アナウンサーの廣瀬雄大です。
北九州局時代、漫画家の松本零士さんにインタビューさせていただいたことがあります。
SF作品と並び、松本さんがライフワークにしてきた「戦場漫画」について
小倉の街を一緒に歩きながら、戦時中や戦後の話をたくさんうかがうことができました。
疎開先で見た、頭上に飛ぶアメリカ軍の大編隊
戦後、移り住んだ小倉で目にしたもの
父親から聞いた戦場のリアル
戦争が“無残”で“辛いものだ”と感じ、
その思いを抱きながら、戦場にかり出された若者たちの姿を描き続けたと話してくださいました。
そして、ロケの合間には、小倉の街の思い出もたくさん教えてくれました。
関門海峡で泳いでいたこと、にぎやかだった街の様子・・・。
なんと、事前の取材の際には、昔の地図を自ら広げて!
小倉の街のことを、楽しそうに語ってくださったのも覚えています。
いま、松本零士さんの、故郷への思いや作品の魅力、その思いに、もう1度迫りたいと思います。
NHKに残る松本さんの映像も加え、少年時代からの同級生や、漫画の研究者、松本さんと仕事を一緒にしてきた方々に、話を聞くことができました。
「追悼 漫画家 松本零士さん~素顔と作品に込めたメッセージ~」
https://www.nhk.or.jp/fukuoka/recommend/program_230311-3.html
3/11(土)午前9:30~ 総合で、九州沖縄向けに放送です。
また、私が担当した、戦場漫画についてのインタビューは、
ラジオ深夜便のHPで、14日(火)午前2時まで、聴き逃し配信を聞くことができます。
※3/6(月)放送分をクリックしてください。
深夜便リンク(https://www4.nhk.or.jp/shinyabin/)
また、WEB記事でもご覧ください。
「戦跡」特設サイト(https://www3.nhk.or.jp/news/special/senseki/article_4.html)