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西郷どんの心が息づく町 ~鹿児島市~

4月28日(土)総合 九州沖縄地方 午前7:35~8:00

西郷どんの心が息づく町 ~鹿児島市~

九州沖縄をめぐり、ふるさとを再発見する「アサタビ」。
今回の舞台は、明治維新150年、大河ドラマ西郷どんに沸く鹿児島市を訪ねました。
旅人は岡山県出身の38歳、杉浦太陽(スギウラ タイヨウ)さんです。

写真:杉浦太陽さん

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杉浦さんの旅の目的は、新しい事にチャレンジし続けた西郷さん、その気概を引き継ぐ現代の西郷さんと出会うとこです。
まず杉浦さんが向かったのは、西郷さんの眠る南洲神社でした。

西郷隆盛は、生涯、天を敬い人を愛する「敬天愛人」の精神を貫きとおし、苦労を重ね、明治維新を行った立役者です。
この南洲神社で、稽古を行う自顕流(じげんりゅう)の子どもたちと出会います。
自顕流は、薩摩藩に伝わる一撃必殺の剣術です。西郷さんもこの剣術を学び、鍛錬を重ねました。

西郷どんの心が息つぐ町で、子どもたちに受け継がれている姿に出会えました。

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杉浦さんが次に向かったのは、鹿児島実業高等学校、男子新体操部が練習する体育館。男子新体操部は、明治維新150年をPRするため、鹿児島市のPRビデオに出演、話題を呼びました。
全国大会常連校の鹿児島実業の男子新体操部、その演技の魅力は、コミカルでユニークな表現力です。本来、新体操は、華麗で華やかな踊りを基本としますが、彼らは敢えてユニークな演技で、記録より記憶に残る表現力にこだわっているのです。

そんな彼らの演技を実感したいと、鹿児島市のPRで彼らが躍った衣装を着て、挑戦!
みごと踊りきると同時に、男子新体操部のみんなが真剣にお笑いをやっていることに気づきました。
ここにも、既存の演技を行うのではなく、新しいことに挑戦する現代の西郷さんがいました。

写真上:鹿児島実業高等学校 男子新体操部

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続いて鹿児島市から車で30分ほどのところにある、大島紬の工房を訪ねました。
繊細で美しい大島紬は鹿児島を代表する伝統工芸品です。今年維新150年に合わせ、大島紬職人の有志で、
新しい大島紬づくりに挑戦している方にお話しを伺いました。

有志の一人、本場大島紬伝統工芸士の重田茂和さんは、減り続ける職人や後継者不足である現状のままでは、大島紬が無くなってしまうのでは!我々がしっかり次の世代へ受け継がなければいけない!と新しい大島紬に挑戦、その絵柄には、ある思いを込めます。

それが、大島紬の中に星の輝きを表した絵柄です。この幾何学模様の名は、「西郷星」という絵柄です。1877年、火星大接近の年、西郷隆盛は西南戦争で亡くなります。東京では大きく輝く火星の中に「西郷さんの姿があった!」とうわさが広がる逸話が生まれました。
重田さんたち、職人のみなさんはそうした思いやエピソードを込め、語り継いでほしいと思っています。

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今回からスタートする「郷土のいっぴん」のコーナー。
1回目のいっぴんは、黒い薩摩切子です。これまで難しいとされてきた黒。光を通さないため、「ぼかし」と呼ばれる色の濃淡がでないのです。
長年の研究の結果、ぼかしのある黒い薩摩切子が誕生しました。

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杉浦さんは、鹿児島市内からフェリーに乗って桜島へ。

桜島の情報を集めようと訪ねた桜島ビジターセンターでで会ったのは、火山灰で絵を描く植村恭子さん。毎朝鹿児島ゆかりのものを描いているそうです。
一緒に体験もできます。

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最後に訪ねたのは桜島の農産物を加工する女性グループの工房。
今は甘夏の最盛期、絞りたての甘夏は大地の恵みいっぱいなジュースでいただきました。

実はこの女性グループ、ただ農産物を加工するのではなく、桜島の火山灰で傷つき、規格外品として、本来捨てられていたものをおいしくい食材に生まれ変わらせ、加工品として生み出していたのです。

少しでも農家の暮らしの糧になればと励ます、桜島のお母さんこそまさに現代の西郷さんでした。

西郷どんの心が息づく町 ~鹿児島市~

雄大にそびえる、鹿児島のシンボル桜島、杉浦さんはその裾野で西郷さんの気概を引き継ぐ人たちと出会いました。

旅人杉浦太陽 語り河野多紀 テーマ曲「切手のないおくりもの」 歌:樋口了一 作詞・作曲:財津和夫 

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