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ブギウギ出演!いわき市出身・富田望生さんインタビュー

  • 2024年02月21日

現在放送中の連続テレビ小説「ブギウギ」に出演していた、いわき市出身の俳優富田望生(みう)さん。戦後を明るく照らした歌手・福来スズ子に弟子入りを志願する福島出身の小林小夜役を演じました。おてんばでおっちょこちょい。だけど、どこか愛されるキャラクターが話題を呼びました。富田さんにブギウギ撮影時の話や、ふるさと福島への思いを伺いました。放送では入り切らなかったココだけの話も・・・・!
                        (聞き手/松廣香織アナウンサー)

ブギウギ 小林小夜を演じて

「福来スズ子さん!オレを弟子にしてくんちぇ!」の登場シーン。それまでの雰囲気を一気に変えてしまう小夜ちゃんの登場になんだなんだ!?と私もテレビに釘付けになりました。初めてお会いした富田さん。小夜ちゃんという役から離れた富田さんは、周りを優しい気持ちにさせるあたたかい雰囲気をまとっていました。あっという間にその魅力に引き込まれました。

 

小夜ちゃんの役が決まったときはどんな気持ちだったんですか?

まさか自分の地元出身の女の子!すごい運命だなって思って。
「弟子にしてくんちぇ!」って最初のセリフからぶわっと情景が広がる感覚があって、そのときいただいた脚本を全て読まずひと言目でやりたい!って。

もともとブギウギの制作が発表されたときから参加したいなって思っていたんです。ずっと一緒に暮らしていた曾祖母が戦時中を生きた女性というのもあり、きっと笠木さんの歌も聴いて乗り越えたんだろうなって思ったら、そういう作品に携わりたいなと思って。なのですごくうれしくて。

視聴者からの声は届いていますか?

届いています!
やっぱり役名で呼んでいただけるのすごくうれしくて。

今回私と同じ福島出身の女の子なので、親戚とかお友達とかからもたくさん「地元の子見てるみたいだ」って連絡いただいてすごくうれしいです。

どんな声が印象に残っていますか?

うちのおばあちゃんもあんな感じだったとか、近所のおばあちゃんとかもああいう言葉だったから若い頃はああだったのかなとか、そういう感想をいただけて。
時代に沿ったような感想にすごくグッときましたね。

ブギウギの中では、福島弁や民謡「会津磐梯山」など、福島を思い出させる演出がたびたび出てきます。それを見た、福島県出身で、去年関西に引っ越したという女性からこんなメッセージが届きました。
 

小夜ちゃん大好きです!

毎日家族でブギウギを見るのを楽しみにしています!
私は富田さんと同じ福島県の出身で、人生のほとんどを福島県で過ごしておりましたが、夫の仕事の都合で去年関西に引っ越しました。
関西弁に囲まれた生活、少しばかり寂しさを感じていたところ、登場した小夜ちゃん。
「~だっぺ」「~してくんちぇ」など福島弁のオンパレード。そして民謡「会津磐梯山」。ふるさとから遠く離れた関西で、福島をこんなに近く感じることができるなんて、胸がいっぱいになりました。福島出身の私は、小夜ちゃんの登場が楽しみで仕方ありません!どうぞお身体に気をつけて、これからも富田さんのご活躍をお祈りしています。

滋賀県 30代 コウメ

メッセージ読んでみていかがですか?

わあ~うれしいべ~♡

私も東京に来てもう13年ぐらいになるんですけど、やっぱり標準語でしゃべる役が多いんです。今回ブギウギで福島弁を喋れるっていうのがすごくうれしくて。

思うがままにことばをしゃべれるっていう。地元の言葉っていうのがとてもうれしかったです。

富田さんにとって小夜ちゃんはどんな子だったんですか?

なんだこの子は!って感じですよね(笑)コロコロっとした、ああ、危なっかしいなって思うところもあれば、愛おしいなと思うところもあるし。総じて私はとても大好きな女の子で。

小夜ちゃんは苦しい時代をスズ子さんと共に生きましたけど、じゃがいもがあんなに尊いものになるとか、お米一膳食べられるだけで、どれほど幸せなのか、
苦しかったとは思いますけど、その中ですごくきらきらと輝く時間を一緒にスズ子さんと共にできたのでとても尊い大好きな思い出ですね。

そんな小夜ちゃんを演じるときに役作りで意識したことは?

全くないんですよね!なんか、うん、ないですね。

そうなんですか!?

スズ子さんが好きだって思い続けることくらいですかね・・・でもそれあんまり役作りって言わないのかな・・・?
朝行って、お下げにしてもらって、ほっぺたをしもやけのような赤いメイクをしてもらって、着付けをしていただいて。スズ子さんに会って、その日その日を生きていくっていうことだけだったので。スズ子さんが好きで、自ら選んでここで生きてるんだっていうことだけ大事に持っていました。

ブギウギの撮影が大好きだったという富田さん。撮影が休みの日にまで、現場に顔を出していたそうです。

私は撮影中大阪に滞在していたんですけど、撮影の休みの日も、お昼を食べにだけ撮影現場に行って(笑)

仲の良いスタッフさんに初めて見たわ!って言われました。こんな休みの日にまで大阪来て!あほなんちゃう!って(笑)


ふるさと福島への思い
 

富田さんは、小学校5年生まで福島県いわき市で過ごしました。東京にいる年月が長くなっても、心にあるのはふるさと福島。富田さんはブギウギの撮影が終わって地元に帰ったそうです。

帰ったときは何をされたんですか?

友達と会って、夜に海沿いに行って星を見ました。海と月と星と。すっごいきれいで、月がわりと大きかったので、星あんまり見えないかなと思ったんですけど、さすがの澄んだ空気で。秋だったんですけど、結構寒くて。寒いって言いながらベンチでちょっと顔を上にしてみたら、すごくきれいな空で。

地元の好きな景色なんですか?

う~ん。でも星空ってそんな意識して、ちっちゃいころ見てなかったなと思って。気づいたら確かに空はきれいだし、海はきれいだし・・・改めて見るとやっぱりなんか地元ってこんなにきれいな場所だったんだって。じんわりしましたね。

富田望生さん撮影

他には何をされたんですか?

あとは新しくできたカフェとか自分の知らない場所も結構多くて、案内してもらいました。今の若者の間にはやっている場所につれてってもらいました(笑)

 

富田望生さん提供

富田さんにとって地元はどんな存在ですか?

本当になんだろう。福島を出て、東京に来て、東京にいる年月のほうが長くなったんですよね。でもやっぱり小さいころの思い出ってすごく鮮明で、自分が楽しかったこととか、つらかったこととか、今までの人生で思い出は?って言われると、やっぱり自分がおてんばに生きていた小学生のころとかを思い出すんですよね。そこには必ず福島の人のあたたかさとか、食べ物のおいしさとか、空気のきれいさとか、そういうものが一緒に寄り添って、思い出と共によみがえってくるものなんです。

私にとっては、いくら福島を出てからの年月が長くなったとしても、自分のふるさとは福島だって心から思っているので、そんなふるさとのみなさんにこれからもいろんな作品をお届けできるようにがんばりたいなと思うので、応援していただきたいなと思います。

富田望生さん提供

2024年辰年。年女の富田さんのことしの目標は?
 

2024年、どんな一年にしたいですか?

そうですね、12年前の前回の年女を迎えたときは自分が一歩踏み出した年でした。お芝居の世界というか、出る側の世界、そこにぐっと踏み出した年でもあったので、今年も思ったことに思い切って踏み出してみる。本当に小夜ちゃんのように、怖い物を一回取っ払って、挑戦したいと思えるものに近づける大きな一歩を、優しくじゃなくて、力強く踏み出せてたらいいなって思っています。

富田さん、ありがとうございました!インタビュー後、ブギウギポーズで!🎤

☆番組告知☆ 

今回出演してくれた富田望生さんが、FMシアターに登場!富田さんは、仙台出身のFM宮城の新人ラジオパーソナリティ・志島ほのみを演じます。ぜひお聴きください!

放送予定
3/9(土)夜10時~10時50分 NHK-FM 
※「らじる★らじる」で聴き逃し配信もあります!(放送から1週間)

  • 松廣香織

    NHK福島放送局アナウンサー

    松廣香織

    小夜ちゃんロスです・・・涙

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