5月18日、種子島宇宙センターから韓国の衛星を載せたH2Aロケットが打ち上った。日本が外国の衛星を打ち上げる商業利用の第一号となった。日本では5年前にロケット打ち上げが民間に移管され、膨大なお金がかかる打ち上げを継続していくには商業利用の拡大が不可欠となっている。しかし、世界では過去の信頼と実績で市場をリードする欧州のアリアンロケットや低価格で力を見せるロシアのプロトンロケットとの熾烈な市場争いを余儀なくされている。日本のロケット産業は今後どうなるのか?華やかな打ち上げの裏側に隠された、知られざるロケット産業の現状をリポートする。
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