2020年03月19日 (木)坂井市・浜四郷(はましごう)地区でみつけ隊!【北川 玲子】

3月19日(木)放送の「ほやほやみつけ隊」は、坂井市浜四郷(はましごう)地区に行ってきました♪
九頭竜川の河口と沿岸部に沿って広がる三里浜砂丘地。その一角にある地区には、広大な畑が並んでいます。
今回紹介した内容はこちら↓↓↓
☆地区の自慢☆
■米納津太鼓
米納津地域にある保育所に通う子どもたちが、毎年、地区のお祭りで、米納津太鼓を披露しています。
この米納津太鼓では、「たこやき たべた」や「じゃむじゃむカレーパン」など、ユニークな掛け声が特徴です。
■地区を守る松林
砂丘地が広がる地区では、高潮や砂からの被害を防ぐため、昔から松の木が植えられてきました。
しかし近年、害虫で松の木が枯れる事態が深刻化しています。
そこで、地区の子どもから大人までみんなで協力して、
一般的なクロマツより病気になりにくい、抵抗性クロマツの植栽に取り組んでいます。
☆イチオシ☆
■農業でまちを元気に
砂丘地を生かした農業が盛んな浜四郷地区。
水はけがよい砂地では糖分が凝縮し、あまい野菜が育ちます。
らっきょうや、メロン、トマトなどいろいろな農作物が地区では栽培されているんですよ~!
そんな地区にひかれ今増えているのが、県内外からやってきた新規就農者のみなさんです。
県では、農業従事者を増やそうと、農地や空き家の提供などの手厚いサポートを行っています。
浜四郷地区では、この7年で、新たに14人が農業を始めました。
新規就農者を支えるサポートのひとつが、1年間の里親研修です。
地元のベテラン農家のもとで、長年の経験で培われた技術や知識を学んでいる現場を訪ねました。
浜四郷で代々農業を営む篤田雅男さんと、農業を学んで1年、研修中の折原弘嗣さんです。
もともと介護福祉士だった折原さん。以前から農業に興味があり、去年、大阪から福井に移住しました。
移住してすぐは、学校で知識を学び、ことしの1月から、里親農家のもとで、実践的な農業を学んでいます。
ここで食べたトマトのおいしさに魅了され、この地で農業を始めることに決めたそうですよ!
続いて訪ねたのは、里親研修を経て浜四郷で農家となった福家崇良さん。
17年ほど前に、建設コンサルタントをやめ、大阪からこの地に移住しました。
いまでは、小カブや、トマト、メロンの栽培をしています。福家さん自慢の小カブを、生でいただきました。
甘くてフルーツのようなみずみずしさ!とってもおいしかったです!
小カブは、きれいに水洗いされ、毎日およそ1500株が出荷されていきます。
まわりのサポートのおかげでここまで続けてこられたという福家さん。
これからは、三里浜砂丘地のおいしい野菜をもっとたくさんの人に広めていきたいとおっしゃっていました!
地元の人も、新しく加わった人も、一致団結して農業を盛り上げている浜四郷地区。
おいしい野菜を作りたい!という熱い気持ちであふれていました☆