終末期の医療や葬儀の希望、肉親へのメッセージなど「死」に際してのメッセージを生前に書き残すことができる「ノート」が、中高年の間で広がりを見せている。
「エンディングノート」と呼ばれる冊子で、NPOや出版社から10種類以上出版され、中には6万部以上売れているものもある。「自分の生涯」や「葬儀や墓の希望」、「終末期の医療の希望」など、項目毎に書き込める様になっていて、痴呆になったり亡くなったりした場合、肉親に意志を伝えようというのだ。「遺言」とは異なり気軽に書けることから元気な中高年に人気。書くことで自分の人生を見つめ直し新たな生き甲斐を見つけようという人も出ている。「エンディングノート」の広がりとその背景を探る。
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