2022年03月18日 (金)鯖江市河和田地区でみつけ隊!【上原 美穂】

3月14日(月)放送の「ほやほやみつけ隊」は、鯖江市河和田地区をご紹介しました。
鯖江市の東部、山あいに広がる河和田地区。1500年もの歴史がある漆器の産地です。
河和田小学校には、漆器のまちならではのものが!
漆器を頭にかぶったキャラクターです!去年誕生しました。
デザインを考えたのは児童です。
鯖江ならではの、眼鏡もかけていますよ。
名前はかわどん!こちらも児童が考えました。
頭がどんぶり、そして河和田地区なので、“かわどん”と付けたそうです。
毎月1回、季節に合わせて衣装チェンジをしています。
おじゃました時は卒業シーズンだったので、袴を着ているんです。
作った井上毅(いのうえ・たけし)先生によりますと、
紙飛行機に乗せて、子どもたちが中学校へと羽を広げて旅立ってほしいという
メッセージが込められているそうです。素敵ですよね。
今回は、そんな漆器のまち・河和田地区で、子どもたちに夢を与えるヒーローを訪ねましたよ。
まず、1人目のヒーローは、塗り職人の堀江一男(ほりえ・かずお)さんです。
堀江さんは、旅館などで使われる業務用の漆器を中心に作っています。
模様はもちろん手書き!まさに職人技です?
実は堀江さん、小学校で絵付け体験の指導をしているんです!
40年近く続く行事で、堀江さんが中心となり、地元の職人などで行っています。
堀江さんは、河和田の産業に触れて、ものづくりの楽しさを知ってほしいと言います。
私も体験させてもらいました!
手がプルプル震えるので、まっすぐに線を引くのが難しいんです。
子どもたちに教えているとあって堀江さん、丁寧に教えてくれました!
子どもたちは作品ができあがると、目を輝かせ、宝物を持つようにして教室に持って帰るそうです。
堀江さんは、ものづくりの楽しさを教えてくれるヒーローでした!
続いて、2人目のヒーロー!
写真を撮るのが趣味だという、大門優(だいもん・まさる)さんです。
中でも、蛍の写真を多くとっています。
ステキな写真ですよね!思わずうっとりしちゃいます。
実は大門さん、蛍が好きすぎて、自分でゲンジボタルの幼虫を育てているんです!
大門さんは、地区の人や子どもたちに、
成虫の姿だけでなく、幼虫や卵の姿をより深く知ってもらいたいと言います。
蛍の餌になる貝のなかまカワニナも、自ら川の中に入って集めてくるそうです。
まさに、愛情たっぷりですよね。
幼虫は、コミュニティセンターのロビーにも展示しています。
館長の藤原春天(ふじわら・しゅんてん)さんによりますと、
みなさんもの珍しそうに、じ~っとのぞき込んでいるそうです。
大門さんは、蛍の魅力を伝えたいと小学校で授業をしています。
また、小学生と一緒に幼虫を育てて、放流もしているんですよ。
子どもたちは、初めて見た時はインパクトが強かったけど、
お世話をするにつれて、だんだん成長していく姿が嬉しかったと言っていました!
大門さんは、蛍の魅力を伝えるヒーローでした!
河和田公民館
住所:鯖江市河和田町19ー6ー1
電話: 0778-65-0001

トラックバック
■この記事へのトラックバック一覧
※トラックバックはありません