2019年10月08日 (火)
ようこそ、不思議な「マリンバ」の世界へ @佐藤彩乃
福島ゆかりのアーティストを紹介する「ふくしまSONGS」。
きょうは、スタジオでの生演奏をお楽しみいただく「Fライブ」をお届けしました。
スタジオにお迎えしたのは、福島市出身のマリンバ奏者・松本律子さんです。
全身を使って、躍動的にマリンバの演奏を楽しむ松本さん!
見ていると、こちらまでわくわくしてきます。
このコーナー史上初!?の打楽器の登場に、引地さんは興味津々でした。
「マレット」という、2本のバチで木製の鍵盤をたたいて、音を奏でるマリンバ。
学校の音楽室でよくある「木琴」よりも、ひと回り大きいものですね。
きょうは「電子マリンバ」で演奏していただきました。
電子マリンバは、コンピューターにつなぐことができ、マリンバ自体の音色はもちろん、
エレキベースや電子音など、一台でさまざまな音を出すことができます。
きょうは3曲披露していただいたのですが、特に引地さんが驚いていたのは「音粒」という作品。
楽器として使ったのは、電子マリンバと…
ブリキのコップ、竹筒を半分に割ったもの。それに、梱包用のクッション袋です。
クッション袋を、マレットの柄の部分で叩き、軽快な音から曲がスタートしました。
デジタルとアナログの融合で生まれる不思議な世界観に、
私たちは「次は、いったいどんな音色が飛び出すのだろう?」と、終始驚き続けていました。
松本さんは「日々の生活で“これを叩いたら、どんな音がするだろう?
演奏に使えるかな?”と興味が尽きません」とひとこと。
「自分にしかできない演奏スタイルを作っていきたい」と意気込んでいました。
松本さんが、これからどのようにマリンバの世界を広げていくのか、楽しみです。
すばらしい演奏を、ありがとうございました!
マレットの持ち方を松本さんに教えてもらって…
じゃじゃーん!持てました!!
~松本さんのコンサート情報~
「松本律子マリンバsoloリサイタル2019」
・11月2日(土)午後1時半開場 午後2時開演
・会場:ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)
~きょう披露したナンバー~
・「ベラクルス」
・「音粒(おとつぶ)」
・「 もみじ 」
投稿者:佐藤彩乃 | 投稿時間:20:02