日本人の5人に1人が犬や猫などを飼っているが、ペットとの濃厚なスキンシップによってQ熱と呼ばれる感染症をうつされる人の多いことが最近の研究で分かってきた。
原因は“コクシエラ菌”という犬や猫の1割が持つ細菌で、高熱、胃痛、肺炎、さらにはうつ症状も引き起こす。
日本では10年前にやっと存在が確認されたばかりだが、実際にはかなりの数の感染者がいると推定されている。
通常の検査では発見できないため、精神的な問題とされる事が多く、患者たちは原因がわからないまま、何年も胃腸科や精神科などを転々としている。
知らぬ間に感染してしまうQ熱の謎と対策に迫る。
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