ようやく、かないました。
10年越しの思い。
ついに開業した西九州新幹線の車両をデザインしたのが、数々の列車をデザインしている世界的なデザイナーの水戸岡鋭治さんです。
実は、念願かなってのインタビューでした。
私が水戸岡さんに最初にお会いしたのが、今から10年余り前、九州新幹線・鹿児島ルートが全線開業する前日の2011年3月11日のこと。
開業日に博多駅の屋上で行うトークショーでお話を聞くための打合せをしていたのです。
―――その時、あの大地震が発生したのでした。 東日本大震災です。
時刻表など様々な掲示板の様子がおかしくなって、不安が大きくなってゆき、水戸岡さんも東京の事務所と連絡を取り、事態の重大さが刻々とわかっていく中、東京へ戻ることに。
そして、新幹線開業に関連するイベントはすべて中止が決まりました。
以来、いつか必ずインタビューしたいと思い続けていたのです。
それが今回かなったのでした。
私の喜びもひとしおで、たくさん話をきかせていただきました。
西九州新幹線の開業は、お祝いムードで安心安全に迎えることができて本当に良かったです。
インタビューについての詳しい内容は、こちらの特集ページに書いています。