別司 愛実
9月20日(木)放送の「ほやほやみつけ隊」は、
福井市の本郷(ほんごう)地区を訪ねました。

(福井市の西部にある、自然豊かな山間の地域です)
放送で紹介した内容はこちらです↓↓↓
☆自慢①☆すこっぷ三味線のグループ「七瀬(ななせ)すこっぱ~ず」
「すこっぷ三味線」はその名のとおり、スコップを三味線に見立てて演奏します。
七瀬すこっぱ~ずは、地区の50代から70代の10人がメンバーで、
5年前に行われた世界大会の団体の部ではなんと優勝!
これまでの公演回数は県内外で600回以上になる人気グループです。

(「七瀬すこっぱ~ず」のみなさんと♪)
☆自慢②☆中平(なかだいら)冬季分校
中平冬季分校は、明治35年ごろに開校したと考えられています。
本郷地区は養蚕の盛んな地域だったため、もともと、蚕の飼育所として建てられたものでした。このあたりは、雪が多くて、3キロほど離れた上郷(かみごう)小学校まで通うのが難しい子どもたちのために、冬の間のみ開かれました。

(中平冬季分校)
多い時には20人以上の児童でにぎわいましたが、昭和の終わりごろになると子どもの数も少なくなり、平成9年に廃校になってしまいました。
しかし、現在でも子どもたちの作品が残るなど当時の面影が感じられ、
地元の子どもたちが校外学習で訪れて、歴史を学んでいます。
(残されている子どもの作品)

(中平冬季分校の前にて。
左:本郷公民館の吉田館長、右:分校の卒業生・前田さん)
☆イチオシ☆炭やき
本郷地区で今や唯一となった炭やき農家、杉本英夫(すぎもと・ひでお)さんをたずねました。森林の管理から加工、販売までを手掛け、年間およそ15トンの木炭を生産しているそうです。作る木炭には、さまざまな種類があります。
メインは、ナラの木を使った木炭。
バーベキュー用として、また焼き鳥屋から、年間を通して需要があります。

(ナラの木を使った木炭)
クヌギの木が使われた「菊炭(きくずみ)」というものもあります。

(菊炭)
断面に放射状の細かい割れ目が入り、その名の通り、菊の花のような模様が美しい木炭です。主に茶道でお湯を沸かすときに使われるそうです。
また、番組では、炭を木の実などで飾りつける「アレンジ炭(ずみ)」をつくりました。

(別司が作った「アレンジ炭」)
タイトルは「本郷に住み(炭)たい!」
本郷で取れた木の実などをいっぱい飾り付けて、本郷のよさを表現しましたよ~!
地域を誇りに思い、それぞれの形で盛り上げているみなさんに出会えました!。
本郷地区のみなさん、本当にありがとうございました。
(「七瀬すこっぱ~ず」さんの衣装をお借りしてポーズ♪)
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:18:45
みなさんはどんな時に幸せを感じますか?
私は、甘いものを食べている時と、家族や友人など、大切な人と一緒に過ごしている時間が一番幸せです(今はなんといっても、1歳の甥っ子に夢中です♪)。

(本日の幸せ「今川焼」)
そして私の祖母は、会うたびに「ばぁちゃんは、今が一番幸せや~」と言っています。そんな祖母の言葉を聞くと、私も幸せになれます(*^^*)
さて、国民の幸せの度合いを重視する国づくりを進めている「ブータン」と、福井県が友好交流を始めて、ことしで5年になります。
そんなブータンについて学べるミュージアムを、先日取材しました。
こちらでは、ブータンの民族衣装を着ることができるんです。

(ブータンの民族衣装。上着が「テゴ」、
下の巻きスカートのような衣装が「キラ」といいます)
この民族衣装は、一般の方も着ることができます。
そのほかにも、食器や、お祭りの時に使用するお面など、ブータンにまつわるさまざまな品が展示されているので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
…そして、おまけの幸せ。
先日、動物園に行ってきたときに撮影したカピバラ。
体を寄せ合って湯船に浸かっているのも、なんだかほほえましくて、見ていて幸せな気分になりました。
(湯船につかるカピバラ)
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:13:11
平成29年2月23日(木)放送のほやほやみつけ隊は、福井市の殿下(でんが)地区を訪ねました。
伝統的な食文化が残る、すてきな地区でした。放送で紹介した内容はこちらです↓↓↓
☆殿下地区の自慢①☆
道草(みちくさ)だんごの会
「道草だんごの会」は、地域で昔から食べられてきた「草だんご」の味を次の世代にも伝えていこうと、3年前に発足しました。
50代から60代の地元の女性たち6人がメンバーで、地区の人たちの協力も得ながら、地区内外のイベントで販売し、人気を集めています。
だんごの材料であるよもぎは、殿下地区で採れたものを冷凍保存しているため、1年中作ることができます。

☆殿下地区の自慢②☆
中学生が作った観光パンフレット
パンフレットは、殿下地区の史跡や観光名所などを紹介していて、殿下地区唯一の中学2年生、吉田陽人(よしだ・きよと)さんが、総合学習の授業で制作しました。

(殿下地区の史跡や観光名所などを紹介したパンフレット)
農家レストランで使える割引券もついていて、たくさんの人に地区に来てもらえるよう、工夫されています。
☆殿下地区のイチオシ☆
呉汁(ごじる)
殿下地区の郷土料理「呉汁」は、みそ汁に生の大豆の粉「生豆粉(まめのこ)」を入れて作られたもの。
(殿下地区のふるさとの味「呉汁」)
見た目は卵スープのようで、まるでおぼろ豆腐を食べているような食感。
おみそ汁と比べると、大豆の甘さがより感じられる、殿下地区で昔から親しまれてきた味です。
(大豆のやさしい甘みが口に広がります。体が温まる~)
若い人にも広く呉汁を食べてほしいと、ハートのモナカにフリーズドライした呉汁が入った、かわいらしいアイデア商品もありました。
(ハートのモナカに入った呉汁。
結婚式の引き出物として購入される方が多いそうです)
独自の食文化が根付いている殿下地区。
ふるさとの味を守り続けている人々に出会えました。
殿下地区のみなさん、本当にありがとうございました。
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:18:25
平成29年2月9日(木)放送のほやほやみつけ隊は、勝山市鹿谷(しかたに)地区に行ってきました。
放送で紹介した内容はこちらです↓↓↓
☆鹿谷地区の自慢①☆
浄信寺(じょうしんじ)の天井絵
浄信寺は、およそ200年の歴史を持つ、真宗大谷派のお寺です。

およそ200年の歴史を持つ浄信寺
寺の格子状の天井は、400枚以上の天井絵で作られています。そのうちおよそ300枚は、専門の絵師ではなく、5歳から85歳までの門徒の方が描いた絵なんです。
色彩豊かな草花が描かれたものや文字が書かれたもの、手形を押したものなど、さまざまな天井絵を見ることができます。

5歳から85歳までの門徒のみなさんが描いた天井絵
☆鹿谷地区の自慢①☆
今年30回目を迎える「鹿谷町雪まつり」
まつりは、地域にとって時には厄介な雪を資源としてとらえ、まちおこしにつなげようと毎年行われています。祭りのメーンは「雪像コンテスト」です。
さまざまなキャラクターや、細かく作られた城など、毎年力作がそろいます。
ことしは「恐竜パークin鹿谷」をテーマに、鹿谷公民館などで2月12日(日)に行われます。
ことしの雪像コンテストのテーマは「恐竜パークin鹿谷」!
☆鹿谷地区のイチオシ☆
鹿谷恐竜ひょうたん
鹿谷地区では、首が長い恐竜に似たひょうたんを、「鹿谷恐竜ひょうたん」と名付け、特産化を目指しています。

私も、「鹿谷恐竜ひょうたん」の加工に挑戦しました!


「鹿谷恐竜ひょうたん」で作った一福丸が完成!
しかし、「鹿谷恐竜ひょうたん」の最大の特徴である、「恐竜の首」の部分をうまく生かすことができず、一福丸の頭からまるで花のつぼみが生えているような仕上がりに…笑。…またぜひリベンジしたいです!
鹿谷地区のみなさん、本当にありがとうございました!!
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:10:42
1月16日(月)放送の「食探!いろどりレシピ」では、一般的なシイタケの倍以上の大きさを誇るジャンボしいたけ「香福茸(こうふくだけ)」と、その香福茸の魅力を最大限に生かした料理を紹介しました。

(ジャンボしいたけの「香福茸(こうふくだけ)」)
「香福茸(こうふくだけ)」の条件は、傘の直径が8センチ以上、肉の厚みが3センチ以上、傘の巻き込みが1センチ以上の3つの基準を満たしていること。
(傘の直径が8センチ以上!)

(私の握りこぶしより大きい!!)
「香福茸」は、1000個に1個ほどしかとれない、とても貴重なしいたけなんです。
1月19日(木)に初出荷され、初競りでは、なんと!6個入り1箱3万円の高値がつきました。
1個あたり5千円…!!貴重なしいたけを試食させていただき、ありがとうございました。
そして、今回作ったお料理は、「ジャンボしいたけの和風カツ丼」。
外の衣はサクッ、中のしいたけはジューシーで、ごはんが進む一品♪
「香福茸」は、その名の通り、幸福な味がしました♪
レシピはこちら↓
http://www.nhk.or.jp/fukui/bangumi/irodori/
(ジャンボしいたけの和風カツ丼、「おいしいたけ!」「うれしいたけ!」。
料理人の栗塚明さんと〝しいたけポーズ〟)
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:17:00
2016年12月7日(水)に、
「魅力たっぷりキャラバン」を、私の地元・敦賀市の敦賀赤レンガ倉庫からお伝えしました。
(敦賀市の敦賀赤レンガ倉庫)
敦賀赤レンガ倉庫のジオラマの魅力や、おいしいグルメについてたっぷりお伝えしました!
(明治から昭和初期にかけての敦賀の街並みが
80分の1の縮尺で再現されているジオラマ)
(中継の現場を上からみた様子)
実は、この50分間の生中継...私にとって、初めて福井局を飛び出してする中継でした!
緊張しましたが、敦賀市出身のお笑い芸人・T2のお2人をはじめ、
みなさまのおかげで、無事に放送することができました!
本当にありがとうございました。
(ゲストのT2のお2人と。
T2の「T」ポーズ♪左から竹本正人さん、別司、友佐乙允さん)
(放送後に出演者が大集合!みんなで「T」ポーズ♪)
そしてそして…。
2016年12月16日(金)に、さっそく2回目の中継も!
福井市の福井大学から、ミュージックロボットについてお伝えしました。
36の打楽器を演奏できて、人と共演するのが特徴のロボットなんです!
開発した福井大学の庄司英一准教授は、「今は人がロボットの演奏に合わせているが、半年以内に、今度はロボットが人に合わせられるようにしたい」とおっしゃっていました。
今後もミュージックロボットから、目が離せません!

(ミュージックロボットの前で、出演者のみなさんと。
左から庄司准教授、福井大学の学生で歌を担当した家高里佳さん、
ピアノを担当した大崎響子さん、別司)
そして最後に☆
中継の緊張感からようやく解き放たれた私。気分が盛り上がり…
クリスマスの帽子を大量に吉川キャスターが持っていたので、みんなでかぶってみました♪

(羽生キャスター、吉川キャスター、一福丸×3と。)
みなさま、すてきなクリスマスをお過ごしください♪
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:16:43
2016年12月19日(月)放送のほやほやみつけ隊は、福井市鶉(うずら)地区を訪ねました。
(里山の風景が残る鶉地区)
(鶉公民館を訪ねました)
放送で紹介した内容はこちらです↓↓↓
☆自慢①☆
郷土の偉人 杉田定一(すぎた・ていいち)
杉田定一は、鶉地区で生まれた政治家で、明治39年から衆議院議長を務めました。
地元では「鶉山(じゅんざん)」と呼ばれ、親しまれています。
風水害で悩む県民のために、私財を投じて九頭竜川などの河川改修に尽力しました。
☆自慢②☆
おかえり イルミネーション
地区の住民たちが設置していて、今年で11年目になります。
仕事から帰ってきた人や、年末年始に帰省する人を温かく迎えようと、およそ4000個のLEDを使い、「おかえり うずら」と書かれた看板と、高さおよそ7メートルのツリーを設置しています。
毎日夕方5時から明け方まで点灯し、来年1月下旬まで楽しめます。
(鶉地区のみなさんのやさしい気持ちがつまった「おかえり イルミネーション」)
☆おすすめスポット☆
水切古墳群(みずきりこふんぐん)
鶉地区にある水切町には、3基の古墳があります。
この3基をあわせて「水切古墳群」と呼んでいて、福井市指定文化財となっています。いずれも6世紀後半から7世紀にかけてつくられたと考えられています。

(有力な豪族のものと考えられている第1号古墳)
歴史の豊かなすてきな地区でした。
鶉地区のみなさん、本当にありがとうございました。
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:18:30
今月6日(日)、ラジオ第1の
「おもてなしラジオ~冬目前! ほっこり北陸再発見~」の公開生放送がありました。
場所は、福井駅前の「ハピリン」の屋根付き広場「ハピテラス」から。
ゲストは、タレントのボビー・オロゴンさんと、日本総合研究所の小林味愛さん。
NHK名古屋放送局の永井伸一アナウンサーと、別司が司会を担当しました。
(左から別司、永井アナウンサー、ボビーさん、小林さん)
今年、日本を訪れた外国人旅行者が2000万人を超えました。
しかし、東海北陸の地域の中には、なかなか外国人に来てもらえず、どう魅力を発信していくか頭を悩ませている地域もあるようです。
そこで、今回番組では、地方の観光資源を掘り起こし、外国人が感じる、東海・北陸ならではの魅力について考えました。
番組冒頭は、同じくハピテラスで開かれていた「ベジ・フル・スウィーツフェスタ」をボビーさんと紹介!
(「おもてなしラジオ」スタート5分前に撮影。張り切ってます♪)
ボビーさんは旬の柿を使ったケーキを食べて、そのおいしさをリポートしていました。
そして、福井の「おもてなし」としては、
若狭町で民宿を経営している、竹越聡(たけごし・さとし)さんの取り組みをご紹介しました。
竹越さんの民宿では、外国人の方を〝お客様〟として受け入れるだけではなく、ワーキングホリデーで日本を訪れている台湾人男性を、民宿の〝働き手〟として受け入れ、「日本のおもてなしの心」を伝える、先進的な取り組みをしてきました。
最初は、言葉や文化が違うことから、外国人を働き手として受け入れることに、不安もあったそうです。しかし、実際に受け入れてみると、台湾人男性に近所の人も積極的にあいさつするようになるなど、外国人の方を町全体として受け入れる雰囲気に変わってきているのではないかと感じました。
(写真中央が竹越さん)
そして、ハピリンから福井駅前の恐竜広場に移動し、中継も行いました。
ボビーさんと一緒に、3体の恐竜モニュメントについてリポート。
(恐竜ポーズで「がおーっつ!」)
恐竜のモニュメントは、去年3月の北陸新幹線の金沢開業にともなって、観光客を、この恐竜で「おもてなし」しようと設置されたもの。
恐竜が生きていた、およそ1億2000万年前にタイムスリップできる福井駅前をアピールしました!
寒い中、公開生放送を会場まで見に来てくださったみなさま、
そして、ラジオを聴いてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:12:46
平成28年11月17日(木)放送の「ほやほやみつけ隊」は、敦賀市中郷(なかごう)地区に行ってきました♪

(敦賀の交通の要衝である中郷地区)
敦賀の交通の要衝で、国道や、高速道路、さらに、JR北陸線・小浜線などが通っています。
放送で紹介した内容はこちらです↓↓↓
☆中郷地区の自慢①☆
衣掛山(きぬかけやま)
中郷地区のシンボルである衣掛山は、標高181メートルで、初心者にも登りやすい山です。
鎌倉時代、源義経・弁慶一行が都落ちの途中、この山で松に着物を掛け、一休みしたことから衣掛山という名前がついたと伝えられています。
(中郷地区のシンボル「衣掛山」)
平成15年からは、郷土に愛着をもってもらおうと、登山道の整備を行っています。子どもからからお年寄りまでが、通行の妨げになる木を切ったり、ゴミ拾いをしたり、看板を設置するなどし、協力してきれいな登山道を保っています。
☆中郷地区の自慢②☆
世代間交流事業
地区では、違う年代の住民同士の交流を深めようと、世代間交流事業に力を入れています。
ことし7月には、園児からお年寄りまでおよそ80人が参加して、流しそうめん大会を行いました。
手作りの長さ20メートルのそうめんの台でそうめんを味わったほか、竹とんぼづくりをして楽しいひとときを過ごされていました。
☆中郷地区のイチオシ☆
伝統野菜「古田苅(こたかり)かぶら」
中郷地区で栽培されている伝統野菜「古田苅かぶら」。
実はつやのある白色で、平べったい丸型。そして煮崩れしにくいのが特徴です。

100年以上前から栽培されてきましたが、農家の高齢化などにより、昭和50年ごろに生産が途絶えました。
しかし、伝統を絶やしてはいけないと、昭和60年に、研究グループが発足し、
県農業試験場が冷凍保存していた種を使い、生産を復活させました。
現在は、地元住民7人でグループを作り、70平方メートルの畑で栽培していて、
ことしは3000個の収穫を見込んでいます。

(古田苅かぶらの畑)
私も収穫を体験させていただきました。力を入れることなく、すっと抜けました!

(立派な古田苅かぶらを収穫♪)
古田苅かぶらのおいしさを存分に生かした、多彩なお料理もいただきました。

豊かな自然あり、食文化ありのすてきな地区でした。
中郷地区のみなさん、本当にありがとうございました。
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:14:00
2016年10月20日(木)放送のほやほやみつけ隊は、福井市の足羽(あすわ)地区を訪ねました。
(「福井の歴史、文化の宝庫」足羽地区)

(橘曙覧(たちばなのあけみ)記念文学館にて。
「ほやほや探し、行ってきます!」)
放送で紹介した内容はこちらです↓↓↓
☆自慢①☆愛宕坂(あたござか)
一つ目の自慢は、愛宕坂(あたござか)です。
愛宕坂は、足羽神社の参道です。全長165メートルあり、階段は145段あります。
(「歴史の道」とも呼ばれる愛宕坂)
(松岡屋吉兵衛の石像)
かつて、愛宕坂は山道で雨が降るとぬかるみ、人々は登るのに苦労していました。
そこで、江戸時代の商人・松岡屋吉兵衛(まつおかや・きちべえ)が寄付を募り、
笏谷石(しゃくだにいし)を用いた石段にしたといわれています。
道沿いには、「橘曙観記念文学館」や、福井の茶道の歴史を紹介する「愛宕坂茶道美術館」などが立ち並び、
かつて多くの文人が愛したことから「歴史の道」ともいわれています。
☆自慢②☆瑞源寺(ずいげんじ)の萩まつり
瑞源寺は、参道に萩の花が咲き誇ることから「萩の寺」の愛称で親しまれています。
先月11日には、萩が見ごろを迎え、境内で萩まつりが開かれました。
足羽そばの会による越前手打ちそばの販売などもあり、多くの人でにぎわいました。


(越前手打ちそば)
☆イチオシ☆銀杏材木工品(いちょうざいもっこうひん)
福井市足羽地区には、ことしで創業70年を迎えた、銀杏材木工品の専門店があります。
福井県産の銀杏の木を使い、まな板や落としぶた、押し寿司の型などを作り、
全国の百貨店で販売しています。

杉やヒノキなど数ある木材の中で、銀杏のみを取り扱っているのは全国的にみても珍しく、平成6年に、福井県郷土工芸品の指定を受けました。
豊かな自然あり、歴史・文化ありのすてきな地区でした。
足羽地区のみなさん、ありがとうございました。
投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:18:40
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