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\やってるやってるー!/ 画家・ジミー大西さんに聞く恐竜の魅力とは!?

描きたい恐竜、見つけた!
  • 2023年09月28日

\やってるやってる~!/
ジミー大西さんが県立恐竜博物館へやってきた!

右から谷川由美子館長、ジミー大西さん、大谷、髙鍬亮アナ

お笑い芸人であり、画家としても活躍しているジミー大西さんが福井の県立恐竜博物館へやってきた!
これまで恐竜の絵も描いてきたというジミーさん。恐竜博物館の谷川由美子館長とともに、画家としての活動やアートから見た恐竜の魅力について話を聞きました。

 

きょうのゲストは、ジミー大西さん!!ジミーさんやってる?

やってる、やってる~!

ホンモノいただきました!大興奮です。
ジミーさんは福井に来られるのは初めてとのこと。
福井、そして恐竜博物館については、どんな印象ですか?

石川は仕事でたまに来るけれど、福井は初めて。
海鮮が美味しいですよね。
あと、恐竜博物館はこんなに広いんやと来てみて驚きでした!

やってるやってる~!

実は恐竜をモチーフにした作品も!!

28歳の時から画家として活躍しているジミーさん。TVの企画で絵を披露して芸術家などから高く評価されたことが活動のきっかけでした。

中には恐竜をモチーフにした作品もあります。 それが、1996年に描いた「共存共栄」という作品。

「共存共栄」(1996年、100cm×81cm)

長い首の草食恐竜に肉食恐竜が後ろから覆いかぶさり、噛みついています。

描かれているのは「弱肉強食」の世界ですが、タイトルは「共存共栄」。
一見すると逆の意味のようにも思いますが、谷川館長はどう思いますか?

植物を食べる草食恐竜がいて、その草食恐竜を食べる肉食恐竜がいて。
弱肉強食を繰り返しながら命がまわりまわって、「共存共栄」してきたんだろうなっていうのを感じますね。 この絵を見ていると、草食恐竜が弱いだけの存在に見えないんですよね。地球のアースの色、茶色、そしてマグマの力強い朱色、それを使って表現されているように思う。ただ、食べられているだけの弱い存在じゃないように描かれていると感じました。

まさに館長がおっしゃる通りです!これは初期の作品でスペインで書きましたが、弱肉強食、ときに共存共栄しながら、(命が)まわっていっているんだなぁと。
それを描きたかった。

キャンバスからはみ出た画風。
きっかけは、あの偉大な芸術家からの手紙!

ジミーさんの絵の特徴は、はみ出しそうなくらいにキャンバスいっぱいに描くこと。 

ともすれば、はみ出ているというくらい…!

昭和36年、大阪万博の太陽の塔を建てた岡本太郎さんから手紙をいただきまして、絵を描いた時に。「キャンバスからはみ出しなさい!!!」っていわれて、その手紙をいただいて先生はお亡くなりになられたんですけど。 そこからキャンバスをはみ出そうと模索しているとこういう風になった。

元々は、もっとキャンバスの中に描こうとしていたんですか?

枠にこだわりすぎてるって言われたんです!枠の中を気にしすぎてると。
でも どうやってはみ出していったらいいか、自分でも全然わからず…。
気が付いたら芸能界はみ出ていた(笑)

ジミーさんが描くのは、真っ白なキャンバスではない!?

もう一つの特徴といえば、この色合い!
原色とか、少しくすんだ色…さまざまな色を使ってとにかくカラフルに描かれていますよね。 色へは、どんなこだわりがあるんですか?

やっぱりラテン系なんですね。スペインとかよく行っていたんだけれども、ピカソに影響されているのか、ブラジルの誰かに影響されているのか…。原色が多いんですけれども。でも、ホンマは中間色の方が多いんですよ!実は数えると。原色が多いように見えるけど、意外と実は中間色が多い。

そのこだわりの色ですが、白いキャンバスをどうやって着色していくんですか?

白いキャンバスをまず、まっきっきーーに塗るんです!黄色に塗り直すんですよ

 

えっ!?黄色に!?

まずキャンバスを黄色に塗るジミーさん

黄色だと描こう、描こうという気持ちが僕はよく出るんですよ!
なんというか、黄色は僕にとって不安な色。それで黄色いところを必死に埋めていこうとするんです。黄色を塗って、デッサンして、どんどんどんそこから色を足して埋めていく。赤足したら、青足してみようかとか。 ジミーちゃん、もう終わってるんのと違うの?とかよく言われるんです。でも自分の中では終わってないんです!もう完成でいいんじゃないってよくみんなに言われます。

『共存共栄』を指さして)ちなみに、この絵はもうこれで完成!?

みんなが取り上げたんです!もうみんなが完成にしよって! 
終わりがないってみんなが!

じゃあ、まだまだ描けるってことですね(笑)

ジミーさんが、いま気になる恐竜は!?

今日は恐竜博物館を回っていただきましたけれど、どれか気になった恐竜はありましたか?

ステゴサウルスがどうしても描いてみたい!愛しい~ステゴサウルスでした。
 そういう目で観てしまうのは、僕だけなんでしょうか(笑)

そういうもんなんですよ!子どもたちもこの恐竜が好きっていうときは、愛おしいという気持ちになるそうなんですよ。

ジミーさんが興味を示したのは、 スぺロサウルス・ムーシ。
ステゴサウルスに近縁な種類だそうです!

背骨の板のところに、いろんな色を塗ってみたりとか。ホームベースみたいな形のところに、いろんな模様を付けたりとか!いろんな色を付けてみたい。

一枚ずつ色を変えちゃうんですか?

一枚ずつ変えちゃいます!!

もしかしてレインボーかも!?いつか完成を見てみたい!

そんなので生きてたらすぐに食べられちゃいますね(笑)
目立ってしょうがない!!

あはっ、確かにね!!!

キャンバスの枠から もっとはみ出したい!!

今後、どんな絵を描いてみたいですか?

「キャンバスからはみ出せ」を今は横にはみ出していますけど、今度はキャンバスの前にはみ出していこうと思って!こういう恐竜博物館とかみてると、どうしても立体がいいな~と。思ってしまいました。

今日も館内を回った時、草食恐竜の高さがある所がいいなとおっしゃっていましたよね!

キリンのように首が長~い!あれを、キャンバスの前に伸ばしていきたいですね。前に首が伸びていくような(笑)木の葉っぱが前に伸びていて、それ食べているようなのを描きたいなって、きょう観て思いました。面白そうですよね。

首の長~い草食恐竜を眺めるジミーさん

館内のティラノサウルスのロボットや骨格標本をじっくり見ながら、自分ならどんな色に塗るか、妄想を膨らませていました。今後もどんな作品が生み出されるのでしょうか。
去年で画業30周年を迎えたジミーさんの画家としての活躍にも注目です!!
 
 

  • 大谷舞風

    福井局コンテンツセンターアナウンサー

    大谷舞風

    福井4年目
    関西出身で
    ジミー大西さんのコントを観て育ちました
    好きな恐竜は
    肉食恐竜のマイプー


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