ページの本文へ

NHK福島WEB特集

  1. NHK福島
  2. 福島WEB特集
  3. 栗原はるみ、76歳。“悔いのない人生“のために福島へ

栗原はるみ、76歳。“悔いのない人生“のために福島へ

「おいしくて、たのしくて 栗原はるみの福島さんぽ」スタート!
  • 2023年04月07日

料理家の栗原はるみさんです。ことし76歳になった栗原さんは、4月から福島放送局で新コーナー「おいしくて、たのしくて 栗原はるみの福島さんぽ」をスタートします。実は福島に来ることは念願だったという、栗原さん。その理由を聞きました。

なぜ福島に?

(福島を選んだ)いちばんの理由は、好きな場所だから元気をもらえます。いっぱい文化があるし、おいしいものがあって、いい場所だなとずっと思っていました。(震災があって)まだまだ大変で悲しいこともいっぱいあるから、何か力になりたいのですけれど、そういう言い方もすごく失礼だと思うんですよね。だけど、少しでもやれることがあるなら、それは料理かなと。
(震災後)本当に大変な12年を過ごされてきたと思いますが、希望を持って、元気になってほしいです。私はどんなに小さなことでもいいから力になれたらいいなと思っているんです。

相馬の水産業者の方々を訪れた栗原さん

福島行きにつながった息子からの提案

いまから4年前、栗原さんは46年間連れ添った夫を亡くしました。大切な人に会えない絶望感と孤独。「悲しい道から早く元気な道に渡りたい、飛び越えたいという気持ちがあってもどうすればいいのかわからない」。喪失感を抱えた栗原さんは、新しい一歩のために、福島での仕事を決めました。2年前からは「きょうの料理」の後藤アナウンサーと一緒に、福島の食材を使ってインスタグラムのライブ配信を始めました。そして今回、福島放送局でもレギュラー企画を持つことになったのです。

夫が亡くなって、何か希望がなくなってしまった時に、息子に、自分を奮い立たせるために「残された人生で100やりたいことを見つけたら?それを全部応援する」って言われたんです。その中に【福島に来る】ことも入れていました。(福島に来るのは)自分のためでもあるんです。

(私と福島の人の)悲しみはもちろん違いますけど、私も、みなさんの想像以上に苦しんでいるので、一緒に励まし合って、仲よくできたらいいなって。

東京にいるとほとんど家にいるので、なかなか気持ちを前向きにできなくて。まだまだ切ないところですが、福島は好きな場所だから来ると元気が出ます。うちの夫に「泣いている時間はないよ」と言われそう。

栗原さんが感じた 福島の魅力

新鮮さですね。この前、鮫川村に行った時に、食べ物もそうなんだけど、村の人がいい人ばっかりで、空気もいい。星がすごくきれいだと聞いたので、1度泊まりに行きたいなと思いました。
(食材も)何でもありますよね。肉、野菜、果物、ありとあらゆるものがバランスよくある感じで、とても興味あります。ぜひそれを使った新しいレシピを考えたいです。 

野菜を栽培したり、採りにいったり…。漆や文化についても、いまさらですが少しずつ勉強していきたいなと思っています。食だけにこだわらず、もしかしたら散歩コースや山登りもあるかもしれないし、機会があればいろんなことをやってみたいです。

相馬の人たちに地元の食材を使ったオリジナルレシピを紹介

「栗原はるみの福島さんぽ」始まる

(新コーナーは)手ぶらでフラッと遊びに行くような番組にできたらいいなと思います。その後、おつきあいが続けられたらいいな。「また来るね」と言ったら、本当に行けるような関係が築けたら最高です。良い方がいっぱいいらっしゃるから、きっと出来るんじゃないかと楽しみにしています。誰か友達ができたらいいなと思っています。募集しようかな?(笑)。

そんなことを人生でやったことないから楽しそう。そしたらいろいろ料理を作って飲み会をしたいです。いつかどこか家を借りて住んでみたいですね。

おいしくて、たのしくて 栗原はるみの福島さんぽ
『はまなかあいづTODAY』内
年6回(偶数月)放送予定
初回放送 4月26日(水)

ページトップに戻る