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お弁当コンテスト最優秀賞!福島の高校生が込めた思いとは?

愛情たっぷり!子どものためのお弁当づくり
  • 2024年02月19日

育ち盛りの子どもたちに食べてほしい・楽しんでほしいとの思いでつくるお弁当のコンテストで、県内の高校生が最優秀賞に選ばれました。そのこだわりを取材しました。(キャスター・渡邉由紀子)

こどもへの愛情がたっぷり!

最優秀賞に輝いた「森のくまさん弁当」。中央にはかわいらしいくま。周りには野菜やからあげ、たまごなど。森の中にいるくまをイメージした作品です。

かわいいくまが目を引くお弁当

このお弁当をつくったのは、郡山女子大学附属高等学校 食物科3年の穂積瑞輝さんです。学校では、料理の実習や栄養管理の学習に取り組んでいます。

穂積さんが挑戦したのは「全国こどものための愛情弁当コンテスト」です。育ち盛りの子どもに食べさせてあげたいお弁当を全国の幅広い年代から募集。穂積さんは、1,300を超える作品が集まるなか、栄養バランスと見た目の楽しさが評価され、最優秀賞に輝きました。

(穂積瑞輝さん)
最優秀賞に正直びっくりしたんですけれど、自分でもかわいいお弁当だと思っていたのでよかったかなって。

このお弁当をつくるきっかけは、3歳と5歳のめいの存在。栄養バランスの整ったお弁当を楽しく食べてもらいたいとの思いでつくりました。おかずには、めいの大好きな鶏のからあげ。味付けの工夫は、家の畑で採れたニンニクとしょうがをふんだんに使うことです。

味付けにニンニクとしょうがをたっぷり使用

見た目にもこだわりました。うずらのたまごの切り方は、恐竜のたまごをイメージしています。くまをかたどったごはんは、かつお節とめんつゆを使い色合いを表現。チーズやのりを使って、かわいらしい表情に仕上げます。野菜もたっぷり。穂積さんの食べる人への思いやりが詰まった小さなお弁当です。

ギザギザにカットしたうずらのたまご

(穂積瑞輝さん)
子どもなので大人とは大きさも違いますし、子どもの好きなおかずを入れてみたり、食べてくれるかなっていうような食材を選んで入れました。

優しさを育むあたたかな食卓

穂積さんの食べる人のことを考えて料理をする姿勢を育んだのは、自宅でのにぎやかな食卓です。幼いころから料理をすることが好きだった穂積さん。この日は、ギョーザとマーボー豆腐をメインにつくるようです。

夕食の準備をする穂積瑞輝さん(画像右)

穂積さんの自宅には、4人のおいっ子とめいっ子がよく遊びに来ます。コンテストに応募したお弁当のきっかけになった子どもたちです。穂積さんの料理に興味津々で、いつも楽しみながら率先して手伝ってくれるそうです。

ギョーザづくりを教える穂積瑞輝さん(画像中央)

(穂積瑞輝さん)
自分も小さいときから料理をすることが好きだったので、つくれるに越したことはないと思います。おいとめいにもいろんなことをやってほしいなって思います。

穂積さんに料理を教えてきたのは、母の智美さん。地元の病院の食堂で調理の仕事をしています。そんな母が娘に伝えてきたのは「盛りつけの大切さ」です。穂積さんの料理の見た目について常に問いかけます。

(穂積瑞輝さん)
盛りつけが微妙なときは「それ瑞輝だったら食べたい?」って(母に)聞かれます。だからこそコンテストに応募したあのお弁当があったのかもしれないです。

娘の頑張りが評価されたことに喜ぶ 母・智美さん

穂積さんの原動力は、自分がつくった料理で食べた人が笑顔になってくれること。これからも、学んできた食の知識や技術を子どもたちのために生かしたいと話します。

穂積家のにぎやかな食卓

(穂積瑞輝さん)
一緒に過ごしている家族に「おいしいね」って言ってもらえて、頑張ってきてよかったと思います。子どもと関わる仕事をして「食」ってこんなに大事なんだよっていうのを教えてあげられるような大人になりたいです。

穂積さんの愛情がたっぷり詰まったお弁当

あとがき
穂積さんの料理への向き合い方は食卓でのあたたかな時間からつくられてきたのだと実感できました。穂積さんはこれから、子どものためになる食について積極的に学びを深めたいと話していました。(キャスター・渡邉由紀子)

  • 渡邉由紀子

    NHK福島放送局

    渡邉由紀子

    福島県郡山市出身。
    「ココに福ありfMAP」などのリポートを担当。好きなお弁当のおかずは鶏のからあげと卵焼き。

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