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歌手として挑戦し続ける ー五木ひろしさん・75歳ー(上)

  • 2023年11月30日

75歳で輝き続ける!福井の大スター

美浜町出身の歌手、五木ひろしさん。
今月、福井市では12年ぶりとなるコンサートを開きました。
スターの姿を一目見ようと、会場には県内外から1000人を超えるファンが駆けつけました。

今月11日、フェニックスプラザで行われたコンサート

ステージに向かう五木さん、久しぶりのふるさとでのコンサートを楽しみにしていました。

(大谷)久しぶりの福井ですね。ステージ前は、緊張?どんなお気持ちですか?
(五木さん)
福井市では久しぶり。緊張はしないし、楽しみにしてる。楽しみながらお届けします

楽屋を出てきた五木さん。

コンサートでは、自身のヒット曲「VIVA DA VIDA~いきてるっていいね~」から始まり、福井ゆかりの「北前船」や「ふるさと」など25曲を披露。
おしゃべりも交えながら、2時間ほとんど休憩なしでステージに立ち続けます。
曲の雰囲気に合わせた「はや着替え」でも、会場を沸かせました。

前奏の数十秒の間に着物へはや着替え。会場を沸かせた。

ことしで75歳になった五木ひろしさん。
年を重ねても、現役の歌手として挑み、輝き続ける五木さんの思いを聞きました。

コンサートへ込める思い

 

真っ白なコンサート衣装を身にまとった五木さん

(大谷)ふるさとでのコンサートはいかがでしたか?
(五木さん)やっぱりあの熱気がありますのでね。全国いろんな所でコンサートやりますけど、僕自身は、故郷へ帰るという気持ちがありますから。きょうもやってて、とても熱い声援でした。

(大谷)2時間、五木さんが歌い続けていらっしゃって、しかも「はや着替え」はマジックのようで!
(五木さん)
特に1つの公演でワンステージという形を、今はずっとやってますんでね。そうすると1回、ぽっきりというか。その時1回しか見られないわけですから、より一層内容を濃くして、とにかく歌いまくろうと。
僕の場合は司会もいませんし、ゲスト歌手もいません。そして、着替えに行っている間は、極力短い時間の中で着替えようと。そして、はや着替えの間、バンドは一切音を切らない。音がずっと鳴ってる。僕がいなくなったときでも、バンドの音は鳴って、それをそのままつながっていくと。だから2時間、僕もそうですけど、実はバンドのメンバーはずっと演奏しっぱなしなんですよ。

(大谷)コンサートには、五木さんのどんな思いがあるんですか?
(五木さん)
やっぱりライブが一番ですからね。ライブ自身が歌手にとって、全てと言っていいんで。テレビというのはね、ある意味ではいろんなこと語ったり、それから新曲をPRしたりとかね。
全国行けない所に、こういったテレビなんかは届けてくれますから、ここも大事なんですけど、実は歌手にとってライブっていうのはある意味では、生命線なんですね。

歌手生活で意識してきた3つのこと

ことし、歌手生活59年を迎えた五木さん。
長年、特にこだわっているのが、歌い方です。

デビュー曲「よこはまたそがれ」ではギターの弾き語りを

年を重ねると、キーを下げる歌手が多い中、
五木さんは、ほとんどの曲をレコーディングした当時と同じキーで歌っているんです。

(大谷)
今回ファンの方にお話を伺う機会が私あったんですけれども、「よこはまたそがれ」の時、20代の時のあの伸びのある歌声から変わってないっておっしゃるんですね。
歌や声へは、どんなこだわりがありますか?
(五木さん)
よく僕が言うんですよね。悪くなる3要素っていうのがあって、1つがテンポを落とす、1つがキーを下げる。ひとつは崩す、崩してしまう。歌い方をですね
(大谷)
年を重ねるとどうしても・・・
(五木さん)
年を重ねるだけじゃなくて、若い時でもそうなんです。それをやってはいけないというのは、僕も20代の頃から。ずっとそれを、頭にいれてやって来たんですよね。

 

悪くなる3要素

(大谷)今ご自身は75歳で、歌手生活59年目ですけれど、それでもその当時の声を大事にしてらっしゃるということ?
(五木さん)
大事にしているし、何となくそれをキープできているんでね。はいこれはもう本当に、もう一番、僕自身が一番望んでいたことなんですよね。これはもちろん、姿形も含めてね、人間こう年々変わっていくわけですけど。でも極力変わらないようにしていこうと。特にプロで、現役で歌っている以上ですね。最初のイメージを大切していきたい。

大切なのは、「体型維持」

歌手として理想とする姿を追い求めて、
五木さんが日頃から大事にしているというのが、「体型維持」だといいます。

毎日欠かさず行う ルーティーンとは?

(大谷)五木さんがしているルーティンを3つ挙げていただきました!
体重は測っていらっしゃるんですか?毎日。
(五木さん)
自然と年を重ねていくっていうようなことはやむをえないことじゃないですか。誰しもそれは止めようがないのでね。でも、その中で、自分ができることは何かなと。その1つがある種、体型をキープする。体型をキープするって事は、体重は変わってはいけないんで、毎日体重計に乗るんですよ。
(大谷)ちなみに、何キロとかっていうのは?
(五木さん)
今の僕の体重っていうのは、20代の後半から30代前半ぐらいの体重ですね。
(大谷)ずっと、変わってないんですか?

(五木さん)
もちろん、多少の変化はあったりはしましたから。より一層、この20年ぐらいは気を付けて、体重計に乗るようにしてるんですよ。
10年くらい前から、体重計に乗ってカレンダーに毎日、書くんですよね。そうすると、前後っていうのがわかりますから。それをなるべく、平均した体重にしていきたい。
そうすると、洋服のサイズは変わりませんし。オーダーする時のサイズにしてもね。パターンを取り直さなくても、そのまま作ってもらえるし。色さえ言えば。行きつけの洋服にしても同じサイズで買えるわけですよ。
だから、変な話ですけど、形が変わっていきますけどね、20代の時の洋服も今着れるんですよ。
(大谷)わあすごい…。
(五木さん)
それで僕は自分の今、新しい洋服なんかでも、若手にあげたりするんですよ。「僕も着なくなったからって、一回着たからこれあげるよ」っていうとね。若手の人たちが、一切サイズを直さないで着るんです。
(大谷)20代の方とサイズが本当に同じ!
(五木さん)
上下とも一切直さず切れるんです。そうすると後輩も喜ぶしね。頂いてほら、いっぱい直さなきゃいけなかったりすると大変じゃないですか。
でも、そのまま着れるんです。それはうれしいですね。

(大谷)つづいて、その2。愛犬の散歩を欠かさない!
(五木さん)
今、2匹いましてね。これが16歳になったばっかりなんですけど、トイプードルなんですけど、チャチャとムームーっていうのがいまして。きょうも、福井へ来るこの日も、朝4時半に起きて、散歩して、それでごはんをあげて。30分ぐらいですけどね。でも大好きなんで散歩が

五木さんの愛犬たち

(大谷)
そして3つ目が、なんと半身浴
(五木さん)
これはもうね、35年ぐらい続けてますね。ある方が、半身浴を僕に進めたんですよ。モデルさんなんかはよくやるんですってこれを。半身浴っていうのは半分しか入りませんから。少し熱めのね半身浴だとね。額にピタ―っと汗が出てくるんですね。少しこの額の辺に汗かくっていう事がとても大事だっていうことで、教えてもらってから、これはもう、これこそ毎日やってますね。だから東京にいる時も、地方で泊まったりする時もこれだけは欠かさずやってますね。
(大谷)
私もお聞きして、今朝やってみたんですけれど、顔中に汗をかきました!

(五木さん)
そうでしょ。僕はね、自宅のときは、半身浴からサウナも入ってたんですよ。自室にサウナも作ったんで、半身浴してからサウナ風呂入って、より一層汗をかいてっていう。いまサウナは入ってないですけど。汗かかなきゃだめなんですよ人間は。特に冬場とか寒くなってくると、汗かかないでしょ。汗をかくっていうのがね。とっても大事。

朝起きて、もう1つ大事な事は、おおきなコップに最低2杯は必要なんですよ。
飲んだ水分を、半身浴で少し額から汗を流す。これの循環がね、とっても大事なんですよ。これ皆さん、ぜひおすすめしますね。
(大谷)皆さん、これなら真似できそうかもしれませんね。
(五木さん)全然できますよ。全部、真似できるんじゃないですか?参考に。

五木さんが半身浴の時に読む本

(大谷)ところで、この体型維持をするっていうことって、歌うことにどうつながってくるんですか?
(五木さん)
いや、歌う事にどうつながっているよりも、見た目が大事じゃないですか。僕のステージではかならず、階段を作るんですよ。きょうもありました。必ず階段。
その階段をトントントントントントンと軽く降りて来れるっていうことが大事なんですよ。
(大谷)
降りる時の軽やかさですか!

(五木さん)
登ったりする時もありますけど、だから階段も含めて、その軽やかに動ける足腰っていうのが大事なんですよ。だから、それはもうずっと、どこまでやれるか分かりませんけど、90歳くらいまでやれるかなと思ってますけどね。
(大谷)
90歳まで!そんな五木さんを見ていたいです。

75歳でも歌手として、輝き続ける五木さん。
そこには、「歌手・五木ひろし」であり続けるという大きな覚悟があるように感じました。
歌手生活59年を迎えた五木さんがことし挑んだ、新しいステージとは…!?

続きは、「歌手として挑戦し続ける ー五木ひろしさん・75歳ー(下)」をご覧ください!!

  • 大谷舞風

    福井局コンテンツセンターアナウンサー

    大谷舞風

    福井4年目。
    「ニュースザウルスふくい」を担当。
    最近、カラオケで五木ひろしさんの
    「九頭竜川」を熱唱しました。

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