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ニュースザウルス 食探いろどりレシピ 2020年6月12日(金)

食探いろどりレシピ

2020年6月12日(金)
出演者:食探料理人 出倉弘子さん/食探案内人 山口瑛己アナウンサー

「旬のアジを手軽に福井らしく楽しむ方法!」

今回は、料理研究家の出倉弘子(でくら・ひろこ)さんに、旬のアジの手軽で福井らしい食べ方を教えてもらいました。まず、教えてもらったのは、アジの3枚おろし。自分で3枚におろすと、空気に触れる時間が少ないため、新鮮でおいしく食べられると言います。3枚おろしのコツとやり方を習いました。






        「アジの3枚おろし」
写真3
                   

●さばくコツ●


①魚に対して包丁は並行に動かす
②力まず、包丁に魚を切ってもらうという気持ちで挑む。
写真4

●さばき方●

・うろこ・頭・内臓を取り出し、水洗いします。(水気はしっかり取りましょう。魚が傷みやすくなります。)

・頭を右に置き、表のおなかの方に刃を入れます。このとき、腹びれの上に刃を入れてください。
 真ん中の中骨の辺りまで、切っていきます。
 (1度目は、皮を、2度目は、身を切るように刃を入れると切りやすいです。)

写真5

・次に、魚を返して、表の背中に同様に刃を入れます。

写真6

・表の身がとれるように、尾のほうに頭側に寝かせた刃を貫通させて、左手で尾を押さえて、頭側に包丁を動かしながら、自分の方に引きます。

写真7

・尾を切れば、半身がとれます。


・魚を裏返しにして、おなかと背中も同様な手順で刃を入れて、裏の身を取ったら、3枚おろしの完成です。


※アジには、特有の硬いうろこ「ぜいご」が尾の辺りにあります。
 皮をとらない料理を作るときは、「ぜいご」もとりましょう。

●ぜいごの取り方●


・尾のつけ根から「ぜいご」に包丁を寝かせて入れ、腹に向かって前後に小刻みに動かしながらそぎとります。

今日の料理

「アジともみワカメのカルパッチョ」


料理

 さばいたアジで作るのは、「アジともみワカメのカルパッチョ」。生ワカメを天日で干し、手でもみほぐした福井の特産、「もみワカメ」。これを合わせることで、魚の臭みがなくなり、ワカメのうまみが、アジのおいしさを際立てます。

アジともみワカメのカルパッチョ 材料・4人分

アジ…
100g
レタス…
適量
ベビーリーフ…
適量
塩…
適量
こしょう…
適量
ワインビネガー…
小さじ2
オリーブ油…
大さじ1
粉チーズ(パルメザンチーズ)…
適量
もみワカメ…
適量
グレープフルーツ…
1/2コ

アジともみワカメのカルパッチョ 作り方

1.
3枚におろしたアジの皮と腹骨・中骨を取っていきます。
2.
アジを薄くそぎ切りにして、お皿に円を描くように並べます。
3.
お皿の中央に、レタス・ベビーリーフ・塩・こしょう・ワイン酢・オリーブ油・粉チーズ・もみワカメ・グレープフルーツの果汁をふりかけたら完成です。
  

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