クローズアップ現代 メニューへ移動 メインコンテンツへ移動
この年の出来事
新型コロナウイルスによる行動制限下でのアルコール依存やコロナ後遺症など、日常生活への影響を多数取材しました。8月には東京オリンピック・パラリンピックが開催。コロナ禍で安全安心な大会をどう実現するのか、責任者に問いました。

2021年 10月

新しい記録から見る
2021年10月28日(木)

雪舟 ~“新発見”で塗り変わる巨匠の姿~

いま、室町時代の水墨画の大家・雪舟の作品が次々と発見されています。 近年の研究で、雪舟が若き日に「拙宗」という別の名前を名乗っていたことが確実になったことで、これまで雪舟の作品には見られないようなジャンルの 作品が次々と出現、美術界では真贋をめぐり議論が起きています。新たな作品の発見で画家としての雪舟の実像は書き換えられるのか―日本美術界で注目が 集まる謎の画家 ...

2021年10月27日(水)

「助けて…」と言えない 路地裏に立つ女性たち

コロナ禍のなか、新宿・歌舞伎町で、ある光景が目立つようになった。路上に立ち並ぶ女性たち、そこに男が次々やってきては数千円から1万円ほどで交渉しホテルへ向かう、売春行為が行われているというのだ。こうした違法行為は以前からあったがコロナ禍でもその姿は消えず、一日10時間以上立ち続ける女性もいる。その多くが自分一人ではどうしようもできない苦悩を抱えていた。女性や支援するNP ...

2021年10月26日(火)

“投げ銭”急拡大 空前のブームで何が

ライブ配信やSNSなどで、ファンが気に入ったコンテンツに対して送金するシステム「投げ銭(せん)」。長引くコロナの影響で活動の場を失ったアーティストなどが、オンライン上でライブ配信を行うケースが増加し、巨額の収入を得る人気の「ライバー」が次々と登場している。一方で、未成年者が親のクレジットカードを勝手に使って送金してしまったりするトラブルも相次いでいる。デジタル空間で急 ...

2021年10月21日(木)

99%が”評価不能” ワクチン副反応検証の課題

新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した人が、国民全体の7割近くになり、効果も見られるようになっている。その一方で「副反応」に対する不安の声があがっている。厚生労働省によると、「接種後に死亡」と報告された人は1100人を超えるが、99%が「情報不足などで因果関係を評価できない」とされ、ワクチンによる副反応か否か判断できない状態となっている。 国はどう副反応を調べてい ...

2021年10月20日(水)

「ものづくり×AI」で次世代をリード 若き起業家たちの挑戦

アメリカや中国が覇権を握るAI業界。日本が存在感を示すためには何が必要か。今、期待を集めるのが日本が培った「ものづくり」とAIの技術を掛け合わせた製品だ。例えば「送電線検査ロボ」。送電線の劣化を熟練技術者の目ではなくAIロボットが自動で検出。視覚障害者向けの「AI点字翻訳」は、スーパーのチラシなど複雑な情報をAIが要約、点字に印刷までしてくれる。技術とアイデア、ビジネ ...

2021年10月19日(火)

密着 斎藤佑樹 “ハンカチ王子”最後の日々

今月17日「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹投手(33)が現役を引退する。15年前、甲子園をわかせた田中将大投手との投げ合い。「自分は“持っている”」と自信を胸にプロの世界へ。しかし11年間でわずか15勝。「なぜ斎藤は投げ続けるのか」、高校大学の1年先輩のディレクターが密着を続けてきた。「いつか自分は輝ける」2軍でも斎藤は自分の可能性を諦めていなかった。そして引退を告げられ ...

2021年10月14日(木)

自衛隊アフガニスタン派遣の“深層” ~残された現地協力者はいま

タリバンによるカブール陥落後、急転直下で実施された自衛隊輸送機のアフガニスタン派遣。邦人ひとりが国外に移送された一方で、日本大使館などで働く現地スタッフやその家族など、政府が退避対象とした500人余りのアフガニスタン人はひとりも救い出せずに終わった。彼らの多くはいまも国内に残り、迫害の脅威に晒されている。番組では自衛隊派遣の舞台裏を徹底取材し、テロや紛争の脅威が増す中 ...

2021年10月13日(水)

鉄道・バス大減便の先に くらしはどうなる?

コロナ禍の人流抑制で利用者が大きく減った公共交通。新幹線、観光路線、貸し切りバスなどの収益で生活路線の赤字分を補ってきた従来のモデルが崩壊している。「10年後の未来が1年で来たような状況」(JR西日本社長)で、全国の鉄道・バスでは大幅な減便が行われ始めた。事業者だけでは交通網の維持が難しい時代、住民や自治体はどう関わり、どれほどのコストを負担していけばいいのか。新しい ...

2021年10月12日(火)

『ゴルゴ13』は終わらない 劇画家さいとう・たかをさんが遺したもの

先月、劇画家さいとう・たかをさんが84歳で亡くなった。国籍不明の寡黙なスナイパーが活躍する『ゴルゴ13』は、これまで202巻を刊行。ギネス世界記録にも認定されているが、出版社は今後も連載の継続を発表。それが可能なのは、さいとうさんが確立した脚本、コマ割り、作画などを分業する仕組み。新たな才能や最新の世界情勢を取り入れ質の高い作品を生み出してきた。漫画の世界に果たした役 ...

2021年10月7日(木)

藤井聡太 最強への道 史上最年少“四冠”なるか

プロ入り以来、常識を覆す活躍を続けてきた藤井聡太三冠。10月8日からの竜王戦で「史上最年少の四冠」をかけた闘いが始まる。立ちはだかるのは豊島将之竜王だ。藤井がプロ入り後、6連敗を喫し、大きく負け越してきたライバル。二人は、この夏、互いのタイトルをかけ10局135時間に及ぶ“極限の闘い"を繰り広げた。そこには、名だたる棋士たちが息をのむ藤井の“一手"があった。羽生善治九 ...

2021年10月6日(水)

あなたの家は大丈夫? ~事故物件の真相に迫る~

「事故物件」が新型コロナの中で増えているという。殺人や孤独死が放置された物件は特殊清掃に多額の費用がかかる上、物件価値も大きく下がる。 そうしたリスクから一人暮らしの高齢者が賃貸を断られるケースや、離れた親族の死で突然巻き込まれるトラブルが発生しているのだ。 なぜ今、事故物件が増えているのか?その真相を探るため、実際の事故物件や専門の不動産業者、さらには有名サイトを ...

2021年10月5日(火)

工藤会と“91人の証言者” 暴力団トップ死刑判決の内幕

史上初の指定暴力団トップへの死刑判決―。野村悟被告は「生涯、後悔する」と裁判長に言葉を残し、法廷は騒然となった。指定暴力団の中でも“特に危険”とされ、全国で唯一「特定危険指定暴力団」に指定される工藤会。市民をも対象にした数々の凶悪事件で、地域を恐怖に陥れてきた。その工藤会に突きつけられた判決の裏には、覚悟をもって証言した、のべ「91人」の存在があった。元関係者、被害者 ...