こんにちは!キャスターの三谷咲都美です。
みなさん、「ブラインドサッカー」ご存じですか?
視覚障害者向けのスポーツです。
5人制のサッカーで、2020年パラリンピックの公式競技にもなっています。
このブラインドサッカーの日本選手権が、8日(土)に福島で開かれました!
実際に見てみると・・・なんだか驚きの光景が。
一般のサッカーですと、会場にサポーターの声が響いていますよね。
でも、ブラインドサッカーは、その逆!
観客はとっても静かで、ピッチ内がとってもにぎかなんです。
なぜかというと、選手たちは、聴覚など視覚以外の五感をフル活用しているから。
その集中を妨げないよう、観客は静かに応援するのがルールなんです。
使用するのは、転がると、音が鳴る特別なボール。
選手は、その“音“を頼りにして、ボール追いかけます。
そして、ゴール裏にいる「ガイド(コーラー)」の存在。
コート内にいる選手に
「右!」「左!」と進むべき方向を指示したり、他の選手の場所などを伝えます。
選手は、コーラーの声を手がかりに、進路方向や他の選手の場所を知ります。
また、「サイドフェンス」も、特徴の一つです。
選手たちは、これを頼りに、コートの幅やボールの位置、自分の位置などを把握します。
選手は勢い良くフェンスにぶつかります。
その迫力を、間近で体感できるのも魅力!
そして、選手がつけているアイマスク。選手全員、着用する義務があります。
私も実際につけてみましたが・・・とても軽くて、フィット感がありました!
今回の選手権には、福島県出身の選手も出場しました。加藤健人選手です。
2日間のトーナメント、加藤選手の所属する埼玉T-wingsは、順調に勝利を重ねます。
決勝戦。5点のうち、2点を加藤選手が決めて、見事、チームを優勝へと導きました!!
加藤選手は、
「まずは、地元の人たちにブランドサッカーのことを知ってもらいたい」と話していました。
改めて、ブラインドサッカーの魅力に肌で触れることができました!
2020年東京オリンピック・パラリンピックも迫ってきました。
でも、まだまだなじみのないパラスポーツ。
「はまなかあいづTODAY」で、どんどん取り上げていきますよ!
ブラインドサッカーについて詳しく知りたくなった!
という方は、ぜひ、こちらのホームページをご覧くださいね♪
投稿時間:12:36