田:今は何でもかんでもやろうとしていると。

岡星さん:かなり欲張りに目的を多くしちゃっているような気もしますけれどね。

武田:何を目指すのかという、本来の目的を見直すと。

栗原:そうした中、今回取材する中でヒントになるような動きも見えてきたんです。埼玉県美里町のお祭り。今年、花火大会をやめたんですね。その代わり、かがり火をたいて、灯籠に火をともす伝統行事に注力することにしたんです。小規模ながらも、身の丈にあった祭りを模索する動きが出始めているんですね。

武田:つるのさん、どうですか?

つるのさん:地元に根付いた伝統もあるお祭りなのでなくなってほしくないというのはあるんですけれど、基本的にお祭りっていうのは、町に根付いたローカリズムなものだと思うんですね。例えるなら、サーフィンだと、全国的なルールもあるんですけど、地域のルールみたいなのがあって。僕らが違う海に入る時は、その方たちに敬意を持って入らなきゃいけない。ローカリズムにしっかり勉強して入っていく。敬意を払って入っていくのがあると思います。

武田:お祭りも同じだと。

つるのさん:僕はそういうふうに思っています。
キャンプも毎年やっていますが、すごくたくさんの人が増えてきて、最近これをやめようと、だんだん原点回帰で身の丈に合ったキャンプにしていこう、みんなが楽しくなるような身の丈に合ったキャンプにしようということで、最近キャンプがすごく小規模になっちゃって。

武田:身の丈に合ったものにして、地元に敬意を払うということですね。