2021年10月13日 (水)漁師町に秋告げるカナトフグ~福岡市玄界島~


福岡市・玄界島に秋を告げる「カナトフグ」漁が始まった。トラフグほど有名ではないが、味はトラフグに負けず劣らず甘味と弾力があり、毒もなくて調理もしやすい。しかも価格はトラフグの5分の1ほどと、昔から地元で愛されるカナトフグの魅力を伝える。
全国で広く取れるカナトフグだが、玄界島の漁師たちは珍しい「フグかご漁」で漁を行う。漁師歴30年の井上幸喜さんは、衣装ケースほどの大きさの自作のかごを満載して出航。全長10kmにも及ぶ縄に200個のかごが付いた漁具を1日12時間以上休憩の間も無く上げ下ろしする。釣り針で取るのとは違い、フグを傷つけることがないという。
島の女性たちがつくるカナトフグ料理は絶品!お鍋にすれば、ほろっとほぐれるゼラチン質で淡白な身を味わえる。玄界灘、漁師町の秋の味覚を味わい尽くす。

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■玄界島で取れたカナトフグ

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■カナトフグ漁師 井上幸喜さん

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■フグかご漁で使われているかご

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■フグかご漁の様子

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■カナトフグを使った地元の料理


【問い合わせ先】
■カナトフグを販売しているお店について
▽鮮魚店 天竜 (柳橋連合市場内)
住所:福岡市中央区春吉1-6-3
電話:092-741-8256


■玄界島のフグかご漁について
▽福岡市漁協玄界島支所
住所:〒819-0205 福岡県福岡市西区玄界島21−3
電話:092-809-2036


※カナトフグは無毒ですが、さばくには「ふぐ調理師免許」が必要です。ご注意ください。


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こんにちは!中田理奈です!
今回の食いちは、福岡市玄海島の「カナトフグ」でした!

漁に同行させていただきましたが、本当に過酷でした・・・。
まず、準備をはじめたのが真夜中の3時。
その時点で、眠気をこらえるのが大変でした。
でも、漁師の井上幸喜さんたちは、
ふだん、そこから次の日の夕方ごろまで港に帰ってこないそうです。
頭が下がります。

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私にとって夜の海でのロケは人生初。
「大丈夫だろうか」と不安な気持ちで海に向かいました。
結果は・・・意外と大丈夫でした(笑)
というのも、船の外は本当に真っ暗で、空と海の境目がわからなかったんです。
海がどこかわからないので、怖くありませんでした!

そんな真っ暗闇の中で迎えたのが、玄界灘の日の出です。
その美しさに、感動しました。
 
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さて、肝心の漁です。
まだ暗いうちから作業が始まります。
重たいカゴを大量に海に仕掛けていき、さらにそれを引き上げなければなりません。
井上さんをはじめ漁師のみなさんの底知れない体力に驚きました。
引き上げたカゴの中には・・・カナトフグ、入っていました!
触らせてもらうと、硬いうろこはなく、ふわふわ、プニプニ。
見ているとかわいく思えてきました(笑)


漁のあと、漁師の井上さんのお母さん、時代さんたちに
カナトフグを使った地元料理を作っていただきました。

お鍋、フライ、おみそ汁の三品。
そのお味は・・・どれも本当に美味!

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カナトフグをお鍋にすると、お肉がほろほろ。
から揚げは、外はカリッ、中はふわっ。
一番好きになったのは、意外にもおみそ汁でした。
カナトフグのうまみがおみそ汁をより深みとコクのある味わいにしていました。

漁師さんやお母さんたち、玄界島のみなさんは、明るくて優しい方々ばかり。
みなさんからたくさんの元気をもらいました!
撮影にご協力いただき、本当にありがとうございました。

お手ごろで、いろんな料理が楽しめるカナトフグ。
みなさんもぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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