女子中高生を中心にブームとなっているケータイ小説。携帯電話のインターネットを通じて広がった。出版化され、100万部を超えるベストセラーとなった作品も現れている。その特徴は読み手も書き手もほとんどが若い女性であるということ。恋愛などのテーマが、日記や友人と会話を交わすような感覚で綴られている。 さらにケータイ小説特有の、文章が短く、横書きであるという特徴は、従来の小説に比べて眼球を動かす度合いが少ないという研究もある。主に話し言葉によって展開されるこのケータイ小説を「平成の新・言文一致体」であると指摘する学者もいる。 大人にはなかなか理解できないともいわれるケータイ小説。一時的な流行で終わってしまうのか?そのブームの裏側を探る。
みんなのコメント