2020年08月25日 (火)
食べられるの!「からむし」って『昭和村』
福島民報社と協力しながら、
地域の情報や頑張っている人を紹介する『ふるさとツアーズ3』。
きょうは“からむし”で有名な「昭和村」の話題でした。
からむし、と聞くと「織物」のイメージがありますが、
今回紹介したのは、なんと、からむしの葉を「食品」と組み合わせちゃおう!という取り組みです。
そもそも、からむしは、カルシウムやビタミン、食物繊維が豊富と知られていながら、繊維を取り出す茎の部分のみを利用し、葉の部分は捨ててしまっていました。
「せっかくの栄養成分を、なんとか利用できないか」と始まったのが、食品開発だったそうです。
これまで、ラーメンやドレッシング、お茶やスープなど、さまざまな商品が開発されてきましたが、ことしは「からむしうどん」が誕生!
からむしの葉を練りこんだ麺は、ほんのりとした緑色。目にも楽しい仕上がりです。
開発にあたった昭和村の道の駅スタッフ・齋藤久美子さんは
「葉っぱの青臭さはほとんどありません。いまの時期に、冷たいつけうどんで食べると最高です!」と、おすすめの食べ方を教えてくれました。
うどんをはじめ、からむしの加工品は、昭和村の道の駅「からむし織の里しょうわ」で手に入れることができます。
隣接するレストランで、からむしを使ったメニューも楽しめます♪
詳しいことは、道の駅「からむし織の里しょうわ」までどうぞ。
電話:0241(58)1655
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次回紹介するのは、この町に決まりました。
『只見町』です。
県内59市町村をめぐるこのコーナーも、次の只見町で「51」番目。少しずつ、ゴールが迫ってきました。次回もお楽しみに!
投稿者:佐藤彩乃 | 投稿時間:14:17