2020年10月16日 (金)
「食品用ラップ」で体をあたためる!? @佐藤彩乃
こでらーの皆様、こんにちは!佐藤彩乃です。
木曜日の曜日パーソナリティーは、
社会学者の開沼博さんです。
くらしに役立つ情報や、
よりよく豊かに生きるための知恵を、
開沼さんとともに「探検」する
『ひろし探検隊』。
今回は、
「災害時に暖をとる方法」をとりあげました。
大きな被害をもたらした台風19号から1年。
あのときも、
朝晩の冷え込みが厳しくなってきた時期でした。
そこで紹介したのが、2つの方法です。
まずは…
①使い捨てカイロを効果的に使おう!
災害にあい、
「暖をとることができない」と想定します。
みなさんは、カイロが1枚だけあったとしたら、
どこを温めますか?
大手カイロ製造メーカーによりますと、
温めると効果があるポイントが、
いくつかあります。
「首」「お腹」「くるぶし周辺」です。
まずは「首」。
「首」には、太い血管があるので、
温めることで、全身が効率よく温まります。
首を前に曲げたとき、
「首と背中の間に、骨が飛び出している」ところに、
全身を温めるツボがあるとされています。
「お腹」は
へそよりも指2本分下に、カイロをペタッ。
「くるぶし周辺」は、
かかとを包み込むように貼るタイプのカイロを当てると、
全身がぽかぽかと温まります。
放送前に、開沼さんには
カイロを貼ってもらっていたのですが
「気持ちが落ち着く…ほっとする
あたたかさに包まれますね」と話していました。
ただし「低温やけど」には、十分注意してください。
(1)カイロを直接肌にあてない。
(2)カイロのあたっている場所を圧迫しない。
(3)1か所に長時間カイロをあてない。
(4)熱いと感じた時は、すぐに外す
これらのことに気を付けて、
効果的に使ってみてくださいね。
②「食品用ラップ」で体をあたためる!?
災害時のための
「食品用ラップの備蓄」はよく言われますが、
それを首に巻くことで、
防風・保温の効果が期待できるのです。
ラップを、1メートルくらい切って…
首まわりに、ぐるんと1回巻き付けます。
見た目は、まるで透明なマフラーです。
開沼さんも、その保温性に驚いていたようでした。
(気に入った開沼さんは、コーナーが終わっても、
しばらくそのまま過ごしていました。笑)
いざというときの「カイロ」と「ラップ」。
ぜひご用意を!
~♪きょうの音楽♪~
・最終列車/くるり
・さらばシベリア鉄道/太田裕美
・ダッタン人の踊り/藤澤ノリマサ