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2020年3月
福井の皆様、お久しぶりです。
すっかり春めいてきましたね。
春といえば出会いと別れの季節…
この春、広島放送局に異動することになりました。
福井で過ごした2年間は、私の一生の思い出であり、宝物です。
大げさな言葉に聞こえるかもしれませんが、本当にそう思います。
「旅ラジ」や「情報たら福」などの公開放送の番組でお会いしたとき。
メッセージを送ってくださったとき。
取材でお会いしたとき。
野球場でのインタビューのとき。
街なかで声をかけていただいたとき。
出会う皆さんが優しくてあたたかくて、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
初めて福井に来た時、駅で聞こえてくる聞きなれない福井の言葉に
心細い気持ちになったことが嘘のように、
福井の優しい皆様と福井の豊かな自然に触れて、
あっという間に福井が大好きになりました。
福井でのすべての経験が、私のアナウンサーとしての
心の軸となり、糧となることと思います。
またどこかで福井の皆さんに放送を見ていただき、
成長したね!と思ってもらえるように全力で私らしく頑張ります。
関わってくださった皆様、放送を見たり聞いたりしてくださった皆様に
心からの感謝を送ります。
本当に2年間ありがとうございました。
どうか皆様お元気で!
またどこかでお会いできますように…

投稿者:豊島 実季 | 投稿時間:19:00
みなさんお久しぶりです! 山口瑛己です。
着任後、佐々木先輩(現・盛岡放送局)のように、楽しいブログをたくさん更新するぞっ!
と意気込んでいましたが、すっかりご無沙汰しており、申し訳ありません…
令和元年度ももう少しで終わりということで、次回のブログから今年度の思い出を少しずつ、つづっていきたい(つづり切れるかな…)と思います!
さて、県内でもスギ・ヒノキ花粉が猛威をふるっております。
私も毎年この時期は花粉症に悩まされていて、外出する際はマスクが手放せません…。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、現在、県内でもマスク不足が続いています。
そのようななか、3月6日の「ニュースザウルスふくい」のなかで「布マスク」についてお伝えしました。
布マスクの効果について、感染症専門の看護師を務める県立病院の宇都宮永紀さんに伺いました。
新型コロナウイルスについては、①自分の予防、②人にうつさないことの、2つの目的にどちらも一定の効果はあるものの、
完全なものではなく、花粉症や日常の衛生対策として使うことが大事とのことです。

布マスクを使ううえで注意することは、
①顔との隙間をなくすようにする
②使用時・洗濯時に表面を触らない
③取り外し後、手洗いをする
といった、使い捨てマスクと同様の扱いを心がけることがポイントだそう。

布マスクを使用する際は、適度に洗剤や石けんを使って洗濯をして清潔に保ちましょう!
投稿者:山口 瑛己 | 投稿時間:15:30
3月19日(木)放送の「ほやほやみつけ隊」は、坂井市浜四郷(はましごう)地区に行ってきました♪
九頭竜川の河口と沿岸部に沿って広がる三里浜砂丘地。その一角にある地区には、広大な畑が並んでいます。
今回紹介した内容はこちら↓↓↓
☆地区の自慢☆
■米納津太鼓
米納津地域にある保育所に通う子どもたちが、毎年、地区のお祭りで、米納津太鼓を披露しています。
この米納津太鼓では、「たこやき たべた」や「じゃむじゃむカレーパン」など、ユニークな掛け声が特徴です。

■地区を守る松林
砂丘地が広がる地区では、高潮や砂からの被害を防ぐため、昔から松の木が植えられてきました。
しかし近年、害虫で松の木が枯れる事態が深刻化しています。
そこで、地区の子どもから大人までみんなで協力して、
一般的なクロマツより病気になりにくい、抵抗性クロマツの植栽に取り組んでいます。

☆イチオシ☆
■農業でまちを元気に
砂丘地を生かした農業が盛んな浜四郷地区。
水はけがよい砂地では糖分が凝縮し、あまい野菜が育ちます。
らっきょうや、メロン、トマトなどいろいろな農作物が地区では栽培されているんですよ~!

そんな地区にひかれ今増えているのが、県内外からやってきた新規就農者のみなさんです。
県では、農業従事者を増やそうと、農地や空き家の提供などの手厚いサポートを行っています。
浜四郷地区では、この7年で、新たに14人が農業を始めました。
新規就農者を支えるサポートのひとつが、1年間の里親研修です。

地元のベテラン農家のもとで、長年の経験で培われた技術や知識を学んでいる現場を訪ねました。
浜四郷で代々農業を営む篤田雅男さんと、農業を学んで1年、研修中の折原弘嗣さんです。

もともと介護福祉士だった折原さん。以前から農業に興味があり、去年、大阪から福井に移住しました。
移住してすぐは、学校で知識を学び、ことしの1月から、里親農家のもとで、実践的な農業を学んでいます。
ここで食べたトマトのおいしさに魅了され、この地で農業を始めることに決めたそうですよ!
続いて訪ねたのは、里親研修を経て浜四郷で農家となった福家崇良さん。
17年ほど前に、建設コンサルタントをやめ、大阪からこの地に移住しました。
いまでは、小カブや、トマト、メロンの栽培をしています。福家さん自慢の小カブを、生でいただきました。
甘くてフルーツのようなみずみずしさ!とってもおいしかったです!


小カブは、きれいに水洗いされ、毎日およそ1500株が出荷されていきます。
まわりのサポートのおかげでここまで続けてこられたという福家さん。
これからは、三里浜砂丘地のおいしい野菜をもっとたくさんの人に広めていきたいとおっしゃっていました!
地元の人も、新しく加わった人も、一致団結して農業を盛り上げている浜四郷地区。
おいしい野菜を作りたい!という熱い気持ちであふれていました☆

投稿者:北川 玲子 | 投稿時間:18:45
3月12日(木)放送の「ほやほやみつけ隊」は、福井市の社西(やしろにし)地区に行ってきました♪
福井市の中心部にあり、日野川と狐川に挟まれた自然豊かな社西地区。
一方で住宅が立ち並び、病院などの公共施設も多い市街地の側面もあります。
今回紹介した内容はこちら↓↓↓
☆地区の自慢☆
■新社殿!稲荷神社
稲荷神社は855年に建立され、この辺りで大切に守られてきました。
1910年の土地区画整理の際に他の2つの神社とまとめられてこの地に移され、
現在は稲荷神社・白山神社・越知神社の3社の神様を祭っています。
とてもきれいなこの神社、実は4か月前に建て替えられたばかり!
「令和元年」と書かれた記念碑も建てられていましたよ~。
■豊富な教育事業
社西公民館では、さまざまな教育事業に取り組んでいます。子どもから高齢者まで、
それぞれの年代向けの事業を用意しているほか、郷土や健康について学べる講座などもあります。
地域の皆さんの交流を深める大切な機会にもなっています。

☆イチオシ☆
■ホタルが飛び交うまちづくり
社西小学校の敷地内にあるビオトープです。ホタルの生態を研究するため、
井戸の水を引き込み18年前に作られました。

このビオトープづくりにも携わった福井県ホタルの会の
山下征夫(やました・ゆきお)さんに案内していただきました。

山下さんは、ホタルが飛び交っていた昔の風景を取り戻そうと活動しています。

先週、別の場所にある水槽で飼育したホタルの幼虫を、このビオトープに放流。
きれいな水や土など、ホタルの生育条件が整ったこの場所で、
成虫となる6月上旬に向けて大きくなっていくんです。
さらに、ホタルの生息に向けて、最近新しく作られた場所もあります。
山下さんに案内された場所は、地区を流れる狐川(きつねがわ)。
本流のすぐ横に、長さ50メートルほどのせせらぎが作られたんです。

鳥に食べられないよう岩を入れて隠れ場所を作るなど、
ホタルの住みやすさを考えた工夫もたくさんありました。
去年、この場所で放流したホタルは、その7割が成虫に!
幻想的な写真ですよね。
ビオトープと合わせて、地区にはホタルが飛び交ったそうです。その数、およそ160匹。
美しい風景を取り戻し、守っていくために、一歩一歩前進している地区でした。
取材にご協力いただいた社西地区の皆さん、ありがとうございました!
投稿者:今村 有希 | 投稿時間:18:45
3月5日(木)放送の「ほやほやみつけ隊」は、越前市の武生西(たけふにし)地区に行ってきました♪
越前市の中心市街地で、秋の風物詩「たけふ菊人形」の会場となる中央公園や、文化センターなど、市の主要施設が集まる一方、神社仏閣も多く点在し風情ある街並みが広がります。

今回紹介した内容はこちら↓↓↓
☆地区の自慢☆
■多文化共生の取り組み
ブラジルやフィリピンなどからの外国人居住者が増加している地区では、お互いの理解や交流を図ろうと、様々な取り組みを進めています。去年7月には「多文化共生納涼祭」を共催し、ブラジル、ペルー、フィリンピン、日本、各国の料理を作ってそれぞれを味わい、外国の文化に触れました。
また、特に多いブラジルの皆さんは、自主的に『日本語学習会』を作り、毎週公民館に集まって活動しています

■だるまちゃん広場
武生中央公園の「だるまちゃん広場」は、越前市出身の絵本作家・かこさとしさんが監修しました。気持ちのいい大きな芝生広場と、子どもたちの好奇心をくすぐる遊具があり、広場の至る所に、かこさんの絵本のキャラクターが登場します。親子連れはもちろん、近所の高齢者のお散歩や、小中学生の遊び場など、幅広い年代が集う、地区の自慢のスポットです。

☆イチオシ☆
■小学生が地区の魅力を発信する紙芝居
武生西小学校5年生のみなさんが、地区の史跡や名所などを題材に、計8本の紙芝居を制作しました。
越前市出身の絵本作家・かこさとしさんが通っていた幼稚園を舞台に、幼少期のかこさんと出会うお話や。

歴史好きの少年とブラジルからの転入生が戦国時代にタイムスリップ!地区内の「龍門寺城」に陣をおいていた織田信長と出会う物語。

家具製造販売店や建具店が集まる「タンス町通り」で行われている「花嫁行列」を題材にしたもの。
室町時代からの歴史がある「龍泉寺」を開いた通玄寂霊(つげんじゃくれい)という僧侶の逸話を描いたものなどがあります。

どれも、現地の人に取材をしてから、小学生たちがオリジナルストーリーを考案しました。
完成した紙芝居は、近隣の幼稚園や保育園、また地区内にある「かこさとしふるさと絵本館」で披露して大好評を得ました!

悠久の歴史の上に、新たなつながりを生み出す武生西地区でした。

投稿者:羽生 ちひろ | 投稿時間:19:00
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