リーマンショック後、政府は企業の債務の返済を猶予し倒産を防いできたが、方針を転換。「成長の主役は地方だ」として企業の新陳代謝を促進、経営基盤の強いところに資源を集約することで地方再生を行うと強調した。これを受けて地方の金融機関では、成長の芽がある企業には、「破綻懸念先」であってもリスクを冒してマネーを投入する動きが出ている。一方で“延命”を行ってきた企業には転廃業を促す決断も実施。”強い地方“を作ろうという取り組みが始まっている。改革を進める金融機関、そして地域一丸となって再建を目指す現場を取材、地域経済の再生はどうあるべきか、考える。
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