2019年01月18日 (金)冬の糸島 牡蠣小屋へ


福岡に来て初めての冬を迎えています。
曇り空と冷たい北風、これぞ福岡の冬・・・と覚悟していましたが、
今年は暖冬のせいかちょっと拍子抜けしています。

さて、冬の福岡、行きたかった場所がこちら。

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糸島市の牡蠣小屋です。
港のそばにずらりと立ち並ぶハウス。
お昼過ぎ、駐車場もいっぱいです。

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売り子さんではありません。
中に入ると、灰が服につくのを防ぐため、
備え付けのジャンパーに着替えます。

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待ってました!
冬の味覚、牡蠣。
炭火であぶっていくと、ジュージュー、プシュプシュ、
おいしそうな音が!

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口を開けたら食べごろ。
ポン酢をたらして、熱々のところをいただきました。
フレッシュな甘みと、潮の香りが最高!
思わず笑みがこぼれる味です。

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帰り際、振り返ると光り輝く海が。
牡蠣と潮風に心満たされる、冬の小さな旅でした。

投稿者:中山庸介 | 投稿時間:16:16 | カテゴリ:中山庸介 | 固定リンク


2019年01月16日 (水)"帰りたいけど帰れない"~長期避難世帯集落は今~


平成29年7月の九州北部豪雨から1年半あまり。避難生活を続けている人は福岡県と大分県で今も1000人を超えています。このうち、福岡県朝倉市では、杷木松末地区と黒川地区の6つの集落の91世帯が、二次災害のおそれがあるとして「長期避難世帯」に認定されています。日中は出入りできますが、もとの自宅に住むことができない状態が続いています。再建への希望を持ち続けながらも、不安を募らせる集落の人たちの今を取材しました。

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朝倉市の山あいに位置する杷木松末地区の石詰集落。この集落に暮らしていた人たちは長期避難世帯に認定されています。豪雨から1年半がたっても、崩れた斜面の山肌はむき出しになったままです。

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「とにかく、これから上が全部流れてですね・・・」。石詰集落の区長、小嶋喜治さんも自宅に住むことができなくなり、毎日のように仮設住宅から集落に通い、復旧工事の進捗状況を確認しています。

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今後、長期避難世帯の認定が解除され、再び住めるようになるには「危険性が低くなった」と判断される必要があります。しかし、その判断ができる本格的な復旧工事の完了まで、あと何年かかるのかは見通せていません。

「今は、河川や道路復旧の本格工事が始まるまでのブロックをずっとつくっている。100個、200個じゃ足りない。何万個といりますけんね。1、2年で終わる工事じゃない」(小嶋喜治区長)。

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そうした状況の中、小嶋さんは集落に暮らしていた住民たちの不安をひしひしと感じています。

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小嶋さんとともに石詰集落で生まれ育った、小ノ上喜三さんです。
自宅は全壊。営んでいた柿農園も一部が流されましたが、川のすぐそばでかろうじて残った選果場で作業を続けています。ふるさとを捨てられないと思っているからです。

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「ここは一生かけて整備して、自分の一生が詰まっていますからね。これを捨てるというのは自分を捨てるような風に感じますからね」(小ノ上喜三さん)
しかし、もとの暮らしを取り戻したいと思っても、先はまったく見通せません。

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「今ある家でも残れるのは4~5軒じゃないですか。4~5軒の家でこの集落を維持していけるのか心配しています」(小ノ上喜三さん)将来が見通せない中でも、区長の小嶋さんは、集落の絆だけは失いたくないと考えています。

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そこで、年末には集落の入り口に、高さおよそ2点7メートル、土台の幅もおよそ80センチある大きな門松をつくりました。復興への願いを込めてです。

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年明けには、去年豪雨で行うことができなかった、「鬼火たき」も行いました。住民など40人以上があつまり、勢いよく燃え上がる炎を見ながら、1日も早い復興を願いました。そして、久しぶりに顔を合わせた集落の住民たちと一緒に、お餅を食べたり、お酒を飲んだりして、以前のような楽しいひとときを過ごしました。

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門松づくりも鬼火たきも、住民がひとときでも笑顔になってほしいと小嶋さんが企画しました。「長期避難世帯に認定された集落であっても、再建への希望は持ち続けたい」。小嶋さんの願いです。

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「やっぱり生まれ育ったところが一番大事ですけんね。とにかく、1日も早く、普通の生活に戻ってもらいたいです」


【取材後記】
「きょうのように住民のみなさんと顔を合わせるのが何よりも楽しみです」年明けの鬼火たきを取材した際に小嶋さんは私にそう話してくれました。住民たちと笑顔で話す小嶋さんが印象的で、ほんとうにこの集落のことが大好きなのだなと改めて感じました。小嶋さんは「集落のために」と、2年が任期の区長を1年延長しています。長期避難世帯がいつ解除されるかわからず、先が見えない中で、さまざまな悩みや不安を抱えながら、それでも集落のことを考え、絆を大切にしている姿が深く心に残りました。私自身、今後も継続して、石詰集落を、そして九州北部豪雨の被災地を取材していきたい。そう強く思いました。

久留米支局記者 山崎啓

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:25 | カテゴリ:WEBいち! | 固定リンク


2019年01月10日 (木)結婚の決め手は"DNA"!?


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今、若い女性たちの間で、男女の遺伝子レベルでの相性の良さをもとにお見合いや交際を進める「DNAを使った婚活」が、密かな人気となっている。
福岡に支店を持つ大手婚活サービス会社、去年、唾液から採取したDNAを元に、相性のいい相手を紹介するサービスを始めた。相性診断の根拠としているのは、免疫をつかさどるHLA遺伝子。1万以上の型があり、この型が似ていない相手ほど異性として相性がいいと考えられている。
こうした研究をもとに始まったDNAを使った婚活サービス。5年ほど前からスイスやアメリカで広がり、日本でも現在4社が提供している。東京では、仮面で顔を隠し、遺伝子の相性のスコアのみを元に交流する「DNA婚活パーティー」も登場。“相性のいい”相手とは、「不思議と話がはずむ」「感覚的に合う気がする」と好評だ。女性たちはなぜこうしたサービスを利用するのか。番組では、DNAを使った婚活で相手を探す20代の女性に密着。実際の利用者や専門家の取材を通して、若い世代の結婚観の変化を探る。

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【取材者のひとこと】
取材者の私自身も、27歳と、今回番組で取材した方々と同じ“婚活”に興味がある世代。当初は、なぜ同世代の女性がDNAを使ったサービスにひかれるのか、正直少し理解できないと思う部分もあり取材を始めました。ただ、取材を進めると、利用している人の背景には、「少しでも早く結婚して安定した家庭を築きたい」という気持ちがあり、それは同世代として共感する部分が多くありました。
また、専門家は「DNAの相性には一定の科学的な根拠はあるものの、関係が長続きするかどうかは、さまざまな要素が絡んでいるので、参考程度にするべきではないか」と話をしており、DNA情報を利用する際は、私たちひとりひとりがリテラシーを持って利用することが、大切なのだと感じました。

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■DNAを使った婚活パーティーに関して
▽DNAソリューションバンク株式会社
電話:03-5244-9503

■(福岡に支店を置く)DNAを使ったお見合い会社
▽株式会社結婚情報センター(結婚相談所ノッツェ)
お住まいの地域の担当店舗につながる電話番号です
電話:0120-031-554

■番組中に出てきた女性が利用していたDNAお見合い会社
▽株式会社ゴッドピープル
住所:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-10-302
電話:03-6206-1150

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:フォーカス福岡 | 固定リンク


2019年01月09日 (水)濃厚なうまみ!虹色に輝くヒオウギ貝~大分・佐伯~


「ヒオウギ貝」はオレンジや黄色・紫といった天然の虹色をした二枚貝。
大分県佐伯市は全国でも「ヒオウギ貝」の出荷量が有数な産地です。特に冬のこの時期は身が分厚く、濃厚でおいしいと言われています。佐伯市蒲江地区で「ヒオウギ貝」の養殖を10年以上している後藤猛(ごとう・たけし)さん(37)はとてもおいしく美しい「ヒオウギ貝」を育てると地元でも評判です。「ヒオウギ貝」はわずか1センチに満たない稚貝から1年半かけて9センチまで成長する。大きくなるにつれて、かきに覆われて、形が変形したりや成長の妨げにならないよう、後藤さんは常に殻を磨く。贈答用にも選ばれるため、殻が輝くまで細かいブラシで「二度」磨き、仕上げも特にこだわる。「見た目がきれいなヒオウギ貝が味もおいしい」という後藤さん。佐伯市内のフレンチレストランでは、この「ヒオウギ貝」を使ったカルパッチョやフライといったメニューが取り入れられている。きれいな殻をお皿に見立てた一品はヒオウギ貝ならではです。後藤さんの手仕事とその美しさもおいしさも生かすお料理をご紹介します。

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■ひおうぎ貝の料理が食べられるお店(冒頭で紹介したお店)
▽フランス料理 ムッシュ・カワノ
住所:〒876-0814 大分県佐伯市東町6-26
電話:0972-24-2423
※お店は完全予約制です。詳しくはお店にお問い合わせください。

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■後藤さんのヒオウギ貝について
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ポケットマルシェ
※後藤さんは「屋形島のヒオウギ貝」です。

▽道の駅かまえ
住所:大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104番地1
※後藤さんのヒオウギ貝の入荷状況はお問い合わせください。
電話:0972-42-0050

※他、ふるさと納税の返礼品としてもお申し込みが可能です
▽SAIKI Selection
※後藤さんは「屋形島のヒオウギ貝」です。

佐伯市 観光ブランド推進部 ブランド推進課 ふるさと納税係
住所:大分県佐伯市中村南町1番1号
電話:0972-22-3486

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明けましておめでとうございます!
おいしい食材がずらりとそろうお正月。みなさま堪能できましたでしょうか?
2019年も「食いち!」では、九州沖縄のとっておきの旬の食材をご紹介いたします!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年初めての食いちは、カラフルな貝殻が目を引く”ヒオウギ貝”。
大粒の身が味濃く、深い味わいが地元でも大人気。
今回お邪魔したレストランには、ヒオウギ貝のフルコースまであるそう!
屋形島の素晴らしい自然の中で育ち、おいしいのはもちろんですが…!
赤・黄・橙・紫と鮮やかで美しい色合いの貝殻。
この美しさを最大限に引き出すため、育成中も集荷する前も、丁寧に丁寧に磨いてくんです。
この作業、想像以上に難しいそうなんです!割れないように、最大限美しくなるように。
生産者の後藤さんもこの作業が一番大変だとおっしゃっていました。
ヒオウギ貝の美しさは、生産者の苦労のたまものだったんですね。
私もヒオウギ貝を自宅で調理してみたのですが、おいしいのはもちろん、貝殻があまりにきれいで、何かに使えないかなと思わず眺めてしまいました。
この美しい貝を食べた後も楽しめるようにと、貝殻を使ったランプやキャンドル作るなどアレンジする方もいらっしゃるそう!後藤さんも絶賛考案中だそうです☆
輝く美しいヒオウギ貝の今後も注目したいですね!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク


2019年01月09日 (水)2019年もランニング!


皆さん、新年あけましておめでとうございます。今年も「ロクいち!福岡」を宜しくお願い致します!

年末年始と言えば、お休みを頂いて自宅で「紅白」と「ゆく年くる年」を見て寝たあとは・・・

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初日の出RUN!NHK福岡のお隣、大濠公園では多くの人が初日の出をカメラにおさめていました。

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少し雲があって心配でしたが、なんとか!

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2019年、とっても気持ちの良いスタートを切ることができました!
今年も良い年でありますように・・・。

浅野 達朗

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:10:35 | カテゴリ:お知らせ | 固定リンク


2018年12月20日 (木)スイーツ店倍増!フルーツ王国うきは


今おしゃれなカフェやスイーツ店が次々とオープンし、注目を集める町があります。人口3万人のうきは市です。カフェやスイーツ店の数がここ数年でなんと倍増し、今、市内には30軒以上のお店ができています。週末には地元産の果物を使ったスイーツを求めてたくさんのお客さんでにぎわっているそうですが、その背景にはフルーツで地域を元気にしたいという新たな取り組みがあったんです。市内で生産されているフルーツはなんと100種類以上。市内のカフェではうきは産のフルーツで作ったソースを添えたこだわりスイーツが食べられます。そんなカフェの情報をうきは市のスイーツ案内課が発信。さらに、うきは産のフルーツに新たな光を当て、新商品の開発に取り組むパティシエも登場。フルーツ王国うきはの魅力を、取材しました。

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■うきは産のイチジクで作ったソースを添えたスイーツを出していたカフェ
▽MINOU BOOKS&CAFE
住所:うきは市吉井町1137
電話:0943―76―9501
営業:午前11時~午後7時
定休日:火曜日 第3水曜日

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■うきは産のフルーツを使って新商品の開発を行っているスイーツ店
▽miel cake cafe 
住所:うきは市吉井町1340
電話:0943―75―3802
営業:午前10時~午後7時
定休日:第3水曜日

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■うきは市の取り組み・スイーツ案内課について
▽うきは市役所
住所:うきは市吉井町新治316
電話:0943-75-3111

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:フォーカス福岡 | 固定リンク


2018年12月19日 (水)お正月の海の幸!"のうさば" ~福岡県宗像市・鐘崎~


福岡県宗像市の鐘崎で、年の瀬が迫るこの時期にだけ見られる冬の風物詩がある。家の軒先や海岸のあちこちで三角形の魚の開きが干されているのだ。正体は、地域でお正月に食べられる郷土料理「のうさば」。でも“さば”にあらず。サメの一種“ホシザメ”の干物なんです。
フグやタイなど、玄界灘の豊かな海の幸を水揚げする鐘崎では、はえなわ漁の際にホシザメが網にかかります。値段が低いため普段は海に戻しますが、この季節だけは特別。漁から戻った漁師たちは一斉このホシザメをさばき、漁港中に干すのです。実はこののうさば、別名「鐘崎かずのこ」ともいわれ、冬の食べ物が乏しかった時代に代用品として正月に食べられてきました。その風習が今も続き、漁師たちは毎年正月には船神様にお供えし、漁の安全と大漁を祈ります。
しょうゆやダシ、柑橘類などの味付けで小さく短冊に切り、コリコリした食感がお酒の肴にもぴったり。家庭ごとに味付けがちがい、代々レシピが引き継がれてきました。まき縄漁を行う権田猛雄さんのご家族では、お孫さん「のうさば」が大好き。長年受け継がれる、地域のお正月の味をお伝えします。

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■のうさばが購入できるお店
▽道の駅むなかた
住所:福岡県宗像市江口1172
営業時間:9:00~17:00(10月~5月)
8:30~17:00(6月~9月)
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)
※お正月休み・・・12月31日~1月5日
電話:0940-62-2715

※“のうさば”は例年11月末~旧正月まで販売します。ただし、在庫状況は年によって異なります。

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■権田夫婦が営む水産加工店
▽明神丸水産
住所:福岡県宗像市鐘崎230-66
電話:090-1083-2012

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今年も残りわずか!「食いち」も2018年最後の放送になりました。
そんな締めくくりの今回は、この時期にぴったりの食材!
宗像の鐘崎地区のお正月の定番メニュー「のうさば」。
福岡の人は、聞いたり見たりしたことある方もいらっしゃるかと思いますが…、“さば”ではありません!”サメ”なんです!!
サメを食べる機会がなかなかない私にとって、非常に新鮮でした。
そのまま食べると、歯ごたえがあり、かみしめるたびじわじわと出てくる魚のうまみ。
素朴な味でした。
鐘崎ではそのまま食べるのではなく、各家庭に伝わる味付けをしてから、味わう食材なんです。
今回お邪魔した権田さんのご家庭でも、権田家ならではの味付けで“のうさば”をアレンジ!
これがまたおいしかったんです~!
ご家族のみなさんも、この味が大好きなんだそう!
取材でお邪魔したときも、あっという間にお皿からなくなっていました…!
作る過程の一部を見せていただいたのですが、食卓に並ぶまでには、干して、下準備して、調理してと、時間と手間暇がかなりかかっていました。
それでも、鐘崎で長い間“のうさば”が受け継がれています。
鐘崎のみなさんの地元への思いと家族のつながりがあってこそだと感じました。
最近は、私も、つい簡単なものを選びがちで、きちんと節目ごとの伝統や文化を考えられていないような気がします。
ですが、鐘崎地区のように、九州沖縄、それぞれの地域で伝わる伝統の味を絶やすことなく、大切に繋いでいけるよう改めて考えていきたいと感じました。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク


2018年12月12日 (水)皮は緑だけど実は甘い!「スイートスプリング」~熊本・津奈木町~


熊本県に「温州みかん」と「ハッサク」をかけ合わせた、珍しい品種のみかんがあります。その名は「スイートスプリング」。熊本県の生産量が、全国1位です。しかし、デコポンがおよそ2万トンの生産量に対し、「スイートスプリング」は173トン。一番の特徴は「見た目」。その果皮は、みかんなのに「緑色」。「スイートスプリング」の皮はまだ緑色でも中の実から熟します。熊本県津奈木町で20年ほど生産を続けている吉野芳美さん(61)は、ゆずやカボスのような、酸っぱいイメージを持たれ、敬遠されがちだと言います。それでも作り続けるのは、味の良さ。見た目は緑色で熟していないように見えますが、実は酸味が少なく甘くてジューシー。果実が熟したタイミングで収穫するため、実際に食べて収穫を決めるそうです。生産量が少なく、生産者も少ない品種のため、吉野さんのスイートスプリング作りは、試行錯誤の日々でした。そこで、吉野さんたちをはじめ、津奈木町の生産者たち20人で「スイートスプリング部会」を結成。町も協力し、スイートスプリングを名産品にするため、全国の物産展などをまわり、そのおいしさを伝える活動も行っています。その努力が実り、今では全国から注文が殺到するほどの特産品になりました。

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皮は緑色だが、実は熟しているスイートスプリング

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糖度は10パーセント以上、酸度は0.1パーセントと酸度が低いため、甘みを強く感じる

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20年ほどスイートスプリングを生産する吉野芳美さん(61)
 
■スイートスプリングを販売している物産館
▽つなぎ百貨堂
住所:〒869-5603 熊本県葦北郡津奈木町大字岩城1601
電話:0966-78-2000

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みなさんはご存じでしたか
皮が緑色の「スイートスプリング」。
私は昔からよく食べていたのですが、
津奈木町で見たほど濃い緑色のものは初めてでした!
やはり、あそこまで濃い緑色だと、本当に甘いのか不思議に思ってしまいますが…!
食べてみると、甘くてさわやか、果汁たっぷりでおいしいんですよ~♪
生産者の吉野さんがこだわる“糖度の高さと酸度の低さ“。
様々な栽培方法を試しては、変えてみて…
そうした試行錯誤の繰り返しで生まれるおいしさなんだと感じました。
自然の中で育てるからこそ、おいしくするための工夫は一筋縄ではいきません。
「長い時間かけても、少しでもおいしく」と強い信念で取り組む吉野さんの姿は
とても素敵でした。
”緑と甘さのギャップ“を、ぜひみなさんも楽しんでみてください。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク


2018年12月06日 (木)最前線! "在宅"が変わる オンライン医療


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今年の4月の診療報酬改定で、ICTを使ったオンラインの診察が認められた。自宅から病院へ定期的に通院することが難しい高齢者などを中心に、スマートフォンなどを使って診察を受けるというものだ。さらに福岡では7月から、オンライン診療を受けている患者が、薬局から直接薬の配送を可能にするオンライン服薬指導も実証実験として実施。病院や薬局に行かずとも、診察を受け、薬をもらえるようになった。しかし、オンラインの診療を受けるには、自宅から30分圏内に病院がなければいけないなど医療現場からは、オンライン診療を組み入れたくてもなかなか難しいという声もあり、実際に利用している人はごくわずかだ。
一方で在宅の人を、看護師がAIロボットやIOT機器のセンサーを使って見守るサービスも新たに始まっている。自宅にあらかじめ設置されたセンサーが脈や血流などを計測し、看護師がいるセンターへ転送。24時間監視するというものだ。12月から始まるこのサービスは、見守りAIロボットによる問診も可能になる。
高齢化と医療現場の人手不足の解決となるのか、福岡で始まっているIT医療最前線を見つめる。

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■訪問診療と合わせてオンライン診療を実施している病院
▽医療法人 貝塚病院
電話:092-632-3333
住所:〒812-0053福岡県福岡市東区箱崎7丁目 7-27

■オンライン診療のシステム「yadoc(ヤードック)」
▽株式会社 インテグリティ・ヘルスケア 
電話:03-6661-0858
 
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■AIロボットとセンサーで看護師による見守りサービスを提供している会社

▽(株)ワーコン
電話:092-260-1611

【担当PDの一言】
ITやICTというと、「温かみが感じられない」「冷たい」というイメージを持つ人もいると思います。しかし実際、オンライン診療の現場を見て、タブレットの画面にかかりつけの医師の顔が映った瞬間、笑顔で話し出すおばあちゃんの表情がとても印象的でした。
一生懸命、痛みや症状を伝えるおばあちゃんを、うんうんと聞いてくれると医師との関係性はたとえそばにいなくても充分にコミュニケーションをとれると実感しました。
また今回は、90歳以上のおばあちゃんとおじいちゃんに取材で伺いましたが、寝るときも何かあったら怖いからと一緒に寝ていたり、もしまた夜中に何かあったらと不安な気持ちで過ごす家族の方がいました。
ロボットやオンラインが、高齢者や支える家族の不安をなくすためにも、そして介護の負担を減らすためにも、より多くの人にサービスとして受けられる日々が来ればと思います。
そのためも、先駆けて福岡で行われているオンライン診療や服薬指導、見守りサービスが重要。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:フォーカス福岡 | 固定リンク


2018年12月05日 (水)佐賀 期待の新品種 いちごさん~佐賀~


全国各地で、「ご当地いちご」が人気の中、佐賀県も「さがほのか」にかわる新しいイチゴを開発した。その名も「いちごさん」。佐賀生まれの人気品種「さがほのか」以来、20年ぶりの新品種となるいちごを11月15日から市場に初出荷した。
絵に描くイチゴのように凛とした美しい赤色と形。そして口に入れると華やかなで優しい甘さ。さらに果汁もみずみずしいという特徴がある「いちごさん」。佐賀県内166戸の農家で、およそ18ヘクタールの栽培面積、出荷量を900トン目指すという、佐賀県の一大プロジェクトだ。
目的は新規就農者を増やすこと。佐賀県の農業にとって「いちご」は、たまねぎに次ぐ主要な作物。しかし、農家の高齢化などで作付面積と出荷量が徐々に減ってきている現状がある。そこで、さがほのかより収量も上がり、高収入にもつながる新しいブランドのいちごを開発し、新規のいちご農家を増やしたいという希望もあるのだ。
消費者にとっても生産者にとっても期待を集めている「いちごさん」。生まれたばかりの超おいしいイチゴ「いちごさん」を紹介する。

■新品種「いちごさん」
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■佐賀県農業試験研究センター 木下さん
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■いちご農家 渡邊さん
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■いちごさんの購入は
佐賀や福岡の百貨店、スーパーなどで販売しています。
金額は、店舗によって違いますのでお問い合わせください。
また、現在は品薄の状態が続いていますが、これから12月末にかけて販売される量は増える見通しです。

■いちごさん問合せ
▽佐賀県農業協同組合 JA佐賀直営店「さが風土館 季楽(きら)」
住所:〒840-0811 佐賀市大財3丁目7番16号
電話:フリーダイヤル 0120-894―151

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「いちごさん」。かわいらしい名前の、佐賀県のいちご。
11月15日にデビューしたばかりで、話題の人気新品種なんです!

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私もデビュー直後に頂いてきたのですが、甘さだけでなく、酸味もしっかりと感じられるさわやかな味わい。後味もすっきりしているので、何粒でも食べられそうなほどでした!

佐賀県農業試験研究センターでは、開発秘話をたくさん伺って、このいちごにかける、佐賀県のみなさんの思いをすごく感じました。

農家の渡邊さんは、栽培に関するデータや、育成のコツなどを、他の農家さんとも共有するなど、いちごさんをもっと佐賀県全体で盛り上げたいと活動されているんです。

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今年も徐々に出荷量が増えていくそうなので、見かける機会も増えてくると思います!いちごさんがますます広がっていくのが、楽しみです!

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18:30 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク


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