2020年08月06日 (木)NHK福岡が「みんなが出るテレビ」を掲げた3つの理由


こんにちは、ディレクターのマルヤマです。

NHK福岡は今年、開局90年を迎えます。
福岡の地で90年間、放送を続けることができた感謝を伝えよう。
そのために、今年1年をどう進めていくか、去年の秋頃から話し合ってきました。

そしてスローガンを、「みんなが出るテレビ」と決めました。

90th_200806_01.jpg

なぜ「みんなが出るテレビ」を掲げたか。
その理由は大きく3つあります。


(1) テレビって、出てもらわないと成り立たない
ニュース、災害報道、街頭インタビュー、ドキュメンタリー、のど自慢などエンタメ番組…。

テレビ番組の大半は、出ていただくみなさんの存在なしでは成り立ちません。
今も昔も、毎日のように誰かに出てもらうことが不可欠でした。

これって実は、テレビを作る側にとって、当たり前のことすぎました。
たくさんの方のご協力のうえで放送が成り立っていることを、
今一度、意識しよう、テレビの原点を見つめ直そう、と考えました。


(2) テレビに出るのは、楽しい
子どもの頃、街でカメラをかついだ大人を見かけると「テレビに映るかも!?」
と友達と近づいていった。街頭インタビューで突然マイクを向けられると、汗が噴き出し、ギョッと目を見開く。テレビの観覧募集にハガキを送ると、自分がアップで映ったらどうしようと、余計なことを考えちゃう。そんな経験、ありませんか?
 

 今はSNSや動画配信サイトで個人でも気軽に映像を発信できる時代ですが、
大きなカメラの前に登場してテレビに出る体験を、みなさんと一緒に楽しみたい、と思っています。緊張もしますし、どんな風に映っているか、放送される瞬間の直前まで、ドキドキが止まりません。(ディレクター歴12年ですが、僕もいまだに緊張します)。でも、そんな胸の高鳴りを伝えたいし、テレビに出る体験を思いっきり楽しんでいただきたいのです。

余談ですが、先日、上司のプロデューサーが、職場にあるテレビの前でニヤニヤして座っていました。というのも、他局のグルメ特集に家族で取材されたらしく(in中華屋)、その放送を見ようとしていたのです。作る側の人間ですら、テレビに出る体験をいまだに楽しみにしてしまうようです(笑)。


(3) 裏方も出る
 みなさんに出てもらうのだから、中の人間も出ていった方がいい!?
どんな人間が番組を作っているのか知ってもらうことも、大事だと考えました。

 「このニンジンは、○○市の○○さんが作りました」と、生産者の写真が貼ってある
野菜に少し安心するように、僕たちも、ちょこっと番組に顔を出してみよう、と考えています。ディレクターであれば、企画を考えた意図を知ってもらったり、記者であれば、事実を伝える+人柄を知っていただいたり。たとえ顔が出なくても、番組の内容から、人間臭さや感情伝わるといいな、と。
「野菜に貼ってある生産者の写真」の存在感が、今の目標です。



長くなってしまいましたが、以上、3つが、
「みんなが出るテレビ」を掲げた理由です。

今後、このブログでも、NHK福岡の中のスタッフの制作に込めた想いを発信していければと思います。テレビを見る合間に、こちらもお楽しみください。

(ディレクター マルヤマ)

投稿者:開局90年 スタッフ | 投稿時間:15時00分


ページの一番上へ▲