企業の競争力向上や人材育成に欠かせないとされてきた“転勤”。しかし今、育児や介護などを理由に転勤できないとする、勤務に制約のある社員、いわゆる「制約社員」が男女を問わずに増加。対応を迫られる企業の現場では、転勤を一時見合わせたり、時期を自分で選択できる制度の導入など模索が加速化している。業種によっては、非正規の従業員を地域限定正社員に登用し、積極的に機会と責任を与えることで、業績向上につなげた企業も。番組では、転勤改革に取り組む企業の事例や転勤をめぐる新しい家族の形を紹介。労働力人口が減少する時代に、企業も社員も家族も「三方よし」な転勤のあり方があるのか、これからの会社と個人の関係を考える。
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