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2019年7月22日(月)

京都アニメーション 世界に広がる支援の輪

京都アニメーション 世界に広がる支援の輪

京都アニメーションのスタジオが放火され、34人が死亡、34人が重軽傷を負った事件。世界中から悲しみの声が寄せられるとともに、「負けるな」「がんばれ」という声も上がっている。アメリカのアニメ関連会社が立ち上げたクラウドファンディングには、既に2億円以上が集まり、今も金額は増え続けている。フランスやタイでもアニメファンたちが支援を呼びかけている。世界から「日本の宝」と言われ、世界に誇る文化の担い手となっていた京都アニメーション。今回の事件はその損失の大きさを改めて浮き彫りにしている。関係者への独自取材で掘り下げる。

出演者

  • 数土直志さん (アニメジャーナリスト)
  • 武田真一 (キャスター)

作品を支えるクリエーターの情熱

今年(2019年)1月までNHKで放送していた京都アニメーションの作品、「ツルネ-風舞高校弓道部-」。5人の男子高校生が弓道部で出会い、互いにぶつかり合いながら成長していく過程が描かれています。
「ツルネ」をはじめ、作品の高いクオリティーが評価されてきた京都アニメーション。先週、突然、悲劇が襲いました。京都市のスタジオが放火され、アニメーターたち34人の命が奪われたのです。事件の直後から、多くのアニメファンが犠牲者に祈りをささげ、再建を願う声を上げました。なぜ京都アニメーションは、人々を魅了するのか。アニメーターたちは作品にどんな思いを込めていたのか。

「ツルネ」を製作するために、アニメーターたちが訪れた長野市。彼らの取材の様子から、その一端が見えてきました。
製作スタッフを弓道場などに案内した、ながのフィルムコミッションの跡部晴康さんは、取材の緻密さに驚いたといいます。

ながのフィルムコミッション 跡部晴康さん
「いろいろと勉強されてきたうえで現場もみて、ディテールを記録されて。」

弓を引くときに立つ場所。使い込まれ、板の色が変わっています。実際に的を見たときには、どれほどの距離を感じるのか。的を射ぬいた矢は、どんな音をたてるのか。製作スタッフは、こうした現場だからこそ感じられる空気感を大切にしていました。
製作スタッフが取材した実感を記したブログです。

“弓の重さと感触を確かめる。”

“お、重い…。”

“弓や矢の取り扱いを教わったりと、中身の濃いものになりました。”

僅か数秒の短いシーンの背景を描くためにも、製作スタッフは取材を尽くしていました。
訪ねたのは、神社への階段。製作スタッフが注目したのは、階段の脇に置かれた箱でした。

跡部晴康さん
「塩化カルシウムってなんですか?って。冬場(道が)凍結したりとか、積雪があった時の融雪用の塩化カルシウムですね。」

こちらがアニメに登場した階段。その脇には、融雪剤もしっかりと描かれています。

長野市には「善光寺平用水」と呼ばれる水路が街のあちこちを流れています。主人公の家がある場所は、水路がある住宅地の中にある設定とされました。自然豊かな地方に暮らす主人公が感じる、風土や空気感も描き込みたい。その思いが詳細な描写に表れています。跡部さんが特に印象に残っているのが、小さな銅像に目をとめ、熱心に写真を撮っていたことでした。

跡部晴康さん
「かっぱの像があるんですけど、(ロケ)当日、アニメーターの方が気に入られて。おもしろがっていましたよ、なんでかっぱ?みたいな。」

そのかっぱは、物語の中でどう使われたのか。初めはぎくしゃくしていた5人の仲間が、かっぱの前で記念撮影。登場人物の関係性が少しずつ変わってきたことを示す重要なモチーフとなりました。

跡部晴康さん
「よく使ってくれたなって。うれしいですよね。そのディテールに詰まった真実というか、リアリズムですよね。実際、なんのための物なのかというところまで把握されたうえで描かれていると思うし。世界に誇れるものという矜持(きょうじ)を持ってつくられているのだと思います。」

緻密な取材に基づいて製作されてきた、京都アニメーションの作品。どの作品にも共通するのは、人間なら誰もが抱えている葛藤や弱さを、温かいまなざしで見つめていること。そして困難を乗り越え、成長する姿を描いてきたことです。

近畿大学 准教授 岡本健さん
「京都アニメーションの作品は、人間のいいところや、困ったことがあっても何とかして解決しようと前向きな気持ちが伝わる作品が多いと思う。そこがすごい魅力だと。頑張っている姿とか目標に向かっている姿とか、安心して、あしたからまた頑張っていこうと思えるような作品が多かった。」

アニメ界をけん引してきた京都アニメーションを襲った悲劇。その悲しみと支援の輪は国境を越えて、世界中に広がっています。

米・タイ・仏・中 作品に救われた人たち

アメリカで、日本のアニメを配給する会社を営む、ジョン・レッドフォードさんです。被害の大きさに心を痛め、少しでも役に立ちたいと、クラウドファンディングを立ち上げました。

心の込もったメッセージと共に、全世界の6万人から次々と寄せられた寄付。その金額は想定をはるかに超え、すでに2億円にまで達しています。

アニメ配給会社 代表取締役 ジョン・レッドフォードさん
「これほど多くの共感が集まったことに驚いています。“京アニ”は日本の国宝ともいえる存在です。これだけの反応が寄せられたのは、“京アニ”がその作品を通じて世界中にアニメファンのコミュニティーを形成してきたからにほかなりません。」

人生に気付きを与えてくれた京アニに恩返しをしたいと、寄付をした人がいます。バンコク近郊に住むニューさん、25歳です。京アニの代表作の一つ、「けいおん!」と出会ったのは、およそ10年前。自宅の部屋には、これまで買い集めてきたグッズが所狭しと飾られています。

ニューさん
「中野梓ちゃんです。アニメが好きですけど、特にこのキャラクターがいちばん好きかな。」

バンド活動を通じて仲間との絆を深めていく同世代の主人公の姿に感化され、みずからの青春時代にも大きな変化があったといいます。

ニューさん
「キャラクターたちのまねをしてバンドを組んだことで、仲間と高校生活をエンジョイすることができたんです。“京アニ”の作品を見れば見るほど、人生が豊かになってきたと思います。」

アニメの制作者を尊敬し、京アニの本社やスタジオも“巡礼”したことがあるニューさん。事件発生を知り、何かをせずにはいられなかったといいます。

ニューさん
「個人的な知り合いではなく、作品を通じて知っていただけですけど、私の人生の一部が欠けてしまったように感じています。私たちのできることは励ますことだけです。あなたたちのことが大好きです。見捨てることは絶対にできません。」

京アニへの支援は、寄付に限らず、さまざまな形で広がろうとしています。日本アニメの熱心なファンが多いことで知られるフランス。おととい(20日)、パリの漫画喫茶に集まったのは、半年前に立ち上がった京アニファンコミュニティーの中心メンバーです。会員は620人。フランス国内での作品上映を一つでも多く実現させようと、プロモーション活動などをしてきました。

ファンコミュニティーのメンバー
「あの日は悲劇を前に、仕事が手につかなかったよ。」

「アニメ界でも特別な才能を持っていた人たちだった。犠牲者や負傷者、その家族のことを思うと居たたまれないわ。」

自分たちに今、何ができるのか。議論の結果、日本へ送るメッセージを集めたり、インターネットで京アニ作品を購入するよう呼びかけることにしました。

「ネットでアニメを買えば、(“京アニ”に)お金が振り込まれます。具体的な行動を通じて、私たちの心が“京アニ”と共にあると伝えたいのです。」

世界のアニメ業界では、今回の事件に負けず連帯を強めようという動きも出始めています。アニメ産業が急成長し、市場規模が3兆円に迫ろうとしている中国。その原動力になっているのが、京アニをはじめとする、日本アニメを見て育った若手クリエーターたちです。

アニメ製作会社 社長 肖迪さん
「中国の若いアニメ制作者たちは、“京アニ”作品の影響を大きく受けて自分たちのスタイルを確立してきました。つまり、日本を追いかけてきたのです。だからこそ今回の事件には大きな衝撃を受けました。本当に残念で仕方がありません。」

大手動画配信サイトのアニメ部門を取り仕切る、葛仰ケンさん。中国で未公開の作品の買い付けを進めるなど、窮地に立つ京アニを、ビジネス面から支えていきたいと考えています。

動画配信サイト 責任者 葛仰騫さん
「募金も良いのですが、もっと大切なことは、できる限り業務上で協力して支えていくことです。私は“京アニ”の作品をもっとたくさん中国で紹介し、その素晴らしさを伝えていくつもりです。」

八田社長からのメッセージ

武田:京都アニメーション社長の八田英明さんは、先ほど、私たちの番組にメッセージを寄せてくださいました。八田さんは先週、ニュースで、世界中の人たちが事件を悼み、支援の動きが広がっていることを知り、そうした人たちに言葉を届けたいと考えたということです。そのメッセージです。

“未曽有の出来事により、かけがえのない仲間たちが傷つき、命を奪われました。報道で世界中、信じられないほど多くの人たちが、私たちに想いを寄せて下さっていることを知りました。
皆さんの想いは、今、暗闇に立ち向かっている私たちにとって、かけがえのない縁(よすが)です。
今、この瞬間も病院で苦しみ、精一杯生きようとしている仲間たちがいます。
家族の命を奪われ、哀しみのただ中にいる方々がいます。
今暫(しばら)く、時間をください。
京都アニメーションは、これからも世界中の人たちに
夢と希望と感動を育むアニメーションを届け、社員、スタッフの幸せを実現し、社会と地域に貢献していくため、手を差し伸べて下さる方々とともに、必死に戦っていきます。

株式会社京都アニメーション 代表取締役社長 八田英明”

武田:世界中から寄せられている支援の声について、京都アニメーションでは、受け入れの準備が整いしだい、改めて公式ホームページ等で案内する方針だということです。
日本の宝ともいわれる京都アニメーションのクリエーターたち。どんな人たちだったんでしょうか。一人の父親が多くの人に知ってもらえたらと、取材に応じてくださいました。

作品を支えるクリエーターの情熱

火災の翌日、娘の安否がいまだ確認できないという男性と出会いました。

津田幸恵さんの父 伸一さん
「気持ちはないです。はっきりしていないから。警察に行ったが、(確認に)まだちょっとかかると。」

男性は事件を知った直後に会社に電話し、娘がスタジオの2階で作業していたことを知りました。娘の携帯に何度も電話をかけましたが、今も連絡が取れていません。

男性が捜していたのは、京都アニメーションを20年にわたって支えてきたクリエーター、娘の津田幸恵さんです。主に担当していたのは、作品の色を最後に仕上げる作業。「ツルネ」や、最新作の「劇場版Free!」など、数々の代表作に携わっていました。父の伸一さんは、今回の事件をまだ受け止めきれずにいます。

伸一さん
「身元の確認が全部できてないでしょ。ほんだら、ひょっとして、ひょこっとまだ出てくるんちゃうかとか。遺体と対面するまでは、最終決定じゃないいう。」

幸恵さんは幼いころ小児ぜんそくを患い、発作に苦しみました。外で遊ぶことが制限される中で没頭していったのが、絵を描くことでした。

伸一さん
「気持ちの吐き場所いうんか、それが絵かな、たぶんね。とにかく、ぜんそくで苦しんでる日にちが長かったですね。あんまり楽しみってなかったんちゃうかな。」

自然とアニメーションの世界を志すようになった幸恵さん。兵庫県の高校を卒業後、親元を離れ、大阪にある専門学校でアニメを学び始めます。そして2年後、就職したのが京アニでした。このとき、創業からおよそ20年。演出から仕上げまで、すべて行う体制を整えていた京アニ。幸恵さんは、そのメンバーの1人として採用されました。
幸恵さんはその後、次々とヒット作品にも参加するようになります。繊細な色使いを駆使して、キャラクターの躍動感を生み出すことを支えてきました。京アニに入ってから幸恵さんは大きく変わったと、伸一さんは感じています。

伸一さん
「顔つきかな。それがもう全然、いうたらこう、屈託のないような感じに、だんだんなっていったというか。明るく自分からなんでも、今の仕事の状態とかをどんどん話してくれるようになったんでね。好きなことできたからちゃう。」

事件の翌日、伸一さんは東京から駆けつけた幸恵さんの友人から手紙を渡されました。仕事にも仲間にも、全力で向き合っていた幸恵さんの無事を祈る気持ちが込められていました。

“私がめちゃくちゃに落ち込んで自暴自棄になった時、君は仕事が忙しいにもかかわらず、京都から東京に駆けつけてくれて、一晩中、私の話を聞いてくれた。私はいつか、君に何かがあったら、どんなときでも駆けつけようって決意したんだよ。”

“私は、君がどんなにアニメーターという仕事に誇りを持っているか、知っている。君がどんなに頑張っているか知っている。”

幸恵さんの父、伸一さんには、大切な思い出があります。作品のエンドロールの中に、幸恵さんの名前を初めて見つけたときのことです。

伸一さん
「最初ね、必死で探しましたけどね。」

(見つけたときは?)

「あ、ある。字、まちごうてない、いうふうに思って。最初はまあ、ぽつんとやね。(小さいころからぜんそくで)苦しんどったからね。ちょっとね、おっきいですよね。」

今回の事件を受けて、同業者の間にもショックが広がっています。神奈川県にあるアニメの原画を制作する会社です。原画を描いて30年という社長の坂本次男さんも、戸惑いを隠せません。

アニメ製作会社 社長 坂本次男さん
「ひと言で『大変だったですね』じゃすまされないと思うんです。実感としてまだ、いま現在もわいてこないんです。」

京都アニメーションの作品からは、常に手間を惜しまない作り手の情熱を感じてきました。「ツルネ」では、主人公の表情と共に、さまざまな風景が次々と織り交ぜられていきます。気持ちの揺れ動きを表現するために、丁寧な映像表現がなされているのです。毎週放送されるテレビアニメで、これほどの手間をかけることは容易ではないといいます。

坂本次男さん
「(高い)クオリティーを目指してずっと同じような形を姿勢で通していくのは、見ていてすごいなって思います。こういう不幸な事件があったんですけれど、そのブランドだけは大事に、またなんとか立て直してもらいたい。」

きょうも京都アニメーションの作品の舞台となった場所には、それぞれの思いを胸に、多くのファンが訪れています。

ノートに書かれたメッセージ
“京アニは私の人生の道しるべです。”

“必ず立ち直ることのできる会社と信じています。”

ファン
「(京アニの)作品のおかげで、つながる勇気、関われる力の強さとかを得ることができました。」

海外からやって来たファンも…。

ノートに書かれたメッセージ
“京アニ 頑張って!”

海外からのファン
「火事で亡くなった人たちに気持ちを伝えたくてここに来ました。とても残念に思います。」

「中国のアニメファンは、この事件に関して心を痛めています。同じ年代の子は日本のアニメが好きです。みんなが心を痛めているんです。」

“京アニ” 世界に広がる支援の輪

ゲスト数土直志さん(アニメジャーナリスト/日本経済大学大学院 特任教授)

武田:アップルのティム・クックCEO、カナダのトルドー首相は、こんなメッセージを発しています。

アップル ティム・クックCEO(Twitterより)
「京都アニメーションは、世界の最も才能のあるアニメーターと夢を追う者たちの本拠地だ。“京アニ”のアーティストたちは、彼らの傑作を通して、世界中のさまざまな世代に喜びを広めてくれた。」

カナダ トルドー首相(Twitterより)
「日本の皆さんへ、私たちはこの悲劇的な喪失をあなたたちと共に嘆き、けがをした方々の一日も早い回復を祈っています。」


武田:私も、京都アニメーションの作品のファンの一人です。アニメファンの息子たちを通じて、たくさんの作品を知り、子どもたちと一緒に笑ったり泣いたりしながら見てきました。それは私たち家族にとっては、本当に大切な時間でした。そんな作品を届けてくれた人たちの命が奪われたことに、深い深い悲しみを感じています。長年、アニメについて研究している数土さんは、この多くの才能あふれるクリエーターが犠牲となった今回の事件、どんなふうに受け止めていらっしゃるんでしょうか。

数土さん:最初は本当に言葉がない。当然、怒りとか悲しみとかがあるんですけど、どんな言葉もふさわしくないぐらい、語れない。今、本当に世界の方々が応援しているという話を聞いたんですけれども、それを見れば見るほど、失ったものの大きさにとても衝撃を受けて、喪失感を感じますね。

武田:失ったものの大きさ。本当に大勢の方々の尊い命はもちろん、そして、生み出してきた作品ということもありますね。

数土さん:一つ一つの作品、一人一人のスタッフって本当にかけがえのない、代えようがない方々なんですよね。本当にその人たちから生まれる個性というのは、その人だけのものなので、これ、本来であればこれから先、生まれるはずだった作品やクリエイティブ、それがすべて失われてしまったという、本当に悲しい事件だと思いますね。

武田:世界中に悲しみや、また、支援しようという声が広がってますけれども、これはどういうことが起きているとお感じになっていますか?

数土さん:京都アニメーションの作品自体が、われわれが思っている以上に世界に広がっていて、おそらくそこは京都アニメーションの描いてきた世界が、特に10代、20代の人たちの共感を呼び、そこに重なることで広がっていった。特に京都アニメーションみたいな、京都にある本当に小さなスタジオが、世界に向かってそれを発信し続けていたということ、それが本当に驚きだったと思いますね。

武田:SFとかいろいろな世界がありますけれども、作品の多くは、例えば日本の学校だったり、地方の暮らしだったりするわけですよね。それが世界の人たちにも届く。

数土さん:たぶんシチュエーションというのは関係ないんだと思うんですね。本当に人の心の動きという、そこがメッセージになっているんではないかなというふうに思うんですね。

武田:本質が伝わってきたということなんですね。

数土さん:物語の本質、人の本質なんだと思いますね。

武田:世界中で愛されるアニメを作ってきた京都アニメーション。なぜ有能なクリエーターたちが活躍できているのか。数土さんは、“人づくりが作品づくり”という、この会社の理念について挙げてらっしゃいますけれども、これはどういうことなんでしょうか。

数土さん:アニメーションって、おそらく多くの人は監督やキャラクターデザイナー、そういった方が中心と考えると思うんですね。もちろん中心になってはいるんですけど、実は一本のアニメーションを作るのには、何百人単位の人が関わってくる。京都アニメーションはその一人一人を大事にして、その一人一人のレベル、クオリティーを上げることによって、すばらしい作品を生み出してきたんではないかなというふうに思っています。

武田:その一人一人を大切に育ててきた。そしてその人たちが丹精込めて丁寧に描いてきた、それが京都アニメーションの作品だし、まさに皆さんの生きざまそのものでもあったわけですよね。

数土さん:おそらくそれは、世界の人もそうだし、日本の一緒にアニメを作っている方たちも非常にリスペクトし続けていたものなんだと思います。

武田:必死に戦っていくという八田さんの言葉がとても胸を打ちます。その戦いがいつまで続くか分かりませんが、私たちもファンの一人として、心を寄せていきたいと思っています。

数土さん:本当に一日も早く、皆様がよくなられることを祈っています。

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