2020年02月26日 (水)いにしえの山の幸 ニホンキジ ~鹿児島 鹿屋市~


今回の食いち!は鹿児島県鹿屋市で養殖されたニホンキジを紹介しました。
実はニホンキジは古くから日本で食されてきた山の幸で、随筆「徒然草」にも“宮中で扱う食材として申し分ない”と記されるほど珍重されてきました。

ただ、これまで国内の養殖のキジ肉といえば外来種のキジが多く、ニホンキジの肉はあまり市場に出回っていませんでした。
そもそも養殖のニホンキジは主に狩猟資源保護のため野に放たれる放鳥用として養殖されてきました。しかしここ最近、狩猟者の減少やイノシシやシカなどへの狩猟対象の変化、そして自治体の財政減など様々な影響から、キジの放鳥事業は全国的に縮小傾向にあります。
そこで、ニホンキジの養殖業者は需要拡大を狙い食肉として加工を始め、再びニホンキジが食材として注目されるようになったのです。

3年前から出荷が始まった鹿屋市のニホンキジは、鶏肉と比べてうまみが強く、きめ細かい肉質だと料理店でも好評です。
今後は地域の特産品として成長が期待されるニホンキジ、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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ニホンキジ

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広い放飼場(ほうしじょう)で育てられています

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生産者の小倉直樹さん


■ニホンキジが食べられるお店
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▽マナーハウス島津重富荘 フレンチレストランオトヌ
住所:〒892-0802 鹿児島市清水町31-7
電話:099-247-3122
※要予約。詳しくはお店にお尋ねください
※定休日:月・火(祝祭日除く)


■ニホンキジの卵のプリンが食べられるお店
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▽カフェ・ド・グリル サザンクロス
住所:〒899-7306 鹿児島県曽於郡大崎町永吉8155-2
電話:099-476-4406
※時期によっては取扱いがない場合もあります。詳しくはお店にお尋ねください
※定休日:火曜日(ランチのみ営業)・水曜日


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こんにちは!中田理奈です。
今回の食いちは、「ニホンキジ」をご紹介しました!

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初めて見たという方もいらっしゃったかもしれませんが、私も、実は初めて。
そして、初めて頂きました(笑)
フレンチレストランで出されるくらい、上品に食べることができて、けれど味は濃厚でおいしいんです。
鶏に似ていますが、うまみが強く、歯ごたえがあります。ですが、サクッと噛み切れてとても食べやすかったです。
実際に、このニホンキジが育てられているところに行ってみると、まず、その美しさと大きさに圧倒されました。

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存在感がある上に、ジャンプしたり動き回ったりしていたため、はじめは少し怖かったです。しかし、育てている小倉さんが抱っこして、キジを触らせてくれました。
おとなしく目をパチパチさせているのを
近くで見ると、少しずつかわいく思えてきました。
お邪魔した日は雨が降ったりやんだりしていたのですが、雨が上がった時、ふるふると体を振って、体についた水滴を飛ばしていて、その様子もかわいかったです。

小倉さんは、キジたちの様子を毎日丁寧に見ながら、餌などにもこだわって育てています。小倉さんが話すひとことひとことから、キジへの想いが伝わってきました。

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そんな小倉さんと高校時代の同級生だった坂元さん。小倉さんの挑戦を後押ししたいと、キジの卵を使ったプリンを作っています。
頂くと、クリームのようになめらかで、とってもおいしかったです。
卵が濃厚なのに、卵臭さが全くなく、口の中に入れると優しい味がふんわり広がります。
気づいたら全部なくなってしまっていました。

地元をあげて名物にしようとみなさんそれぞれが頑張っているのだなあと感心しました。
今回は、そんなニホンキジをご紹介しました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分


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