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会田征男さん・ツタ枝さん

  • 嗚呼!絶景

復興の桜と家族の思い

飯舘村で暮らす会田征男(あいた・まさお)さん・ツタ枝さん夫婦。

亡き息子とともに育て上げた「復興の桜」の物語。

 

 

 

『マー君、桜を見にこ!』

正善、マー君が天国に旅立ってから早い物で16年も過ぎてしまいました。

あなたと一緒に植え始めた桜の木は、今では3000本の桜になりました。

 

 

 

 

16年前に交通事故で亡くなった、息子・正善(まさよし)さん。

3000本の桜は、会田さん夫婦と正善さんで植え始めたものだった。

 

 

 

 

正善さんが亡くなって7年後。あの日がやってくる。

会田さん夫婦は原発事故の影響で相馬市へ避難。桜を育ててきたふるさと・飯舘村も一変してしまう。

 

 

 

 

そんな中・・・

 

 

避難中でも飯舘に通い続けて、桜を植え続けてきました。

いま思えば、息子が待っていると思えたから、飯舘に通い続けてこられたのかもしれません。

 

 

 

そして、いま、桜は村と多くの人たちとを結びつけている。

 

 

震災から2年ほどたって、全国からボランティアさんが来てくれて今も続いています。

草刈り、桜の手入れ、田植えや稲刈り、畑にアートを作り、私たちを助けてくれています。

 

 

 

 

来てくれる人達みんな「じいじ、ばあば」と呼んでくれます。

多くの人達に見守られて、いまは少しもさみしくないです。

 

 

 

きっとあなたは空から、この様子を見てくれていると思っています。

天国から「マー君、桜を見にこ!」

飯舘村 会田征男
会田ツタ枝

 

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