2021年4月 9日

「"ぼっち"を考えよう」 #2 リアクション編


視聴者のみなさんのリアクションで作り上げる「追跡!バリサーチ」。
先週は、おひとりさま向けフリーペーパーを手がける、福岡の編集部に潜入しました。
今回は、放送後に皆さんからいただいたご意見をもとに、さらにバリバリ取材しました。

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先週から始まった新コーナー「追跡!バリサーチ」。第1回目の先週、「ぼっちを考えよう」テーマに放送したところ、皆さんから様々なご意見をいただきました。

▼福岡市の30代女性のコネコさん
「以前は”ぼっち”を満喫していましたが、コロナ禍で自由に外出できなくなり家で孤独を感じるようになりました」

▼福岡県の紫ナイトさん
「子供は結婚して二人とも別世帯。これからもう一働きと考えていたときに病気になり、回復してもコロナで家にこもりがちになり日々悶々と孤独を噛みしめ、自分と向き合っています。人生最後の日まで自分を見失わず生きていける、力強いぼっちになる方法をリサーチして頂きたくお願い申し上げます」

▼東京都在住のRunning Monkeyさん、50代女性の方。
「未婚で一人暮らし。しかもきょうだいと父も亡くなり、肉親が母のみ、いとこや親戚はいるけど、住んでいるところが離れているという状況です。今救いは友人です。独身者が多いので、「お互い助け合って生きていこう」と話しています。」

▼北九州市の「こう」さん、40代女性の方。
「夫と死別して福岡に戻ってきた。同世代の女性は、子どもがいて当たり前という風潮を感じ、生きづらさを感じている。同世代で同じ立場の人も少なく、今から新たなコミュニティーや居場所を見つけるのは難しいと感じている。傍からみれば、ひとりで呑気に過ごしているとみられるが、苦しみながらも色々と考えていることを周囲に分かって欲しいし、思いを共有出来る仲間が欲しいとは思っている」

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今回、いただいたご意見をもとに、どのように第2回目の放送をお伝えするか、バリサーチの取材チームで議論を進めました。そのなかで、夫と死別したというこうさんの力になることができないかと取材を進めた結果、伴侶を亡くした人が集まる交流会「彩(いろどり)にじ倶楽部」という団体が福岡市にあることを知り、代表の方に話しを伺ってきました。

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彩(いろどり)にじ倶楽部の代表の50代の女性です。6年前、突然、夫を病気で亡くしました。
当時の心境をこう話します。

「自分ひとりがこんなつらい思いをしているのかなと孤独を感じていた。まわりに心配かけちゃいけないと思って、から元気で元気だと装っていたら、『あなた思ったより元気ね』とか『立ち直ったの』とか言われて、それでまた悲しくなり、傷ついたんです」

伴侶を失った悲しみを当事者同士で、癒していける会を作ろうと、「彩にじ倶楽部」を立ち上げました。会には、福岡を中心に鹿児島県や山口県などから家族を亡くした人たちおよそ100人が参加しています。

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定期的な食事会や旅行を通して、当事者にしかわからない、悩みや悲しみを共有しています。
ご意見をくれた北九州市のこうさんに向けたメッセージもいただきました。
「家族とかにも言えない気持ちをその場で吐き出すことで気持ちが楽になったり。同じ経験をしているから気持ちを分かち合えると思います。あなたの近くには同じ経験をした人がいないかもしれないけど、でも実際には、たくさんいます。あなただけじゃない。これからの人生を自分らしく前向きにまた幸せに生きていくためのきっかけとして、ぜひ彩にじ倶楽部に、私に連絡をください」。

 


様々なケースがあるぼっち。どう向き合えばいいのか、おひとり様向け情報誌「ひとりとひとり」の安藤昭一さんは、次のように話しています。

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「誰かとつながるために一歩を踏み出すことはとても大事です。でも人によってぼっちの境遇は様々で、簡単に一歩のハードルを踏み出せない人もいるのも確かです。いきなり大きな一歩を踏み出して、交流会などの場に行けなくても、どんな場があるかネットや本などで“知る”ことから始めてみることも大切です」

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:19時42分 | カテゴリ:追跡!バリサーチ | 固定リンク

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