2021年7月14日

最先端の3D通話システム


テレワークでビデオ会議システムを使うことが増えていますが、
対面でのやりとりと比べると距離感を感じたりすることも多いのではないでしょうか?

この課題を解決しようと、福岡市には最先端の3D通話システムの開発に取り組むカナダ人の起業家がいます。

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アーロン・ヒルトンさんは、3年前に福岡市に移住して、ソフトウェアの開発会社を立ち上げました。
カナダで最先端の3DやAR=拡張現実を使った技術の開発に取り組んでいましたが、ビジネスチャンスを求めて日本人の妻とともに来日。
福岡市で日本人技術者とともに独自の技術を実用化しています。

▽瞬時の3Dスキャン技術

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タブレット端末を持つアーロンさん。
3Dスキャンを行っています。

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撮影したい人の回りを360度撮影すると
わずか1分でデータができあがります。

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こちらは、人間ではなく、本人そっくりの3Dデータです。

クラウド上に保存してシェアできます。
また、現実世界に投影して、自由にサイズを変えて動かすこともできます。

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この3Dデータ技術は、すでに広がっています。

福岡市博物館は、コロナ禍で来館できない人も家で楽しめるように、
博多人形などの展示物をアーロンさんの技術で3Dデータ化して公開しています。


▽独自の3Dコミュニケーションシステム

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アーロンさんがいま開発に最も力をいれているのが、
AR=拡張現実を使った3Dのコミュニケーションシステムです。
上の2人は遠くにいる人の3D映像です。

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専用グラスをかけると、遠くにいる相手がホログラムで浮かび上がる仕組みです。
まるで対面しているかのようにリアルタイムで会話できる最先端テクノロジーで、映画の世界が現実になりつつあります。

先月からは、福岡市内のARの研究開発会社が導入し、
今後、社員のテレワークや商談、新たなサービスの開発に活用したい考えです。

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▽パラレアル 明永喜年 会長
「このやり方のほうが社員や取引先と早く打ち解けられると考えている。
日本だけじゃなく海外の人とも関係を深めたい」


▽取材後記
コロナ禍のテレワークなどで遠くにいる相手と映像越しに初対面することも多いですよね。
3Dを使ったAR=拡張現実のシステムだと、距離感や壁を感じずに相手と楽しく打ち解けられると感じました。

福岡市は、外国人起業家を誘致して経済を活性化するため、
ビザの取得要件の緩和や家賃補助などの支援を行ってきました。
これまでに45の会社が起業され、アーロンさんも制度を利用しました。
コロナ禍のニーズに合った新しいテクノロジーが福岡の社会を変えるイノベーションにつながるのか、今後の進展に期待したいと思います。

 

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:11時42分 | カテゴリ:WEBいち! | 固定リンク

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