藍島に行ってみた!子どもたちが感謝を伝える“TIK祭”
- 2023年01月25日
島唯一の小学校「藍島小学校」

藍島(あいしま)小学校を訪れると、中ではちょうど子どもたちが授業を受けていました。




全校児童は3人。6年生の両羽藍那(りょうは・らな)さんと両羽聖(りょうは・せい)さん。
そして4年生の松﨑未哩(まつざき・みり)さんです。
島の人たちが小学生を見守る
子どもの数は少ないですが、島の人たちから太鼓や三味線を教わったり、絵本の読み聞かせをしてもらったりして、多くの人たちに見守られてきました。



街の小学校だと知らない人と仲よくなれないけど島だったら信用できる人が多いから安心して遊べます。
TIK祭で感謝を伝える
でも子どもたちと島の人たちが交流できるのも、あとわずか。ことし(2023年)の春には6年生の2人が卒業します。そのため1人になる4年生も島外の小学校に転校することになりました。
そこで島の人たちにこれまでの感謝の気持ちを伝えるイベントが開かれました。
その名も「TIK祭」。「たのしい、いも、きずな」祭りです。
祭りには島の人たちおよそ30人が集まりました。


きょうはTIK祭に来てくださりありがとうございます。
今回のスローガンは“島の人と楽しくコミュニケーションをとりながら絆を深めよう”です。
ぼくたちとぜひ話してくださいね。
まずは練習を積み重ねてきた演奏を披露。

先生や校長も一緒になって組体操を披露。大技のタワーが成功しました。



みなさん、このお芋を見てください。こんなにでかい芋がとれました!



小学生と島の人たちをつなぐ“盆踊り”
TIK祭の最後は藍島伝統の盆踊り。

太鼓は両羽聖さん、三味線は両羽藍那さん。
踊りに合わせた伝統の口説き歌は、松﨑未哩さんが担当しました。
どれも島の人たちに教わったものです。






藍島のいいところは地域の人とか大人でもみんな仲がいいところが一番いいところ。卒業までにみんなと思い出を作って中学生になったら藍島小学校のことを友だちに自慢したい。

TIK祭大成功!!