2016年8月31日(水)
どうするマンショントラブル!?“新ルール”で住民激震!?
番組の内容を、「スケッチ・ノーティング」という会議などの内容をリアルタイムで可視化する手法を活かしてグラフィックにしたものです。
出演者
-
平山洋介さん
(神戸大学教授) -
室井佑月さん
(作家) -
久保田祐佳
(キャスター)
質問
コーナー
Q1
改正された「標準管理規約」は、必ず採用しなければならない?
「標準管理規約」は国交省が定めたもので、マンションの管理規約を決める際のひな型となるもので、これを参考に規約を決めるマンションも多くみられるようです。しかし個々のマンションでは実状に応じたルールを定めることができ、必ず採用しなければならないものではありません。また、既存の規約を変更したり新たに規約を取り入れたりする場合は、一般的に総会で議決をとるという流れになります。
Q2
月々の修繕積立金が、値上がりするのはよくあること?
修繕積立金は、計画的な大規模修繕工事などに備える積立金です。当初は低く設定し、大規模修繕の後に値上げする例がみられます。理由を何人かの専門家に尋ねると、「売主が積立金を安く設定した方が分譲時に売りやすくなる」という狙いあるとのことでした。修繕工事に不足する分は後に値上げするか、一時金を集めるなどの対策が取られます。しかし区分所有者の合意形成が難しく、しばしばトラブルになることもあるようです。また十分な修繕が出来ないマンションが増えることも予測されるため、政府は平成23年に修繕積立金に関する知識や額の目安を示した『マンションの修繕積立金に関するガイドライン』を策定しました。これを活用することで、修繕計画のための知識が得られ、計画的な積立が行われることを狙いとしています。
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