9日にインドネシアで家族と再会した曽我ひとみさん。北朝鮮に家族を残し、たった一人で日本に帰国してから1年9ヵ月が過ぎていた。2回目の日朝首脳会談でも、ただ一人再会が実現しなかった曽我さんの支えとなっていたのは、他の4人の拉致被害者や、これまで文通を続けていた知人の励ましだった。
一方、アメリカは今も夫のジェンキンスさんを脱走兵として訴追する姿勢を崩していない。日本で家族が一緒に暮らすことを望む曽我さんの願いは叶うのか。インドネシアの最新情報と、米国務省元高官や日本の専門家の話を交えながら、曽我さんの苦悩の歳月とこれからの見通しについて伝える。
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