2022年02月10日 (木)鯖江市鯖江(さばえ)地区でみつけ隊!【太田 実穂】

鯖江市の中心部、鯖江地区。
ツツジの名所として知られる西山公園があります。
地元思いの方が多く、様々な活動を行っています!
「38(サンパチ)鯖の日SABAEの日」
鯖江地区をその名の通りサバでPRしようと、
数字の語呂合わせでサバの日とされている3月8日に、
サバの丸焼きやサバ缶の詰め合わせなどサバ料理を販売するイベントです。
「さばえ狂歌コンクール」
地区の偉人・第7代鯖江藩主「間部詮勝(まなべ・あきかつ)」が
詩歌の作品を残していると伝えられていることから、
鯖江地区では、世相や社会風刺を詠み込んだ短歌・狂歌を
県内外問わず多くの方から募集してコンクールを行っています。
毎年600通以上の応募があるそうです。
「マスクでは 表情見えぬ 戸惑いも 目尻のしわに 笑みを読み取る」
「四人まで 家族で囲む テーブルの 脇にあふれた 我れ一人鍋」
そんな鯖江地区の指令は・・・
「サイコロが導く鯖江地区の魅力をさぐれ!」
こちら!
「さばえすごろく」です!
地区の有志が作ったもので、去年12月に完成した、できたてほやほや!
子どもからお年寄りまで、楽しく遊びながら鯖江の歴史や施設を学べるよう作られました。
58あるマスには、鯖江地区内の史跡や公共施設などが描かれています。
マスには、QRコードがついていて、
その場所についての説明を見ることができます!
イラストは地区出身の女性が描いたそうです。
背景は、鯖江を象徴する「眼鏡」の模様で、その中には、
地区の偉人・間部詮勝の紋が隠れているという仕掛けも!
コマまでも間部詮勝や地区内の学校がデザインされています。
「さばえすごろく」は、鯖江市内のこども園や小学校などに
配布され、教材としても使われているそうです。
今回は、このすごろくをしながら地区をめぐることにしました!
めぐった場所をご紹介!
萬慶寺(ばんけいじ)です。
鯖江藩主間部家の菩提寺です。
本堂には、7代藩主間部詮勝が描いた“あるもの”が!
天井絵「風神」「龍神」「雷神」です。
鯖江市の指定文化財になっています。
植田家長屋門です。
植田家は鯖江藩で家老を勤めた家柄で、
藩政時代の面影を残す数少ない建造物の一つです。
道標です。
道のりを旅人に示していた「道標」。
大正11年に鯖江青年団によって建てられました。
道の駅西山公園です。
店内には、鯖江を中心に県内の特産品などが豊富に並んでいます。
その中の「水ようかんバーガー」をいただきましたよ!
不思議な食感で優しい甘さでした。
食い違い跡。
「食い違い」とは、意図的に直角に曲げられた道路です。
城下町の防御設備だったんです。
敵が攻めてきてもまっすぐ進むことができないようにしているそうです。
地蔵橋。
戦国時代、織田信長軍が越前を攻めた際、引き倒した地蔵と伝わり、
お告げを受けた僧が放置されたその地蔵を小川にかけて橋にしたと伝えられています。
鯖江丹生消防組合本部。
地区出身の男性にお話を聞きました!
鯖江地区は、心が温かい方がたくさん住んでいるよと話していました!
最後は、西山公園の展望台!
うっすら雪化粧した絶景を見ることができました!
空気も澄んでいて気持ちよかったです!!
■お問合せ■
鯖江市鯖江公民館
住所:福井県鯖江市桜町1-1-16
電話:0778(51)3010