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2016年11月8日(火)

我が町のレガシー?お荷物?~モダニズム建築 騒動記~

我が町のレガシー?お荷物?~モダニズム建築 騒動記~

出演者

  • 米山勇さん
    (建築史家・江戸東京博物館研究員)

  • 津田大介さん
    (ジャーナリスト)

  • 小郷知子
    (キャスター)

質問
コーナー

Q1

そもそも「モダニズム建築」って、どういうものなの?

例えば東京駅や迎賓館などの近代建築に見られるような派手な装飾を排除し、建物の形状や空間自体を自由に表現したのが「モダニズム建築」です。よく出される例えとしては、同じ形状のシャツに様々なプリント=“装飾”を施して個性を出すのが「近代建築」であれば、柄は無地だけど半袖・長袖・タンクトップなど様々な“形状”で個性を出すのが「モダニズム建築」です。有名なものは国立代々木競技場、広島平和記念資料館、東京カテドラル聖マリア大聖堂などがあります。
Q2

中銀カプセルタワーには、どんな人が住んでるの?

約35人の方が、住居として使用されています。カプセルを借りたい人と貸したい人のマッチングが開始されて、入居する人が増えてきました。銀座周辺に職場があるビジネスマンやIT企業社員、デザイナーなどが暮らしています。住人の話によれば、カプセルは何もしなければ「夏はサウナ、冬は冷蔵庫」になります。さらに竣工当時のエアコンもすでに使えず、給湯設備の故障のためシャワーはあってもお湯が出ません。それでも彼らは共用のシャワールームや近場のスポーツジムの風呂を使い、工夫しながら生活しています。

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