2021年04月21日 (水)春 活火山の恵み じゃがいも~長崎 島原半島~


春、長崎・島原半島で、じゃがいもの収穫が最盛期を迎える。煮込んでも崩れにくく、健康的な白色で見栄えの良いのが特徴の『島原半島産じゃがいも』は、雲仙岳など活火山の多い島原半島の恩恵をたっぷり受けた長崎県が誇る逸品だ。

南島原の農家・酒井 光則さんは祖父の代からじゃがいもを生産している。目の前に有明海が広がる段々畑に中田理奈リポーターがお邪魔した。島原半島のじゃがいも作りに欠かせないのが『赤土』。実は、150万年前から島原半島各地の噴火活動で降り積もってきた火山灰が時を経て土壌に変化したもので、成分の鉄分が赤くさびたことから、『赤土』と呼ばれるようになった。元は火山灰であったことから、鉄分やカリウムなどミネラルも適量に含まれていて、じゃがいもの成長に適した土壌として大切に使われてきた。長崎でじゃがいも生産が始まったのは、およそ400年前。交易を許されていた出島にオランダ商人がジャカルタから持ち込んだのが始まりと言われている。その後、大正時代から香港やフィリピンなどに輸出が始まり、その量をまかなうために島原半島でも本格的に栽培が始まった。
活火山とともに歩んできた島原半島では、食べ方にもその熱を活用して楽しむことができる。やってきたのは、橘湾沿いにある小浜温泉。その中心部の広場には、海底下のマグマ溜まりから出ている90℃の蒸気で、蒸し料理を作ることができる『蒸し釜』が観光協会によって運営されている。30分ほどじゃがいもを蒸すと、ホクホクとした『蒸しじゃがいも』が完成。小浜温泉の泉質は塩分のある食塩泉であることから、食材にもほのかに塩みが加わり、この地ならでは味付けを楽しむことができる。


〇番組内で訪ねた雲仙温泉・雲仙地獄

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島原半島中心に位置する 雲仙岳

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雲仙温泉街を散策すると

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源泉の湯気が立ち上る雲仙地獄

▽雲仙地獄
住所:雲仙市小浜町雲仙320(温泉街の中心部にあります。)
※24時間見学できますが、夜間のライトアップはありません。 

雲仙地獄の詳細については、雲仙温泉観光協会にお問い合わせください。
【問い合わせ先】
雲仙温泉観光協会
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙320
電話:0957-73-3434


〇番組内で取材したじゃがいもと生産者について

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春に旬を迎えた長崎のじゃがいも

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じゃがいも農家 酒井光則さん

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酒井さんのじゃがいも農地

▽番組に出演者してくれた方々の個人情報については、お伝えすることができません。


〇番組内で紹介した蒸し釜について

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小浜温泉 蒸し釜

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蒸しじゃがいも

【問い合わせ先】
住所:長崎県雲仙市小浜町北本町905-71(沿岸沿いの広場にあります。)

蒸し釜の利用可能時間や利用方法については、小浜温泉旅館組合に
お問い合わせください。
【問い合わせ先】
小浜温泉旅館組合  
住所:長崎県雲仙市小浜町北本町14-39
電話:0957-74-2672

 

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こんにちは!中田理奈です。
今回の食いちは、長崎県島原半島の「じゃがいも」でした!
見た目からすごくきれいでしたよね!
しかも、収穫後すぐだと指で少しこするだけであんなに簡単に皮がむけてしまうなんて、驚きでした!
じゃがいもについて、今回教えてくださったのは、酒井光則さん。
優しくて、初めてお会いしたのに自分のおじいちゃんのように感じてしまう方でした。
実際にじゃがいも収穫を手伝わせていただいたのですが、感想を申し上げますと、総じて大変でした・・・
思っていたより3倍くらい重たかった草を刈るのも、かぶせてあったビニールを剥いで運ぶのも、想像以上の重労働でした。
そして、くたくたになりながら、やっとじゃがいもを掘る作業なんです。

私にはとても操作が難しかった耕うん機で掘り出したじゃがいもは、傷つかないよう丁寧にかごに入れていきます。
そして、そのかごがまた、私の力では持ち上げることができないほどに重く、その上、ずっとしゃがみこんで作業をしているため、足腰がもう・・・(笑)
じゃがいも農家の方々を心底尊敬し、これからはじゃがいもをもっと大事にいただこうと思いました・・・。

さて、今回は火山に関係しているということで、「雲仙地獄」にも行ってきました!!
近づけば近づくほど硫黄の香りは強くなっていきますが、立ち上る湯煙を見ると、一気にわくわく感が増しました。
湯煙で前が見えなくなることもあるくらいで、その蒸気も温かく、その場所を通るだけでも楽しかったです。

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また、海沿いにある小浜温泉のほうにも行ってきましたよ!
蒸し釜をお借りし、じゃがいもを30分ほど蒸していただきましたが、もう、最高でした。
やはり海が近いからか、少し塩気を感じ、じゃがいもの甘さがより引き立ちます。
そして、じゃがいも自体の味が濃いこともあり、何もつけなくてもおいしかったです。
この土地ならではの食べ方だなあと思いました。

また、福岡に戻ってから、何度かじゃがいもを使った料理を作ってみました!!
白だしで煮たものと肉じゃがを作りましたが、煮崩れせず、けれどしっかりと味が染みこんでいてとってもおいしくいただけました!

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今は観光に訪れるのも少しためらってしまいますが、食材を通してその土地を感じるのも楽しいかもしれませんね。
ぜひ皆様も一度、島原半島のじゃがいも、召し上がってみてください^^

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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