2021年03月03日 (水)ほっこりニッコリ!春の甘酒 ~福岡県八女市~


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桃の節句に欠かせないのが、いま家庭でも大人気の“甘酒”。
県内屈指のひな人形の産地・八女市では、古くから豊富な水・米を生かした日本酒やしょうゆなど、こうじを使った発酵食品が作られており、その技術を使った甘酒作りが盛んです。
今回は、黒木町にある老舗しょうゆ蔵を訪問しました。地元産にこだわり、筑後地域のうるち米で作ったこうじと水だけが原料の甘酒。じっくり時間をかけて作られる、甘酒のおいしさの秘密を取材しました。

■蔵ごとの味が楽しめる甘酒
道の駅たちばなには、八女市内でつくられた甘酒がずらり。酒蔵だけでなく、しょうゆ蔵やお酢蔵など、様々な醸造元が甘酒を作っていました。粒の大きさや甘み、香りなど、蔵ごとの個性が光ります。

 

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■甘酒を購入できる場所
・道の駅「たちばな」
住所:八女市立花町下辺春315番地1
電話番号:0943-37-1711

■味の決め手は”米こうじ”
甘酒の味を決めるのは、原料である米こうじ。黒木町にある老舗のしょうゆ蔵で、米こうじが作られる様子を見学させていただきました。

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地元・筑後地域で採れたうるち米を蒸し、こうじ菌をまぶしたあと、2日間かけてじっくり米こうじを育てていきます。

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▼米こうじの温度管理の目安

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こうじに水を加え、半日発酵させると甘酒ができあがります。

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■甘酒に関してのお問い合わせ
・まる昌醤油(しょうゆ)醸造元
住所:福岡県八女市黒木町黒木40
電話番号:0943-42-0312
店頭ほか、インターネットでも購入が可能です。

■醸造元直伝!甘酒を使った料理レシピ
堤さんのお宅では、甘酒を砂糖の代わりに料理にも使っているのだそう。
甘酒おでんと、甘酒鍋のレシピを教えていただきました。

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【甘酒おでん】
(材料)
お好みの具材 甘酒 白だし みそ 水

(作り方)
1)具材を食べやすい大きさに切る。
2)鍋つゆを、甘酒②:白だし+みそ(大さじ2程度、お好みで)①:水③
 の割合で溶かして作ります。
3) 2)の鍋つゆを中火にかけ、具材を入れて煮る。

【甘酒鍋】
(材料)
・白菜・水菜・しいたけ・豆腐(厚揚げでもOK)
・じゃがいも・にんじん・鶏肉(豚肉でもOK)
・鮭など…お好みの具材 甘酒 白だし 水

(作り方)
1)すべての材料を食べやすい大きさに切ります。
※じゃがいも、にんじんは電子レンジで加熱して下ゆでします。
2)鍋つゆを、甘酒②:白だし+みそ(大さじ2程度、お好みで)①:水③
の割合で溶かして作ります。
3) 2)の鍋つゆを中火にかけ、鶏肉・豚肉・鮭(お好み) を最初に入れ、白菜の白い部分・しいたけ を入れて、下ゆでしたじゃがいも・にんじん を入れます。
4)最後に、豆腐・水菜・白菜の緑の部分を入れてできあがり。

 

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こんにちは!中田理奈です。
今回の食いちは、福岡県八女市の「甘酒」でした!
ひなまつりの今日にぴったりでしたよね^^

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これまで、甘酒自体は飲んだことがあったのですが、何年かに1度、機会があれば飲むというくらいのものでした。
ですが今回取材に行ってからというもの、毎朝飲んでいます(笑)
朝でもすっきり飲めるのに、意外と腹持ちがいいんですよね。

八女では、いろんな甘酒を飲み比べしたのですが、ここまで違うんだ!と驚くほど、それぞれの味や食感に特徴がありました。
どれが一番おいしい!というよりも、個人の好みの世界、という感じです。
例えば、口当たりがとろっとしているものかさらさらしたもの、粒感が残っているものか残っていないもの、甘さが際立つものか、自然な甘みを持ったもの。
飲み比べも楽しかったです!

今回は、そんな甘酒を作っている堤さんご夫妻にお話を伺いました。
お二人ともとても仲良しで、どちらも甘酒に対する思いがとっても熱く、こうじ菌を愛でている様子が印象的でした!(笑)

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私は、“こうじ”という名称自体は知っていましたが、詳しくどういうものかは知らなかったので、今回のロケで初めて少し身近に感じました。
こうじ菌たちは、意外とデリケートで、“生き物”なんだなあと思いました。
厳しい温度管理などによって育ち具合も違い、気候によっても変化するため、毎回全く同じにはならないのだそうです。

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 こうじ室を開けたときは、とてもびっくりしました。
くりの香ばしい香りが広がって、できあがったばかりの米こうじをいただくと、くりの和菓子を食べているような気分でした!
こうじがまさか、くりのような香りだったとは!!!(笑)
そして、5日かけて作った甘酒、ぜいたくにも、できたてをいただきました。
少しフレッシュ感があり、甘さとお米の香りがしっかりする、おいしい甘酒でした!
甘酒に、こんなに種類があったこと、知らなかった方も多いのではないでしょうか。
ぜひ皆様も、お気に入りの甘酒、探してみてはいかがでしょうか?

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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