今、女子高生のイラストを表紙にした奇妙なビジネス書が人気を集めている。「経営学の神様」と言われるピーター・ドラッカーの代表作「マネジメント」を平易に解説したこの本は24万部の大ヒットを記録、他にもドラッカー関連本は破格の売れ行きを見せ、雑誌もこぞって特集を組むなど、にわかにドラッカー再評価熱が高まっている。「人はコストではなく資産である」、「組織は人を幸せにするべきだ」と説くドラッカー。その思想が、金融危機後の混迷が続く中、ユニクロの柳井社長から若きベンチャー経営者まで、多くの経営者の注目を集め始めているのだ。番組では、ドラッカーによって苦境の中で活路を見いだした経営者たちを取材、去年、生誕百年を迎えた「20世紀の知の巨人」ドラッカーの人を惹きつけて止まぬその魅力に迫る。
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