2021年05月31日 (月)"ウッドショック"は福岡にも 消費者にも価格高騰が影響


 


工務店社長「工期が遅れるかも」


新型コロナウイルスは“ウッドショック”と呼ばれる木材価格の記録的な高騰をもたらしていることをご存じだろうか。
福岡県内でも住宅を建てる工務店やホームセンターが値上げの検討に追い込まれ、
一般の消費者にまで影響が及んでいる。
 
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これは、アメリカのシカゴにある木材先物価格の推移だ。
この1年で4倍近くにまで高騰している。
アメリカではいま、新型コロナの感染でリモートワークが広がり郊外で住宅の建設ラッシュが起きているのだ。
建築用の木材が世界中からアメリカに流れこみ、日本の輸入業者は買い負けている。

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では、国内にある豊富な木を使えばいいのではないか。
だれもがそう思うだろうが、国内材は急に増産できる状況にはないのだ。
林業は長年の低迷で人手不足や高齢化で生産体制は限られている。
また、日本は輸入材に依存し、木材の自給率は37.8%に過ぎない。
ウッドショックは、輸入材に依存している日本の林業の長年の課題を浮き彫りにしている。

業界の関係者は「新型コロナウイルスで止まっていた住宅建築が再開すると世界的に木材の需要は高止まりし、ウッドショックはしばらく続くだろう」と話す。

コロナ禍で在宅時間が増え、人気が高まっているDIYの材料も輸入材が多い。
福岡のホームセンターでは来月から値上げを検討しているという声も聞かれる。
また、工務店では建材が入らず、新規に受注しても工期が遅れたり、建築費が高騰したりする影響が出ていて、夢のマイホームを予定通り購入できないおそれもあるという。
私達の普段の暮らしにまで影響を及ぼしているウッドショックの背景に迫る。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:10時04分


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