この夏、茨城県などで鳥インフルエンザの感染拡大が判明。 約156万羽が殺処分となった。確認されたウイルスは弱毒型。去年、京都府などで猛威をふるった強毒型と違い、ニワトリが死ぬなどの激しい症状はほとんどないが、それだけに気づかぬうちに感染が広がるのが特徴。感染を繰り返す過程で人にもうつる強毒型に変異する恐れがあったと専門家は指摘する。さらに波紋を広げているのが、今回のウイルスが中米で確認されたウイルスと遺伝子が高い割合で一致したこと。渡り鳥などが中米から日本にウイルスを運ぶことは考えられないため、農水省の専門家の委員会はワクチンが違法に使われた可能性を指摘する報告をまとめた。番組では、弱毒型ウイルスの危険性を検証するとともに闇ワクチン疑惑を追跡する。
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