クローズアップ現代

毎週月曜から木曜 総合 午後10:00

Menu
2018年5月16日(水)
あなたの隣もごみマンション!? 現役世代に広がる“孤立”

あなたの隣もごみマンション!? 現役世代に広がる“孤立”

「ゴミであふれるマンションの部屋をどうにかしてほしい」。いま、バリバリ働く現役世代から専門業者への片付けの依頼が増えている。メーカー勤務の30代男性は、社内の異動を機に自分の能力を超えたレベルの仕事を求められ、ストレスを感じるようになったのがきっかけで部屋が荒れた。40代女性看護師は元々キレイ好きだったが、患者からの過剰要求が引き金になった。高齢者のゴミ屋敷と違い、見えにくく、周囲から気づかれにくいのが、現役世代のゴミマンションだ。実は、孤立死につながることも少なくない。専門家の指摘では、職場など人とのつながりがある一方で、いびつな形で自ら“孤立”を求めていく、現代特有の新たな“孤立”ではないかという。中には、結婚していてもゴミマンション、というケースも。誰もが陥り得る、現代の見えにくい孤立。そのリスクと対策を考える。

出演者

  • 岸恵美子さん (東邦大学教授)
  • 石田光規さん (早稲田大学教授)
  • 武田真一・鎌倉千秋 (キャスター)

あなたの隣もごみマンション!?現役世代に広がる“孤立”

片付け業者
「開けていいですか?冷蔵庫。」

賞味期限がとっくに切れた卵。臭いも粘りけもなく、かちかちになった納豆。ごみが堆積し足の踏み場もなくなったごみマンションです。

片付け業者
「これも全部処分ですね?」

「はい」

春の引っ越しシーズン、家財整理や清掃の会社にはごみマンションの片づけ依頼が殺到します。依頼主の多くが現役世代。教師や看護師など、バリバリ働いている人に多いと言います。

家財整理会社 社長
「(依頼は)完全に増えてます。どんどん増えると思います。」

専門業者へのアンケートでも、現役世代からの相談が、年々増えていることが分かりました。

原因は現代特有の「新たな孤立」だと指摘する専門家も。あなたの隣ももしかしたら?ごみマンションに陥るリスクとその対策を考えます。

ゴミマンション急増!?大企業エリートがなぜ

大手メーカーに勤める田中秀樹さん(仮名)。有名国立大学出身の30代。独身です。職場では、経営方針を策定する中枢の部署で係長を務めています。

大手メーカー勤務 有名国立大学出身 田中秀樹さん
「この人に相談しておけば問題ないな、と思っていただいてるなと。あとは、語学も少し出来ますので、外国相手の仕事もしています。」

田中さんの住む家を訪ねると…。

田中さん
「(玄関の)隙間はないですが、靴は中で。」

ディレクター
「お邪魔します…。」

田中さん
「大丈夫ですか?」

ディレクター
「家の中だとそこが?」

田中さん
「定位置ですね。」

ほかの部屋も見せてほしいと頼むと…。

田中さん
「角度的にはこっちにいらしていただかないと…。洗面所とお風呂はこんな形で。扉は開かないですが。」

ディレクター
「ふだん、お手洗いとか、お風呂は?」

田中さん
「ここでしてはおりますが、ずっと掃除もあまりしていないですね。」

ディレクター
「支障はないですか?」

田中さん
「(生活に)支障は出ていません。支障はでていない、というのがひとつのラインにはなっています。」

もともと料理好きで、以前は家で友人と過ごすこともありましたが、ここ数年人が来たことはありません。

田中さん
「(友人が来たのは)前の前のワールドカップなので、相当前ですね。」

ごみマンションになったきっかけは5年前。新製品のプロジェクトに抜てきされた頃でした。自分の能力を超えた高いレベルの仕事に、ストレスを感じるようになったと言います。

田中さん
「上司の求めているラインに届こう届こうとして頑張っていくと、『ああ、できないな』って。仕事でエネルギーを使い果たした状態で帰ってくるので…。」

食事はコンビニ弁当などで済ませ、そのごみをレジ袋に入れたまま放置するようになったのが始まりでした。そこからはじわじわと感覚がマヒしていくようだったと言います。

田中さん
「最初のうちは床にものがあるとストレスだなと思うようなタイミングがあって、次に、足の踏み場があればストレスにならないタイミングがあって、その後には移動ができる状態になっていればストレスにならないなっていう状態があって…。段階的に(許容範囲が)上がっていったんだと思います。」

ゴミマンション急増!?綺麗好きナースがなぜ

ごみマンションは、キレイ好きという人も陥るリスクがあります。都内の病院で看護部長を務める高橋えみさん(仮名)40代。以前は友人と部屋をシェアしキレイに片づけて暮らしていました。しかし。

高橋さん
「家にひとりでいるから、ネットで買い物して、捨てられなくなったダンボールとかペットボトル。」

友人が引っ越し1人暮らしになった頃から、生活も仕事も変わったと言います。もともと看護師は、いわゆる「感情労働」の典型とされ、常に自分の感情をコントロールし、模範的な態度を求められる仕事ですが。

高橋さん
「今の世の中、患者様っていうのが主流になっていて、患者様っていうからにはお客様と一緒のような感じで、ネットに書かれたり、クレームになったり、昔の時代よりはすごく大きくなっていて…。白衣の天使って言っても人間ですから。嫌なこともあるし、怒りたい時だってあるし、どうしてもやさぐれる気持ちというか…。片付ける元気は、帰ってからないんですよね。」

仕事では人とのつながりがありますが、プライベートではみずから孤立を求めていったと言います。

高橋さん
「外ではすごいちゃんとしているんです。仕事もきちんとしますし、身なりもちゃんとするし。でも、閉鎖された感情がどんどん自分の周りも閉鎖した環境にさせていくというか…。人と関わることを避けていたというのはすごくあります。」

ごみマンション急増!?現役世代に広がる“孤立”

一方、友人が大勢いる人でもごみマンションに陥るケースがあります。

松井さん
「本当に淡々とした生活をしていました。」

映像関係の仕事をしている松井耕平さん(仮名)です。

松井さん
「自分のベッドにたどりつくのに山を2つ3つ越えないといけない。ごみの山なんですけれど。なかなか過酷な住環境ですよね。」

松井さんの場合、きっかけは親の介護でした。母が暮らす大阪と、職場のある東京を行き来する生活が3年以上続く中で、1人暮らしの部屋はごみマンションになっていきました。松井さんは人づきあいがよく、友人がたくさんいます。しかし、介護と仕事を両立させる苦しさを打ち明けることはなかったと言います。

松井さん
「『大変じゃないです、大丈夫です僕は』とずっと言ってたから。外に出ると全く別人なんですよね。外に出て普通に仕事をして友達の飲み会に誘われていく僕は、元気な僕。そんなものみじんも感じさせない、見えっ張りな自分がいて、本音を出すことが恥ずかしいと思っていた。」

ごみマンション急増!?現役世代に広がる“孤立”

ゲスト岸恵美子さん(東邦大学教授)
ゲスト石田光規さん(早稲田大学教授)

鎌倉:現場を取材した鈴木ディレクターです。鈴木さん、ごみマンションの方々は、外ではしっかりと働く、言ってみれば普通の方々だったんですよね。

鈴木裕貴ディレクター:皆さん、共通して外ではパリッとされた姿でした。職場に着ていく服は定期的にクリーニングに出していたり、服はそのつど必要に応じて買ってしまうという声もありました。

鎌倉:そこはきっちりされてるんですね。

鈴木ディレクター:あとは皆さん、すごく冷静にご自身の部屋の状況を分析されるんだな、というところも印象に残りました。

鎌倉:こちらはVTR冒頭の男性の部屋の写真なんですが、これ鈴木さん、まだいいほうなんですか?

鈴木ディレクター:片づけの専門の会社さんに聞くと、10段階で言うとまだレベルが3とか4ぐらいで、もっと深刻化すると背の高さぐらいまでごみの山がかさんでいるようなケースも少なくないと聞きました。

鎌倉:だんだん慣れていくのかもしれないですけど、何がこんなにたまってしまうんですか?

鈴木ディレクター:やっぱりごみの中で多かったのは、ネット通販の段ボール、コンビニのレジ袋といったところで、生活するのに便利な環境というのも影響しているのかなと感じました。

鎌倉:ごみマンションに至る道筋というのは、どんなものなのか。単に片づけられない人と見られがちなんですが、今回の取材では、もともときれい好きという人も多かったんですね。共通しているのは、なんらかのつながりはあるが、孤立状態ということでした。きっかけはさまざまです。夜勤であったり、職場のストレス、そして感情労働の疲れ、さらに家族の介護、配偶者との別れ、病気やけがなど、そういったことが複合的に絡まっているケースも多いといいます。

精神衛生学の世界的権威の加藤諦三さんは、この状態を、「心理的な便秘」。つまりその人の消化能力を超えた心理的な問題がたまっている状態だと指摘しています。またコミュニティーソーシャルワーカーの勝部麗子さんは、「ハウスはあるけどホームはない状態」。安らげる場としての家を持っていないと言います。

現代の孤立を研究している石田さん、外では普通なのに、私生活では孤立、なぜこんなことになってしまっているんでしょうか。

石田さん:「現代社会の個人主義」というものが非常に色濃く左右していると思います。具体的に申しますと、個人を重視する。個人の内面などを重視するので、逆に言えば、上司やお客さん、あるいは友人などに「迷惑をかけてはいけない」「あんまり不快な思いをさせてはいけない」と、そういうコミュニケーションに非常に重きを置くような形になっています。外で迷惑をかけないよう頑張ってしまうために、家に帰ったら自分の身の回りに関しては気を遣う余裕はない。そこでは迷惑などは考えず気にせず放任してしまう、というような形で、ああいった状態になってしまうんではないかなと思います。

助けを求めるってことももうできない?

石田さん:助けを求めると、個人の自立というものが中心となる社会では、「努力が足りないんだ、助けを求めるぐらいなら若い世代の人は努力してなんとかしなさい」と言われるようになってしまうので、なかなかそうはいかないというところですね。

元保健師で、ごみ屋敷・ごみマンションの現場に詳しい岸さん。この「現役世代のごみマンションの問題」。これ、特に何が問題だとお考えですか?

岸さん:高齢者の場合ですと、外から見えやすく、閉じこもっていたり外の生活はしていない(働きに出ていない)ことが多いのですが、若者の場合には、外にも普通に出かけていくので、気付かれにくいということもあります。特にマンションだと、密室ですので、臭いとか、あるいは汚いということが気付かれにくくて、周りから発見されない。また本人が恥ずかしかったり、人に見られたくないということで、なかなか自分から助けを求めない、というところも特徴かと思います。

精神的な病が潜んでいるということもありますか?

岸さん:先ほど、感情労働ってありましたが、仕事で心をすり減らしてしまって、ぎりぎりの状態を保っているということもありますので、一歩進んでしまうと、もしかすると、うつ状態になってしまうとか、うつ状態が始まってるということもあります。そういったことは気をつけていただく必要があります。

ごみマンションで孤立死!?現役世代からのSOS

鎌倉:番組にも深刻な声が届いています。50代の女性です。「どちらかといえば潔癖症だと思うが、掃除が手に付かず、困り果てている。数年前に気管支ぜんそくを発症。その後、ペットの猫も調子を崩し、先月逝ってしまった。申し訳なさに胸が押しつぶされる。それでも何も変われない」、そしてもう1人、「土日も寝ているだけで精いっぱい。誰か助けてほしい」。
ごみマンションの行き着く先として、専門家が懸念するのが、“孤立死のリスク”です。現役世代の孤立死についてこんな調査があります。保険会社が売り出している孤立死保険。これは、マンションやアパートなど賃貸住宅のオーナー向けに、孤立死が起きた部屋の修繕費用や家賃を補償するというものなんですが、過去3年間に、保険金が支払われた孤立死のうち、実に4割以上が50代以下の現役世代だったんです。

岸さん、このごみマンションの中の孤立死。どのように起きるということが考えられますか?

岸さん:50代とかで仕事をしていて人間関係でトラブルがあったりすると、ストレスがたまり、例えばお酒に走ってしまうとか、また、いろいろな買い物に走ってしまうとか、そういったこともあります。ごみがたまるとそのあと、転倒のリスクも高まります。若い方だと、なかなか体調や変調に気が付かなかったり、あるいは「大丈夫だろう」と過信してしまうことがあります。なので、なかなか自分から気付いて助けを求めない、ということが特徴だと思います。

この現代の新たな孤立のごみマンション。中には夫婦でも陥るケースがあります。

ゴミマンション教師 “夫婦2人で孤立”?

結婚して6年。太田かおりさん(仮名)30代です。太田さんは教師です。ごみマンションの住人に多い、感情労働の一つ。毎日の授業のほか、保護者からの相談、土日の部活に追われ、疲弊しきっていると言います。

太田さん
「帰ってきて、何もしたくない。お腹すくから食べる、置く、こうなる。本当に臭い。本当に申し訳ない。」

夫は出張が多いサラリーマンです。この家に帰ってくるのは月に数日だと言います。たまに帰宅すると。

太田さん
「旦那は自分が掃除して、スペースを作って座っています。(掃除を)やらなきゃって思いますよね。でもそれを超えた関係になっているので。」

ごみにあふれた部屋の中二人きりで過ごす太田夫妻。実家は遠く、地域とのつながりもほとんどありません。

太田さん
「旦那も別に友達いないし。ふたりで協力して(面倒なことから)逃げようみたいな感じです。甘えてますよね。お互いに。でもそれがお互いの居心地の良さでもあるし…。」

夫婦でゴミマンション 結婚していても“孤立”?

1人で暮らしているわけじゃなくて、夫婦、あるいは家族で周りから孤立してしまうっていうことなんですけど、このリスク、石田さん、どうご覧になりましたか?

石田さん:ここでは2人でというのが非常に重要なポイントだと思いました。映像の中でも2人で一緒に逃げてるとか、居心地がよいというような言葉が出ていましたが、そうなってしまうと、1人の場合だとある時点に達した時「もしかしたらこれはもう1人だとやばいかも」という“ある程度のところで離脱するきっかけ”があるのかもしれないのに、2人の場合には、それがなかなかそうはならない。2人でお互いになんとなく居心地のいい空気になってしまっていて、「もうそれはそれでいいではないか」となってしまうので、(この状況から)離脱ができない危険性という意味では、非常に難しくなってしまいます。

離脱しにくい状態になってしまうということですね。岸さん、実はこのご夫婦、業者に片づけてもらうのは、2回目だということなんですが、やはり後戻りのリスクはありますか。

岸さん:高齢者の場合でも元の状態に戻ってしまうということは非常に多いです。この方の場合にも、夫婦で“居心地がいい状態にいる”というところから、なかなか居心地のよさから脱却することが難しいかなと思います。そうした、もう一回業者さんを呼ぶというきっかけが何か外から働かないと、お友達とのつながりも少ないということなので、また同じような状態に戻ってしまうリスクは高いと思います。

ではどうすればこのごみマンションから脱却できるんでしょうか。

現役世代のゴミマンション 脱却の決め手は?

番組の前半で紹介した松井耕平さんです。母の介護と仕事の両立に疲れ果て、友人が大勢いてもごみマンションから抜け出せないでいました。母が亡くなったあともショックでさらに自暴自棄になり、その後5年以上同じごみマンションに住み続けました。
転機になったのは去年。50歳を迎え、残りの人生を考えるようになりました。「この部屋で孤立死するのは嫌だ」と一念発起して、片づけを依頼。そのとき部屋を片づけてくれた人との会話が、松井さんの大きな支えになりました。

松井さん
「ごみを捨てていく中で、自分が携わっていた映像関係の仕事の話になって、その時に看病と仕事の両立をしようとして、ストレスとか孤独感とか感じていたものが、いろいろ話していく中で、『すごいですね』って言われた時に、ああ、すごいことをしてきたのかな、と。じゃ何か行動を起こしてみようかなと。たぶん話したかったんですよね。僕が。」

ごみマンションから抜け出すには、「1人で抱えていた悩みを受け止めてくれる人が必要だ」と松井さんは気付いたと言います。その経験がヒントとなり、松井さんはあえて友人の家の近くに引っ越しました。いつでも友人に部屋に来てもらえるよう環境を整え、自分自身をさらけ出せる状況を作っています。

松井さん
「こんな感じで毎日、これ日課なんですよ。こういう掃除をすると、部屋に掃除のニオイが漂うじゃないですか。これが結構快感なんですよ。」

松井さん
「周りからの後押しもそうですし、自分の決意もそうですし、二度とそんなことはしたくないなというのが、毎日掃除をしていることになっているのかな。」

ゴミマンション脱却へ 現役世代からのSOS

本当に頑張ってほしいなと思いますが、岸さん、どうしたらごみマンションから脱却できるのか、どうお考えですか?

岸さん:今の方は転機が訪れていますが、なかなか転機が訪れない場合、「少しの勇気を持って環境を変える」ということをやってみるといいかと思います。1つは、「清掃業者さんを頼んで、まず家をちょっときれいにしてもらう」。それによってリセットすると、昔の自分に戻れるんじゃないかという自信につながったり、新しいことをやってみようという勇気が湧いてくることもあります。またちょっときれいになると、自信が持てるということがあります。もう1つはやはり「誰かに相談する」ということです。自分が相談できそうな人、お友達でも近所の方でも誰かに相談する勇気を持っていただけるといいかと思います。

後戻りしないためにもということですね。

鎌倉:誰かに相談する、人とのつながりを持つことだと思いますが、家と職場以外でつながりを持つ取り組みは、例えばこういったものがあります。横浜の理容室。店に来るお客さんどうしを結び付けようと、気軽な勉強会や飲み会を開催してるんです。いつも行く店だからこそ、新たなつながりを作るハードルも低く、実際参加者は、退職後の不安などを話すようになったそうなんです。
それから職場のストレスを減らすために、企業の側も気を配るべきことがあります。精神科医の大野裕さんです。「企業は一見普通に見える弱みを見せない人に目を向けて、気軽に話し合える雰囲気作りを意識してほしい」と話していました。

石田さんは、この新たな孤立を防ぐ方法、どうお考えですか?

石田さん:今のVTRや理容院のお話は、非常に重要なヒントになっていると思います。相談する先を見つけるのが大事だというのは分かるのですが、なかなかそれが難しいというのが現状です。コミュニティーカフェがあったらそこに行くかと言ったら、なかなか行けないですし、友人に相談するかというと、これまで友人に相談しないでそうなってしまったのでなかなかそれも難しい。そうなると、理容院ですとか、掃除に来た人に話しかけるというような形で、その人の生活の中で何かふと出会うようなきっかけを、社会として作っていくということが非常に重要ではないのかなと思います。そうでないと、なかなかそういう人は救えないのかなという感じもします。

ごみマンションで苦しんでいる方には、どんなアドバイスを?

石田さん:意外と人というのは手を差し伸べてくれるところがありますので、少しの勇気を持っていただければと思います。

誰か助けてくれる人がいる、ということに気付かないで暮らしている方も多いかもしれないですね。
今日見てきたマンションにたまったごみの山から、誰でも陥るかもしれない「現代の新たな孤立の姿」が見えてきました。ストレスや悩みを1人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることは決して恥ずかしいことではない、そういうふうに今日は思いました。