2017年02月23日 (木)福井市殿下(でんが)地区でみつけ隊!【別司 愛実】

平成29年2月23日(木)放送のほやほやみつけ隊は、福井市の殿下(でんが)地区を訪ねました。
伝統的な食文化が残る、すてきな地区でした。放送で紹介した内容はこちらです↓↓↓
☆殿下地区の自慢①☆
道草(みちくさ)だんごの会
「道草だんごの会」は、地域で昔から食べられてきた「草だんご」の味を次の世代にも伝えていこうと、3年前に発足しました。
50代から60代の地元の女性たち6人がメンバーで、地区の人たちの協力も得ながら、地区内外のイベントで販売し、人気を集めています。
だんごの材料であるよもぎは、殿下地区で採れたものを冷凍保存しているため、1年中作ることができます。
☆殿下地区の自慢②☆
中学生が作った観光パンフレット
パンフレットは、殿下地区の史跡や観光名所などを紹介していて、殿下地区唯一の中学2年生、吉田陽人(よしだ・きよと)さんが、総合学習の授業で制作しました。
(殿下地区の史跡や観光名所などを紹介したパンフレット)
農家レストランで使える割引券もついていて、たくさんの人に地区に来てもらえるよう、工夫されています。
☆殿下地区のイチオシ☆
呉汁(ごじる)
殿下地区の郷土料理「呉汁」は、みそ汁に生の大豆の粉「生豆粉(まめのこ)」を入れて作られたもの。
(殿下地区のふるさとの味「呉汁」)
見た目は卵スープのようで、まるでおぼろ豆腐を食べているような食感。
おみそ汁と比べると、大豆の甘さがより感じられる、殿下地区で昔から親しまれてきた味です。
(大豆のやさしい甘みが口に広がります。体が温まる~)
若い人にも広く呉汁を食べてほしいと、ハートのモナカにフリーズドライした呉汁が入った、かわいらしいアイデア商品もありました。
(ハートのモナカに入った呉汁。
結婚式の引き出物として購入される方が多いそうです)
独自の食文化が根付いている殿下地区。
ふるさとの味を守り続けている人々に出会えました。
殿下地区のみなさん、本当にありがとうございました。

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