2020年12月23日

日本一珍しいお雑煮!? 蒸し雑煮~福岡 朝倉市~


日本のお正月に欠かせない食べ物「お雑煮」。全国各地、地域によって具材やダシなど違いがあることは知られていますが、福岡県の朝倉地方に日本一珍しいと言われるお雑煮がありました。

その名は「蒸し雑煮」。茶碗蒸しの中にお餅などお雑煮の具材が入った料理ですが見た目とは裏腹に食べているとお雑煮を感じる不思議な一品。

その歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。当時、中国から長崎に、茶碗蒸し料理が伝来したと言われています(諸説あり)。それが、徳川幕府の命令で長崎を警備していた秋月藩(現在の朝倉地方を治めていた)に伝わったと言います。

その時代、茶碗蒸し料理に使う卵は大変貴重で、お正月の雑煮と並びご馳走でした。

いつしかこの2つが合わさり、よりめでたい料理として「蒸し雑煮」が、誕生したと考えられています。

そのおいしさの秘密を知ろうと、、地元朝倉の方々につくり方を教えてもらうと、そこには数々の先人の知恵がありました!

お餅が溶けて器にこびり付かないように、薄く切った大根を底に敷いたり、お餅が熱々の卵だしに包まれているので、食べ終わるまで熱々トロトロで食べられたり・・・。

最近では家庭料理を超えて、地元の名物料理として福岡県内、そして全国へ広がりを見せています。そんな蒸し雑煮の魅力をご紹介します。

 

【番組でご紹介した蒸し雑煮のレシピ(2人分)】
■具材
丸餅 かつお菜 大根 にんじん しいたけ たけのこ
鶏肉 しょうゆ(鶏肉下味用) ちくわ かまぼこ するめ(全て適量)
■だし汁
だし(いりこと昆布としいたけ)150g 卵1個 塩 適量

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蒸し雑煮

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JA筑前あさくら女性部の皆さん

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蒸し雑煮を作っていただきました


【問い合わせ先】
■福地リポーターが試食した場所
▽「泰泉閣」
住所: 〒838-1521 福岡県朝倉市杷木志波20
電話: 0946-62-1140
営業時間:年中無休

■福地リポーターが料理を教えてもらった方々
▽「JA筑前あさくら」
住所: 〒838-8602 福岡県朝倉市甘木221?1
電話: 0946-23-2222

 

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もうすぐお正月!
お正月といえば・・・そう!「お雑煮」

みなさんの自宅ではどんなお雑煮を食べますか?
私のおうちは必ず「かき」、オイスターが必ず入っていますよ!(^-^)

今回ご紹介したのは福岡県朝倉の「蒸し雑煮」です。
全国各地で食べられている特色あるお雑煮が掲載された本でも、「蒸し雑煮」は全国の変わり種お雑煮第1位として紹介されているほどなんです!
みなさん知っていますか?

福岡生活2年目!地元も隣の佐賀である私は・・・知りませんでした・・・(^_^;

さっそく朝倉に向かい、レストランで蒸し雑煮をいただきました!
第一印象は「えっ!茶わん蒸しじゃん!」でした!
見た目はいつも食べるような茶わん蒸しでした。
しかし、スプーンを入れてみると、エビや椎茸、鶏肉と具材がゴロゴロと!
そして!ありました!餅!! 餅が下のほうにたっぷりとありました!

食べてみると、味は少し茶わん蒸しに似ていました!しかし、茶わん蒸しに比べて汁がたくさんでできましたし、食べていくとだしの味とともに、たくさんの具材の甘みや味がしっかり出ていておいしかったです!
そしてなにより餅が入っているので「お雑煮だ!!」と感じられる味わいでした(^^)

朝倉の方はこの「蒸し雑煮」を小さい頃から食べていたと言い、この味をこれからもずっと残していきたいし、朝倉だけでなく、もっとたくさんの人に食べてもらいたいとおっしゃっていました。

「お雑煮」といえば各家庭によって見た目も味も変わってきますよね。
みなさんも朝倉の「蒸し雑煮」を食べて、他のお雑煮との違いやおいしさを感じてみてください(*^_^*)!

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蒸し雑煮は、見た目は茶わん蒸し!?

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蒸し雑煮の作り方を教えてくださった朝倉のみなさん

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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