中小企業が未曾有の危機に立たされている今、地方自治体は、これまでのような補助金支援ではなく、独自の方法で地域の中小企業をサポートし、成果を上げている。
ウオークマンの商品化を担当した元ソニー社員をスカウトしてヒット商品を生み出した富山県総合デザインセンター、IT先進国フィンランドに自らセールスをかけて、新製品開発のプロジェクトを立ち上げた仙台市、大企業OBを活用して新規取引先の開拓に取り組む大阪市。ハードからソフトへ。不況の中で自治体の企業支援の形は転換を迫られている。
各地の試みを紹介し、新しい産業振興策のあり方を考える。
みんなのコメント