2021年03月09日 (火)永平寺町松岡(まつおか)地区でみつけ隊【太田実穂】

3月1日(月)放送の「ほやほやみつけ隊」は、永平寺町の松岡(まつおか)地区。
永平寺町の西部、九頭竜川の南に位置していて、大学のキャンパスや永平寺町役場などが集まっています。
松岡地区に地域の魅力を発信しようとユニークな看板が立てられているということで向かいました!
その看板がこちら!
えちぜん鉄道松岡駅のホームにあるこの看板。
ゲームをイメージして、永平寺町と福井大学が地域の活性のためにつくった永平寺町の観光マップなんです。
「永平寺町魅力発信交流施設『えい坊館』に行って永平寺町の知識がレベルUP」などと書いてあり、
楽しく地域を巡れる工夫がされています。
わたしもレベルUPしたい!ということで、マップをもとに、松岡駅から徒歩5分の永平寺町の魅力を集めた『えい坊館』という施設に行きました。
織物会館だった跡地にかつての建物の雰囲気を残して2017年に建てられました。
えい坊館は、「禅」「食」「酒」をコンセプトにしています。九頭竜川でとれる魚や地酒など地域の産物が多い永平寺町。
サクラマスを使った料理や地酒の酒かすを使った水ようかんなどを楽しむことができます。
そして、極めつきはこの場所!
禅文化を体感しようという部屋です。禅をイメージしたデジタルアートが部屋一面に映し出されます。
「本気の座禅はちょっと・・・」という方はぜひ!
永平寺町の魅力を堪能した後は、えちぜん鉄道松岡駅に戻り、とっておきのものを2つ巡りました。
まず一つ目は『撮り鉄に人気のスポット!』松岡駅から歩いて1分ほどの場所です。
ここでは、鳥居と参道の石段を背景にえちぜん鉄道が走り抜けるという風情ある写真が撮影できるそうです。
映画のロケ地にもなっているんですよ!
ちなみに、わたしは挑戦しましたが、うまく撮影できず・・・。またリベンジします!
とっておきのもの2つ目は、国の登録有形文化財である松岡駅の駅舎の中にある色紙です。
この色紙は、松岡地区にお住いの和田高枝(わだ・たかえ)さんという女性が書いたものです。
和田さんの自宅の横の建物には、和田さんが書きためた、たくさんの色紙が飾られていました。
この場所では、10年前、ご主人が子どもたちの心の相談をされていて和田さんはお手伝いをしていました。
ご主人は著書を出すなどしていて和田さん自身もことばの力の大きさを感じたといいます。
そこで、元気が出ることばを書き留めるようになったそうです。
ただ、この場所でだけではなく、もっと多くの人に見てもらって元気になってほしいと考えた和田さんは、
えちぜん鉄道のサポート会の会長などを務めていたこともあり、えちぜん鉄道の駅舎にも飾ることにしたそうです。
嬉しい反響もたくさんあり、和田さんの色紙がほしいとお手紙が届くこともあったそうですよ。
和田さんは、これまでに千枚以上の色紙を書いていて1年ごとにえちぜん鉄道の各駅舎の色紙を変えています。
みなさんもえちぜん鉄道を利用される際は、和田さんの色紙を探してみてください!
■お問い合わせ
永平寺町松岡公民館
住所:永平寺町松岡神明1-129
電話:0776-61-7222