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東北出身者でも難しい!? 福島ことばでの演技

こんにちは!FMシアター『はるかぜ、氷をとく』演出の小林です。


今回は「福島ことば」での演技について、です。

昨年は連続テレビ小説『エール』の放送もあって、福島ことば、聞く機会もたくさんありました。

今回も福島で生まれ育った2人の母親、ということで、酒井さんと新山さんにはがっつり福島ことばでしゃべっていただきました。

福島に残った女子高生のこなみ役の中村天海さんも方言のキャラクターなのですが、彼女は先日こちらでご紹介した通り、生まれ育ちは郡山ですから、

ほとんど指導の必要がない“ネイティブスピーカー”でした!


ご苦労されていたのは、栃木のご出身の酒井さんと、青森ご出身の新山さん。

ともに「比較的近いので習得に当たってそこまでのご苦労はないかな?」と勝手に思っていたのですが、そんなこともなかったようです…。

収録後にその苦労をお話してくださいました!


酒井若菜さん 福島ことばの苦労

新山千春さん 福島ことばの苦労

同じ東北の青森より栃木のことばの方がむしろ、福島ことばには近そうなのに、驚きました。

新山さん、チラッと見えた台本には発音記号やアクセントなどの印がびっちり書き込まれていて、台本が真っ赤になっていました…。

酒井さんも何と「寝ずに」準備をしていただいたとのことで、改めてトップ俳優の方々のお芝居への姿勢を見せていただいたような気がしました。

そしてプロといえば、先日もこちらの記事でご紹介した、福島ことば指導の佐藤みゆきさん。

正直、ことば指導って本当に大変だと思うんですよね…。

役者さんもお芝居にかなり熱が入ってやられている中で、「方言のここが違います」というある種のダメ出しをしなければならないお仕事です。

たとえ本番のお芝居がとても良くても、「方言のイントネーションが間違っていたので録り直しを」と言わなければならないのも、ことば指導の方の宿命です。(今回はキャストの皆さんのご準備のおかげさまで、そういったシチュエーションはありませんでした!)

そんなとても気の遣う、難しいお仕事ですが、佐藤さんが丁寧に指導をしてくださったおかげで、とても良い現場にすることができました!


酒井さんの麻子、新山さんの祐実、中村さんのこなみ…それぞれがどのくらい濃い福島ことばを話しているか、という微妙なレベル調整にも今回は試みていますので、その辺りも意識しながら聴いてみていただけると嬉しいです!

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