2021年12月17日 (金)敦賀市東郷地区でみつけ隊!【北川 玲子】

12月13日(月)放送の「ほやほやみつけ隊」は、
敦賀市東郷地区に行ってきました♪

南越前町に隣り合う東郷地区
高速道路や国道沿いに、19の集落が点在します。

東郷地区はスポーツが盛んな地域!
公民館には立派なグラウンドと体育館が併設されていて、
バレーボールやバドミントン、グラウンドゴルフなど、思う存分スポーツが楽しめます!

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そんな東郷地区での今回の指令は…
時代を見つめた重要スポットを訪ねよ!

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その時、東郷で歴史が動いた」と題して、地区の魅力に迫ってみましたよ!
(どこかで見たことある番組ですね…!?)

1つ目の“その時”は、「1864年12月11日」。
150年くらい前のちょうど今頃!

その日、東郷で一体何があったのか、地区の歴史に詳しい髙木光夫さんに聞いてみると…。

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なんとその日は、水戸天狗党東郷地区に来た日なんだそうです!!
天狗党とは、水戸藩の武士、武田耕雲斎を筆頭に、幕末に尊王攘夷を訴えた集団。

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朝廷に思いを伝えようと京都を目指す道中、東郷で降伏し、
幕府に350人以上が処刑されました。
その悲劇は、放送中の大河ドラマ「青天を衝け」でも登場しました。

そんな天狗党ゆかりの場所が東郷地区に!

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こちらは、水戸天狗党武田耕雲斎の本陣跡です。
当時は、問屋を営む屋敷だったというこの建物。
天狗党東郷に到着してから、ここを拠点にして幕府の使者と交渉を行っていました。
11月に茨城を出発し、長い道のりたどって、ようやく福井までやってきた天狗党
目的の京都までは目前だったんです。

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しかし季節は雪が降る12月。
寒さと飢えで戦う気力をなくしていた天狗党は、東郷で降伏を決断します。

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髙木さんによると、天狗党は地域の人に危害を加えることはなく、
地元の人が天狗党に差し入れをしたり、
付近の集落に「迷惑をかけた」という思いでお金を置いていったりしたそうです。

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髙木さんは、ふるさとにこのような歴史があるということをみんなに知ってほしいと話していました。
激動の時代。志半ばで散った天狗党の歴史を知ることができました。

続いてやってきたのは、中池見湿地
多種多様な生物が生息する東郷地区の散策スポットです。

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次に調査する“その時”は、2012年7月3日
一体なんの日なのか教えてもらうため、中池見湿地にあるビジターセンターを訪ねました。

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中池見・人と自然のふれあいの里、館長の中村令二さんによると…。
その日は、中池見湿地ラムサール条約に認定された日なんだそう!
これまでに60以上の絶滅危惧種を含むおよそ3,000種が確認されている中池見湿地
その歴史は10万年以上にも及びます!
貴重な環境が評価され、2012年の7月3日
国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されました。

ビジターセンターにも、その貴重な生物たちが!

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こちらは、中池見湿地に生息している「キタノメダカ」。

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専門家によると、メダカはこれまで国内に1種類しかいないとされてきたそうです。
しかし今から10年前、ここ中池見湿地で行われた研究で、
「キタノメダカが新種である」という説が発表されたんです。

生き物の宝庫なのは、海に近い敦賀にあるのに、
これまで海水が一度も混ざらなかったことも関係しているんだとか!
中池見湿地は、市街地よりも50mほど高い所にあり、
何万年も前からの気候変動にさらされても、まったく荒らされていないんだそう。
もちろん、これまで外来のメダカと交配することもなく、
とっても貴重なメダカなんだそうです。

さらに、中池見湿地のもう一つの秘密…。
それは、人の暮らしです!

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かつてここでは、稲作が行われていました。
水田を整備することで、まんべんなく日光が届き、背の低い植物も育つように。
生物の多様性に、人の暮らしが一役買っていたんです!

ラムサール条約に登録されて以降、地元では協力して、水田の維持にも取り組んでいます。
来年、ラムサール条約に登録されて10年を迎える中池見湿地
東郷が誇るこの貴重な景色を、ずっと未来の子どもたちにも見せてあげたいですね。

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貴重な歴史と自然の魅力を教えてくださった東郷のみなさん!
ありがとうございました~

投稿者:北川 玲子 | 投稿時間:14:14

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